ガザの世界保健機関(WHO)は、ガザ厚生省と連携して、今週、スイマーと漁師に、未処理下水放出と潜在的危険について警告する公報活動を始めた。
ガザのWHO職員、マフムード・ダヘルによると、サイン・ボードが、ガザ42kmの海岸線に沿った、未処理下水が直接海に流れる7つの領域に立てられた。
「考えられる脅威は下痢と皮膚病だが、避けられる領域がある」とダヘルは語る。「魚への影響は(特定された)領域に限られる、また貝-ガザでそれほど食べられないが-にも影響を及ぼす」
影響の領域
環境当局と沿岸域水道局(CMWU)によると、7つの禁止された沿岸地域のうち4つがガザ市にある。北部で影響を受ける地域は、ビーチ難民キャンプ、海岸に面するホテル地区、前大統領関連施設(瓦礫だけが残っている)、シャリハトとして知らるビーチフロント・カフェにより使用される地域だ。さらに南部で影響を受けるのは、前「ネッツァリム」入植地に近い区域、ワディ・ガザ(ガザ渓谷)、ラファ(ガザ-エジプト国境近く)の領域を含む。
全文:IRIN News