2009年07月29日

PNGO:イスラエルとの正常化促進の欺くスローガンに警告

2009年07月26日、ラマッラ、PIC

 The Palestinian Non-Governmental Organization Network (PNGO/パレスチナ非政府組織ネットワーク)は、疑わしげな役目を担い、欺くようなスローガンを用いてイスラエル占領との結びつきの正常化を促進している多くのパレスチナ団体に警告した。

 日曜日に発行された声明で、これに関しネットワークは、近しい協力と「ミスリードされた」団体とイスラエル対応者間の関係に、イスラエル団体と取り引きすることにより、それら団体が、禁じられたパレスチナ限界のレッド・ラインを越えたと強調、怒りを表明した。
「ことさら、米国、EU、世界の他の国々が、イスラエルの占領に対し、西岸での入植活動の恒久的凍結の圧力をかけている時に、またパレスチナの人びとが、世界中のより多くの支持を得ている時に、イスラエルという敵との正常化は、パレスチナの土地とパレスチナの人びとに対する由々しき違反であると、わたしたちは明確にはっきり言いたい」とPNGOの声明は強調した。
 ネットワークは、イスラエル占領とパレスチナの人びとの間は問題ないのだと、世界の人びとを思い違いさせる目的で、世界中のイスラエル諸団体と共同事業を保持する疑わしきパレスチナ団体を率直に非難した。
 PNGOによると、それらのグループ間のそのような関係は、イスラエルとの正常な結びつきは何かしら正常でそう遠くないとの、アラブ世界へ誤った信号を送ることになる。
 これに関し、ネットワークは、そのような事業の外国の資金提供者と資本家に、それら事業が、イスラエルにより占領されたパレスチナ領土で行われているのを思い出し、それら国際的に禁じられる活動を停止するよう、要請した。

原文:The Palestinian Information Center

「外国の資金提供者」にこの国も含まれているに違いない。「善意」に見せかけた「資金提供者」に問題の多くはある。
関連記事:JICA(国際協力機構)のヨルダン渓谷開発提案に対する意見書 パレスチナ情報センター
ラベル:PNGO 占領
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2009年07月28日

東方正教会:わたしたちの土地にイスラエル入植地は建設されない

2009年07月27日、エルサレム、Ma’an
エルサレムのイスラエル中央裁判所は、イスラエル入植企業が、エルサレム旧市街のギリシャ正教会所有資産を使って建設することを防ぐ決定を下した。

 教会の報道官、Issa Muslih神父は、日曜日、弁護団が、退けられた総主教、Irenios一世と商売取引した「入植企業から、教会所有地を護った」と語った。
 Muslih神父によると、総主教Ireniosは、イスラエル企業に教会所有地を売買あるいは賃貸する、同様に、教会を代表して収入を集める権利を与えた。「総主教、Theophilos 三世が、Irenios時代のすべての疑わしげな取引に対抗することを決定した」とMuslihは語る、「彼(Theophilos 三世)は、何度か、ギリシャ正教会が決して不動産業者でなく、総主教職は、教会に属する砂一粒をも防御するためすべての力を行使すると発表した」
 Ireniosは、総主教に、Theophilosが何とか返済した5000万シェケル(1250万ドル)以上の債務を残したと、Muslihはつけ加えた。

全文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:ギリシア東方正教会総主教が東エルサレムの土地没収をブロック(07月26日)
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入植者が東エルサレムのパレスチナ人持ち家を接収、警察は12人を拉致

2009年7月26日日曜日、IMEMC
Ghassan Bannoura
イスラエル入植者グループは、日曜午後、東エルサレムのパレスチナ人持ち家を攻撃して接収、その間警察は、彼ら(攻撃者)を保護し、攻撃を止めようとした活動家12人を拉致した。

 入植者グループは、イスラエル軍に護衛されて、東エルサレムのシェイフ・ジャッラ地区に到着したと、住人はメディアに語った。
 家屋所有者と外国からの支援者が、彼らを止めようとしたとき、兵士たちは住人を攻撃したと、目撃者はつけ加えた。
 住人が、何とか入植者らを敷地の一部から移動させた頃、他の入植者が近くの家を占拠、そして次に、警察は外国支援者11人とパレスチナ職員、ハティーム・アブデル・カデルを拉致した。今年早くに、イスラエルのエルサレム自治体は、新規入植地に道を開くため、シェイフ・ジャッラの28戸に破壊命令を出した。

1967年に、イスラエルがエルサレムを占領して以来、パレスチナ家屋が破壊され続け、国際法に従うなら不法な行為、市の内外で入植地を強行してきた。

原文:International Middle East Media Center

アーカイヴ:イスラエル占領当局が占領下エルサレムに20戸の新家屋設立認可(07月07日)
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2009年07月27日

Facebookがハニヤのファンサイトを削除

ハマース首相の「友人たち」が激怒、アル・ハヤトは、サイトが「イスラエル、米国からの圧力」下にあると報じた

Roee Nahmias
2009年07月26日、Ynet

 インターネットサイトFacebookの管理者が、最近、ガザのハマース首相、イスマイル・ハニヤのファンに捧げられたウェブページを削除したと、ロンドンに本拠地を置く、アル・ハヤトが報じた。
「イスマイル・ハニヤ司令官」と呼ばれるウェブページは、インターネットから削除されるまでに、Facebookユーザの1万人以上を引きつけた。
 そのようなユーザのひとりは、サイト管理者が彼らの行為の説明を提供しなかった、とアラブ日刊紙に語った。彼は、同様の行動が、既に1万7000人の「友人」を蓄積したハマース政治局チーフ、Khaled Mashaalのページを含む、他のハマース系Facebookウェブページに対して取られるかもしれないと警告した。
 多くのFacebookユーザが、サイト所有者に、ハニヤのウェブページ回復と言論の自由のためハマースとリンクする他のサイトの削除を控えるよう要求するメールを送ることにより、主幹による移動に抗議してきた。

 アル・ハヤト報道は「サイトがイスラエル、米国、あるいは、ハマースを含むパレスチナの人びととその抵抗と戦うイスラエルの利益のため行動する他のグループからの圧力下にあると思われる」と述べる。

原文:Ynet news.com

 イスラエル軍専任ラビが兵士たちに「君たちは『よき息子たち』、君たちが立ち向かうのは『悪しき息子たち』、殺すのに躊躇はいらない」と述べた、といった記事も届くが、翻訳できる記事は1日せいぜいふたつかみっつ、選んで「憎しみ」を煽ることはしたくない。イスラエル軍専任ラビの聞くに堪えない意見でさえ、封殺されるべきでない、同意できようとできまいと。
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2009年07月26日

ギリシア東方正教会総主教が東エルサレムの土地没収をブロック

2009年07月25日、エルサレム、Ma’an

 ギリシア東方正教会総主教、Theophilos三世が、イスラエルのエルサレム自治体による、ベイト・サファファ村に近い43ドナムの教会所有地没収の最近の目論みをブロックし遂げたと、土曜日、役員は語った。

 総主教の代理人、パレスチナ人弁護士は、道路拡張と公共施設建設の命令で、ギリシア東方正教会所有財産を没収する自治体内イスラエル地域計画委員会による最近の決定に対し、控訴したとMa'anに語った。
 弁護士、Rami Al-Mughrabiは、全キリスト教議会による決定の後、教会は、総主教と従う人びとにより建設を禁じた「緑の地」に、建造物を開発するイスラエルの決定と闘うと決めた、とつけ加えた。
 総主教報道官、Issa Musleh神父は、イスラエルによるより多くの土地没収を止める過程は、エルサレムの教会の優先事項になってきていると注意を喚起した。彼は、そのような計画でイスラエルに挑戦することは、聖地と所有財産を護る、また、聖地でのキリスト教徒の存在を回復する教会目標の総合的総主教のポリシーの中心であると主張した。

全文:Ma'an News Agency
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イスラエル軍:ガザからの西岸への途中、サッカー選手を拘束

2009年07月23日木曜日、ガザ、Ma’an

 イスラエル軍は、木曜日午後、エレツ検問所を通ってガザを出ようとしたパレスチナサッカー選手を拘束した。

 ラファチームの前フォワード、マフムード・カメル・アッサルサクは、バラタチームに加わり、フットボールの経歴を続けると期待されたナブルスに向かう途中だった。アッサルサクと同道していた他の2人のフットボール選手は、検問所で追い返され、若い選手はイスラエル拘置所に連行された。
 マフムードの兄弟、イマド・アッサルサクは、兵士たちが彼をアシュケロン刑務所に連行したと語り、家族のだれにも彼に対するいかなる罪過も知らせなかったと強調した。

原文:Ma'an News Agency
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国連がイスラエルの牛よけフェンスを設置

2009年07月24日、Ynet
スペイン、インドのUNIFIL(国連レバノン暫定軍)が、イスラエルからの牛を引きつけると彼らが言う、南レバノンの池を護るフェンス設置を提案した。

 国連は先週、15人のレバノン市民のイスラエルへの国境越えを阻止するのに失敗したが、南レバノンのUNIFIL軍は、イスラエルの牛が北国境近く、レバノン領内の池の水を飲むのを止めようとしている。
 レバノンのウェブサイトは、金曜日、スペインとインドの平和維持軍(peacekeepers? 恐らく暫定軍は平和維持軍と別の役割、あるいは平和維持軍より権限が縮小されている)が、イスラエルの牛が水を飲みに来るのを阻み、レバノン羊飼いが群れとその領域に来れるように、水を囲い込む金属フェンス設置を提案したと報じた。
 提案は、南レバノンの国連上級職員と地区の村の1つの指導者との会談でなされた。
 ほぼ1年前、スペイン軍は、イスラエルからレバノンに国境を越え、池への道を造っていた雄牛に発砲した。UNIFIL軍を攻撃し車両を突き刺した後、雄牛は射殺された。

全文:Ynet news.com
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