2009年08月06日

トルコ:エルサレムの追い立てでイスラエルを非難

2009年08月04日火曜日、アンカラ(AFP)

 トルコは、火曜日、東エルサレムからパレスチナ家族を追い立てたことで、中東での和平努力に対する深刻な反動と、イスラエルを激しく非難した。
 外務省声明は、イスラエルに「党派間の信用を傷つける歩みを控え、東エルサレムの地位を変える」よう促し、「平和の努力にとり重要」と強調した。

全文:Yahoo! news

関連記事:「ワシントン:東エルサレムの追い立てでイスラエル大使を呼ぶ」HAARETZ.com

アーカイヴ:東エルサレムでの追い立てに国際的非難(08月05日)
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イスラエル入植地製、美の製品の醜い現実

2009年08月03日、The Electronic Intifada
Adri Nieuwhof

 イスラエルは、2000年にEUと契約した連携合意の下、ヨーロッパとの工業製品の自由貿易に恵まれている。イスラエル化粧品会社、アハヴァの最高経営責任者、ヤーコヴ・エリスは、2008年11月5日、BBCラジオ番組、Todayで、彼の会社がEUとの自由貿易から利益を得たと語った。アハヴァは、ロンドンとベルリンに店舗を所有し、2008年、ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、中東にわたって店舗を有する、主要なフランス香水製造チェーン、セフォラと契約を交わした。

 アハヴァは化粧品を、死海のミネラルを使い、占領下西岸で製造する。会社のスキンケア製品は、「イスラエル、死海」産としてEUに輸入される。西岸でつくられたイスラエル製品は、EUへの免税輸入からの利益は想定されない。

 アハヴァは、占領下西岸のMitzpe ShalemとKaliya入植地に堅く根を下ろす。2つの入植地のキブツは、それぞれアハヴァの株式の34パーセントと6パーセントを所有している。Mitzpe ShalemとKaliyaのどちらも、死海沿岸に近く観光に利用している。

 アハヴァCEO、ヤーコヴ・エリスは、アハヴァ本社がテルアヴィヴ近くだから「イスラエル産」で問題ないと考えているらしいが、EUの自由貿易規定は「生産地」を問題にしている。「免税」分を支払うことになるかもしれない、といったことが、The Electronic Intifadaの全文を読むと判る。

全文:The Electronic Intifada

アーカイヴ:Code Pink:Ahavaボイコットを呼びかけ抗議(08月01日)
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2009年08月05日

EU大統領:エルサレムの追い立て、不法で容認できない

2009年08月03日月曜日、ベツレヘム、Ma’an

 EU大統領職スウェーデンは、月曜日、前日のパレスチナ2家族の東エルサレムの家からからのイスラエルによる排除を、「不法」で「容認できない」として非難した。
「EU大統領職は、東エルサレムでの継続的で容認できない追い立て、とりわけ、イスラエル当局による、シェイフ・ジャッラ地区での2家族の家からの追い立てについて、深刻な懸念を何度でも繰り返す」と声明で述べた。
 大統領職は「東エルサレムでの家屋破壊、追い立て、入植活動は国際法の下、違法なのだと思いおこす」
 声明はまた、「カルテットを含む国際社会により、東エルサレムでのいかなる挑発的行為も控えるよう、繰り返された要請に反する」と述べた。

全文:Ma'an News Agency

関連記事:「EU大統領職、スウェーデン、東エルサレムに対するイスラエルの行動を非難」Palestine News Network
     「フランス:東エルサレムを遺憾に思う」Ma'an News Agency

アーカイヴ:東エルサレムでの追い立てに国際的非難(08月05日)
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イスラエル:エルサレム近くのパレスチナ村を併合

2009年08月04日火曜日、IMEMC
Saed Bannoura
イスラエル当局は、パレスチナの村、ベイト・イクサを、地図上、併合僻の西に位置することから併合し、エルサレムの一部とみなした。決定は、村が西岸から孤立することを意味する。

map_jlemsub.jpgStop the Wall

 決定は、2006年にイスラエル政府によって発布された、村を併合しないとする決定と矛盾する。
 決定の実施は、およそ3000人のパレスチナ人に、どのような許可もなくイスラエル入りが許されるだろうが、しかしまた、西岸から孤立することを意味する。

全文:International Middle East Media Center
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東エルサレムでの追い立てに国際的非難

2009年08月03日、Palestine Monitor

イスラエルに向けた米国の論調の変化と暫定的入植凍結の最近の発表は、前進の動きと見えたが、しかし楽観的には注意深く、パレスチナ人の継続的な追い立ては、地域の和平へのさらに別の妨害の前兆である。

(中略-アーカイヴ参照)

 国際法によると、1967年の併合以来、東エルサレムは占領地に指定され、したがって、イスラエル入植地は不法と考えられる。 パレスチナ人は、東エルサレムを将来のパレスチナ国家の首都とする希望を抱いている。

 国連、米国、英国は、国際法に対するもうひとつの目に余る無視を提供し、地域の和平達成への障害として、追い立てを非難した。
 追い立ては「完全に容認できない」と表現する、国連中東和平特別査察官、Robert Serryは「これらの行動は、緊張を高め、和平達成への実りの多い交渉のため、国際社会の条件を整える努力を傷つけるものである」と語った。
 米国大使館外交官も、エルサレムの外務大臣に抗議の書簡を送ることにより、追い立てへの非難を表明し、シェイフ・ジャッラに直接位置する英国領事館は、追い立てを「ひどい」と表現した。
 PLOおよび国内的批判もまたイスラエルに向けられた。

全文:Palestine Monitor

関連記事:「大統領府官僚:イスラエルの東エルサレムの家への不意打ちは平和の棺の釘である」Palestine News Network
     「東エルサレムからのアラブ家族追い立てを米国が非難」HAARETZ.com
     「東エルサレムでのパレスチナ抗議活動を警察が攻撃;5人負傷、数人逮捕」International Middle East Media Center

アーカイヴ:イスラエルがパレスチナ家族追い立て(08月04日/video)
      イスラエルがパレスチナ家族追い立て(08月04日/article)

 全く意識していなかった、同じ表題が続くなんて失敗。でも致し方ない、どちらもAlJazeera、ひとつは記事、ひとつはヴィデオ、表題は同じでも別の表現。
 米国・英国はすることが早い。日本国は、米国の顔色を窺っている間に時を逸してしまう。
 そういえば、イラク関連のニュースによれば、イラクのオイル収入の70%だったか80%だったかが英米にいくのだそうな、日本国にはもちろん来ない。アメリカの子分となって自衛隊を出してみたって、まあ、そんなもの。
 選挙遊説で「テロとの闘い」などと口角泡を飛ばす麻生が、マヌケを通り越して哀れにみえる。
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2009年08月04日

イスラエルがパレスチナ家族追い立て

2009年08月02日、AlJazeeraEnglish

 イスラエル治安部隊が、論争の東エルサレム地区から、パレスチナ2家族を強制的に追い立てた。
 家族は、1956年以来(つまりイスラエルが占領する以前から)、シェイフ・ジャッラに住んできたが、イスラエル裁判所は家がユダヤ人家族のものと裁決した。
 アルジャジーラのSherine Tadrosが占領下東エルサレムから報道。

AlJazeeraEnglish

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イスラエルがパレスチナ家族追い立て

2009年08月02日、AlJazeera

 イスラエル治安部隊は、裁判所が彼らの追い立てに対する告訴を退けると、パレスチナ2家族を東エルサレムの家から強制的に追い立てた。
 日曜日に追い立てられたアル-ガウィ一家とアル-ハヌーン一家は、1956年以来、シェイフ・ジャッラ地域に住んできた。
 イスラエルは、報道によると、彼らの家の建っていた土地を計画されたホテル・プロジェクトのためにとっておく。
 追い立ては、国際社会がイスラエルに占領下パレスチナの土地での入植活動を停止するよう求める最中に起こった。
 警察大隊が、エルサレムの東西を分ける、いわゆるグリーン・ラインに最も近く、最も敏感で高級市場向けのアラブ地区のひとつ、シェイフ・ジャッラでの作戦に加わった。

全文:AlJazeera

関連記事:「非難される東エルサレムの追い立て」AlJazeera
 国連とイギリス当局は、パレスチナ2家族に対する、東エルサレムの彼らの家からの、イスラエルによる力ずくの追い立てを非難した。

 1999年(この年、パレスチナは建国宣言をすることになっていた)、日本美術家によるパレスチナ巡回展の、エルサレムでの会場となったアル-ワーシティ・アート・センターがあったのが、シェイフ・ジャッラだった。10年前も、けばけばしいほど大きなホテルが建ち、その駐車場予定地のパレスチナ人家屋を飲み込もうとしていた。次にパレスチナを訪ねた時には、既に駐車場になっていた。
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