2009年08月27日

新たな検問所がベイト・イクサを孤立させる

2009年08月22日

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上: 壁(黒線)の陰で(つまり西岸から切り離されて)、グリーン・ライン(点線)の北のベイト・イクサ。 エルサレムは南東に位置する。

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参考:画像クリックで原寸表示

 占領軍は、ベイト・イクサの北西に強化した検問所をほぼ完成させた。これは、より大きな共同体から村を切り離し、近くの入植地拡張に使用される、より多くの土地の喪失を確実にするだろう。健康と教育サービスを村外に依存する住民は、アクセスがさらに厳しくなると知るだろう。

 ベイト・イクサの住人は、既に四方を囲まれている。RamotとHar Smuel入植地がそれぞれ東と北を塞ぎ、南にグリーン・ラインがある。西には、壁が、かつてはごく近い村だったベイト・シュリクから切り離す。

 村は、北西の新たな強化された検問所建設で、さらに封鎖される。以前、道路は土盛り土手とゲートにより塞がれていた。しかしながら今や、ゲート、見張り塔、部屋が、村の土地、20 - 30ドナムの上に完成されつつある。ジープと兵士らが既にそこに常駐配備され、住民を苦しめ、許可証を調べる。

 占領代表団は、村の土地のもっとがイスラエル入植者のものだと主張するが、それは、孤立した領域が、近くの入植地拡張に使用されることを意味する。1948年以前、ベイト・イクサは、1万4500ドナムを所有していた。 1,500ドナムがNakbaで失われ、2,000ドナム以上が1967年以降に盗まれた;1,500ドナムがRamotに、500ドナムがHar Smuelに。残った領域の、自然増加の将来を制限し、たった900ドナムにだけ、占領軍は建築を許可する。(後略)

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ベイト・イクサの東、Ramot入植地
丘を覆う入植地がなかったなら、どれほどか美しい。

全文:Stop The Wall

アーカイヴ:イスラエル:エルサレム近くのパレスチナ村を併合(08月05日)
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オリーヴ収穫:参加の呼びかけ

2009年08月26日、Stop The Wall

 Anti-Apartheid Wall Campaignと民衆委員会は、毎年のオリーヴ収穫保護の集団的努力を調整しており、ヴォランティアがパレスチナ社会と連帯し、2009年10月15日から始まる収穫に参加するよう呼びかけている。

 オリーヴの収穫は、年を追うごとに困難になっている。農夫たちは、それらすべてが西岸中のパレスチナ社会の絞殺をもたらす、農地への入植者からの攻撃、没収、孤立、破壊の激化、継続的封鎖と許可の制限に直面する。地元農夫たちは、土地から引きはがされるのを拒絶し、毎年、兵士と入植者両方からの暴力と抑圧に直面する中で収穫を続けてきた。
(中略)

 パレスチナ農夫と村民にとって重要な季節、オリーヴ収穫の集団的努力は、パレスチナの不動と連帯の象徴となった。国際ヴォランティアは、パレスチナ学生のグループに加わり、脅かされた村で、農夫や彼ら家族と共にオリーヴを収穫することが奨励される。

全文:Stop The Wall

関連記事:「2009年オリーヴ植樹プログラム-8」オリーヴの庭から(2009年2月のJAIの植樹プログラム報告、サイドバー「2月」をクリックすると投稿記事の表題が現れ、「2009年オリーヴ植樹プログラム」無番号から8まで表示され、クリックすると抄訳が読める。表題クリックで原文にアクセスできる。)
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巨大投資会社BlackRock:イスラエル入植地故、LevievのAfrica-Israelから資本引き上げ

2009年08月25日、Adalah-NY

 イスラエル入植地建築業者、Lev Levievへの別のすてきな暴風、イスラエルのビジネス誌、Globes Onlineが、世界最大の投資管理会社の1つ、BlackRock Inc.が、LevievのAfrica-Israel投資(会社)から資金を引き上げたと報じた。Globesの記事は、ノルウェー通信社、Norwatchによる同様の報道を追ったもの。動きは、すべてが国際法に反する、占領下西岸で、少なくても4つのイスラエル入植地での億万長者の建設活動と、アンゴラとナミビアでのダイヤモンド産業の虐待的労働慣習への対応として現れ、Levievの事業に対する、ほぼ2年の永きにわたる国際的ボイコット・キャンペーンの後にやってきた。

全文:International Solidarity Movement

アーカイヴ:ジャイユースからノルウェーへの公開書簡(05月04日)

 この国の「年金基金」が「LevievのAfrica-Israel投資」に拠出されている可能性だってある。「年金基金」に訊きにいったなら教えてくれると思う? 
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