2009年08月31日

米国がエジプトのガザ締め付けを手伝う

2009年08月27日、Tehran Times

米国軍事専門家は、エジプト治安担当官に綿密な計画を提示し、トンネル摘発のハイテク機器を贈与した。

 米当局者は、エジプト当局者に、議会がエジプトとガザの国境、13.5km(8.4マイル)の安全確保に5000万ドルの配分を承認したと語った。
 彼らは、議会により支持された計画が、国境での密輸を防ぐ米国贈与のハイテク装置の配備も後援すると付け加えた。
 米当局者は、会談が開催されたラファ国境地帯を訪問、エジプトにより摘発され、爆破されたトンネルを調査した。今までのところ、300以上のトンネルが摘発されている。
 当局者はまた、国境に沿って進行中の監視カメラと監視システム設置を視察して、ガザとの国境のトンネル破壊の努力をエジプトに感謝した。
 贈与の機材は、地下トンネルを検出でき、また離れていようと、いかなる地下活動も検出できる。

 パレスチナ選挙でのハマースの民主的勝利を受けた、イスラエルとエジプトによる、打撃を与えるガザ回廊の陸・海・空の封鎖の結果として、ガザの150万住民は、食糧や薬品といった必要不可欠な物資を入手する唯一の手段として、「不法」で危険なトンネルに依存せざるを得ない。

原文:Tehran Times

アーカイヴ:ノルウェー赤十字がガザ封鎖終結を要請(07月08日)
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2009年08月30日

Right to Entry to the Occupied Palestinian Territory(被占領パレスチナに入る権利)が声明を発表

被占領パレスチナ領域(oPt)に入国/再入国の権利キャンペーン
 被占領パレスチナに居住、そして/あるいは訪ねる外国パスポート保持者保護のための草の根キャンペーン:宣戦布告のないイスラエル政策の発布は、現在実施されている。それは、被占領パレスチナを訪ねたい、に住みたい、で働きたい外国人の、入国、そして/あるいは再入国を否定する。イスラエルは恣意的に、被占領パレスチナに到達する唯一の道であるイスラエル入管で、外国人を追い払い、正当化できない辛苦をもたらしている:家族は切り離され、投資家が国を出てゆき、教育者は学校や大学に到達不能で、学生への教育は崩壊しつつあり、老人は世話する人もなく取り残されていて、言うなら結果のいくつかである。

 イスラエルの制限的入国政策は、全住人に否定的結果を持ち、相互関係にある社会経済的、政治的、人道的問題の勢揃いを展開する。Campaign for the Right of Entry/Re-entry to the oPtは、2つの主要標的集団を確認する。

I: 家族の単一化希望者:

12万人以上の外国人は、イスラエルにより定義された規則に則り家族単一化を申請したが、(2000年のアルアクサー・インティファーダの発生のすぐ後に始まった、いわゆる家族単一化凍結で)申請過程でのイスラエルの拒絶により永住権取得不能だった。

II: 訪問者:

これはパレスチナ系、非パレスチナ系どちらもの、短いか長いかを問わず被占領パレスチナに向かう外国籍者が当てはまる。彼らは、親類、花嫁と花婿、また、社会の生産部門の必要不可欠な部分である、学生、教師、人権団体活動家、実業家、NGOのスタッフなどを含む。

解明:
(以下省略)

全文:Right to Enter

アーカイヴ:西岸旅行者:イスラエルをも訪問するならヴィザ入手可能(08月26日)
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米国:入植地は中東会談の前提条件でない

国務省報道官、P.J.クローリーは、米国の主要な目標は、イスラエル-パレスチナ交渉の再開であると語る;「彼らは自身で和平協定の輪郭を決定するだろう」と彼は付け加える。

2009年08月28日、AFP

 合衆国は金曜日、イスラエルへの入植地凍結の要請は、ユダヤ国家が強硬に拒否したので、中東和平交渉再開の前提条件でないと示唆した。
 バラク・オバマ大統領政権は、近しい米国同盟国との間に摩擦を引き起こす、西岸と東エルサレムでの入植地(建設)停止(を求める)姿勢を変えていないと主張した。

全文:Ynet news.com

関連記事:「ネタニアフ:『我々は入植地凍結に同意しなかった』」
2009年08月28日金曜日、IMEMC
Saed Bannoura

イスラエル首相、ベンヤミン・ネタニアフは木曜日、イスラエルが米国政府との会談で、入植地凍結に同意したとされることを否定した。彼の声明は、ドイツ首相、アンジェラ・メルケルが、入植地凍結は中東和平交渉再開に不可欠と語った後に、出された。

     「エジプト:イスラエルは会談前に東エルサレムでの建設を停止すべき」
2009年08月28日、Haaretz
Natasha Mozgovaya

 エジプト外務大臣は、中東和平交渉再開前に、東エルサレムがイスラエル入植活動凍結に含まれるべきと語る。
 Ahmed Aboul-Gheitは金曜日、エルサレムはアラブであり、「そしてそうあり続ける」と、ストックホルムで記者団に語った。
 彼は、アラブ世界はその領域がイスラエル入植地の停止に含まれると期待していると語った。オバマ政権は、イスラエルのすべての入植活動停止を、パレスチナとの和平交渉再開の条件とする主張の撤回を暗示した。

アーカイヴ:米国が、入植地凍結から東エルサレム除外に同意(08月28日)
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2009年08月29日

キュレーターがガザ戦争に抗議してテルアヴィヴ・芸術ビエンナーレから撤退

2009年08月28日、Haaretz
Liora Kapla

 9月にイスラエルで開催される芸術ビエンナーレ(隔年開催)、ArtTLV計画に参加していた2人の外国人キュレーターが、イスラエルのカウンターパート(対応者/この場合、イスラエル主催者)が、イスラエルのガザでのCast Lead作戦を非難する記事の発表と「芸術と戦争」についてのシンポジウムの準備を拒絶した後、プロジェクトから手を引いた。

 2人のキュレーター、ロシアのViktor MisianとスロベニアのZdenka Badovinacは、2008年12月に始まったガザでの3週間の作戦の前にイスラエルを訪れた。
 2人が手を引いた後、キュレーションの責任は老練なイスラエル人キュレーター、Edna Moshensonと彼女の同僚、Maayan Sheleffに移された。
 主催者のひとり、テルアヴィヴの Sommer Contemporary Art galleryのIrit Sommerは、国際的コラボレーションの考えは当初からあったと語った。しかし、彼女は今週、MisianoとBadovinacの決定を理解していると語った。

全文:HAARETZ.com
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『壁で囲まれた地平線』- 語り:ロジャー・ウォター

2009年08月26日

『壁で囲まれた地平線』は、音楽家として、また壁についての曲を書いたソングライターとして、パレスチナ領域の壁を訪ね、彼の観察を表明する、ロジャー・ウォター(ロックバンド、ピンクフロイドの創立メンバー)により語られ、主演する。映画は、都市の、そして田園地域のパレスチナ人が、壁のルートを違法とした2004年のInternational Court of Justices Advisory Opinion(国際司法裁判所見解)以来、いかに壁建設から影響を被るかを探る。何人かのイスラエル治安部隊上級職員が、映画中でインタヴューを受け、うち2人は、壁ルート計画に直接の責任があり、その建設のイスラエルのポジションを説明する。映画はエルサレムの国連により製作された。

Part 1

Part 2

アーカイヴ:ピンク・フロイドの代表が物語るイスラエルの壁の国連映画(08月22日)
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元政治家たちがイスラエル検問所訪問

AFP
QALANDIA、西岸

 著名な元政治家と財界リーダーのグループが、水曜日、地域聴取ツアーの一部として、被占領西岸のイスラエル検問所を訪ねた。
「年長者たち」として知らるグループの代表団は、元米国大統領、ジミー・カーター、南アフリカ共和国大司教、デズモンド・ツツ、多国籍ヴァージン・グループのイギリス人創設者で代表のリチャード・ブロンソンを含む。

 エルサレムの外、カランディア検問所を車で通り抜けた後、グループは、コンクリート壁、檻の歩道、エルサレムと西岸を繋ぐ主要道のうなる交通の詰まりを調査するため、輸送団から現れ出た。
 そこで、彼らは、イスラエルが1967年の6日戦争で占領し後に併合した、東エルサレムの高校への日々の2時間の通学を説明した、ラマッラの18歳、ゼイナ・アブ・ハムダーンに会った。
「毎朝目覚め、ここに来るとき、わたしはびくびくして、わたしが直面するだろう屈辱について考えます」と、彼女は語った。
 検問所通過は、しばしば、金属で覆われた通路で長時間待つことを意味し、捜査とイスラエル徴集兵のヘブライ語で発される大声の命令が続く。
「幸運なら、どれくらいかかる?」とカーターは彼女に尋ねた。
「30分」と彼女は答えた。
「不運なら?」
「2時間か3時間」

全文:Google
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2009年08月28日

米国が、入植地凍結から東エルサレム除外に同意

Barak Ravid
ベルリン

 オバマ政権は、差し迫る入植地凍結の交渉から、東エルサレムを除外するというイスラエルの要求に同意した。イスラエル官僚と西側外交官の両方によれば、米国中東特使、George Mitchellは、ベンヤミン・ネタニアフ首相が東エルサレムでの入植地凍結を発表できない事実を認めた。官僚は、米国が、そこ(東エルサレム)での新たな建設を是認しないが、エルサレムに関して公的発表を要請しないと、語った。

「玉虫色の決着」?

全文:HAARETZ.com

アーカイヴ:入植地に関するイスラエル大臣の発言:2題(08月11日)
posted by mizya at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする