2009年09月30日

パレスチナ人権センター:プレスリリース

2009年09月28日

PCHRは、イスラエルが入植者たちにアル-アクサー・モスクに入る許可を与え、パレスチナ市民に対し過剰な暴力を行使したことを非難する

 Palestinian Center for Human Rights (PCHR/パレスチナ人権センター) は、ユダヤ人入植者グループを、被占領東エルサレムのアル-アクサー・モスク構内に入ることを許したイスラエル政府の決定を強く非難する。PCHRはさらに、イスラエル占領軍(IOF)による、入植者が挑発的にモスクに入るのを妨げようと試みたパレスチナ市民に対する、過剰な暴力の行使を非難する。 PCHRは、元イスラエル首相、アリエル・シャロンが、アル-アクサー・モスク構内に入った、9年前に起こった同様の事件を思い起こす。この事件は、何千人ものパレスチナ市民が殺され負傷した、アル-アクサー・モスクでの暴動の導火線となった。PCHRは、イスラエル占領政府が、即刻、被占領エルサレムでのすべての入植活動を停止するよう、介入し圧力をかけるよう、国際社会に要請する。

プレスリリース全文:Palestinian Center for Human Rights

関連記事:「アラブ官僚がアクサー侵入を非難」AlJazeera.net
     「旧市街の衝突で何十人もの負傷、5人が逮捕」Ma'an News Agency

関連記事の別ヴァージョン:「神殿の丘暴動で35人が軽傷」Ynet news.com

「神殿の丘」とユダヤ人は呼びたがる。ハラム・アッシャリフだよ、と、つい、言いたくなる。「別ヴァージョン」にしたのは、入植者グループをツーリストとしているから。近年、観光客はハラム・アッシャリフに入れない。イスラエル占領軍が封鎖しているから。世界中からエルサレムにやってきて、「岩のドーム」を訪ねたい観光客をシャットアウトしておいて、アル-アクサー・モスクの破壊を計画する過激派入植者ばかりを、ハラム・アッシャリフに導き入れるイスラエル政府の目論みは明らか。インタナショナルズは入れないのだから、ここはイスラエル人活動家に踏ん張ってもらいたいところ、う〜ん、右翼じゃないと入域を許可しない可能性はなくもない。
posted by mizya at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | action | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

入植者が22ユダヤ家族向けに東エルサレムの家を売り出す

2009年09月27日、Haaretz
Nir Hasson

 ユダヤ人住民を東エルサレムに植民する組織は、城壁で囲まれた市(旧市街)のアラブ地区に、ユダヤ人人口を1,000人に到達させる22ユダヤ家族に売る、6つの所有財産を旧市街に持っていると語った。

 Ateret Cohanim協会が、建物を売り出すためと見える取り組みで配る新たな小冊子に、「エルサレムの中心が我々を呼んでいる」と読める。 「ユダヤ人社会の繁栄に22家族を加える可能性を開く、登録された6資産が現在販売中」。

 小冊子にはまた、これら22家族が、旧市街(ユダヤ・コーター住民を含まずに)に住むユダヤ人数を1,000人にすると記す。続けて:「国連と世界中の国々が、ユダヤ人の手からエルサレムと聖地を強制的に取り上げようと企む時、旧市街の中での、安定的で強力なユダヤ人存在は、この精神的中心を維持し支配する民族として、我々の力量に重要となる」。
(後略:これ以上翻訳を続けると不整脈を発症しそう。続きは原文で)

全文:HAARETZ.com

 国連と世界中の国々は、イスラエルがパレスチナ人から取り上げるのを阻もうとしているのであって(真剣の度合いはともかく)、ユダヤ人の手から取り上げようとしている訳ではない。そもそも彼らのものではないのだから。
posted by mizya at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レナード・コーエン:5万人の前で歌う

2009年09月25日、Haaretz
City Mouse

 ベテラン歌手、レナード・コーエンは、彼のショーのチケットが、1,000から1,200シェケル(ほぼ250から300ドル)したにも関わらず、12時間もしないうちにすべて売り切れるというイスラエルの記録を破り、木曜夜、Ramat Gan競技場のステージを務めた。
(中略)

 コンサートの前、競技場のVIP区画で、遺族となったイスラエル・パレスチナ家族を支援する、和解・寛容・和平のレナード・コーエン基金のためのイヴェントが開催された。このイヴェントで、交付金が、イスラエル-パレスチナ紛争から、個人的苦痛を被ったものの、平和を信じ、その達成に務める人びとに与えられた。
(後略)

全文:HAARETZ.com

アーカイヴ:レナード・コーエンはテルアヴィヴを歌わない!(09月13日)
posted by mizya at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

イスラエルがしていることをアメリカ人が知っていたなら

Representative Press

全文:Intifada
posted by mizya at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | video | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ユダヤ人少女のアラブ人とのデートを防ぐイスラエル運動

ジョナサン・クック
2009年09月25日、ナザレ

 イスラエルの地方公共団体は、アラブ男とデートする若いユダヤ女を特定して、「救う」ことを仕事とする、若いカウンセラーと心理学者の特別チームを編成していると発表した。

 テルアヴィヴに近い都市、Petah Tikva自治体によるこの動きは、一連で別々の - そして殆ど議論されていない - 異人種間のデートや結婚を防ごうとする、公的機関、ラビ、イスラエル住民組織やグループ主導の最新のものである。

 関連した動きで、イスラエルメディアは、今月、東エルサレムのパレスチナ人地区の大きなイスラエル入植地、Pisgat Zeevの住民が、アラブ男が地元のユダヤ少女と交際するのを止めるため、自警団形式のパトロールを立ち上げたと報じた。

 イスラエルの民族的分裂のいたるところに現れる親密な関係への敵意は、そのような振る舞いを国家のユダヤ性への脅威とみなす、多くのイスラエルユダヤ人によって共有されている。2007年の、この主題での世論調査のひとつは、イスラエルユダヤ人の半数以上が、雑婚が「国家反逆罪」と同一視されるべきと信じていると見いだした。
(長いので後略)

全文:The National

 ファランジストのレバノン人と恋に落ちたパレスチナの友人がいる。恋も結婚もあくまで個と個の問題、国家や地方組織や近隣住民が介入すべきものでない、というのが、少なくても「民主主義」というものではないか。アラブ男はステキ、ユダヤ少女がアラブ男に魅せられたなら、と、モテない男は気が気じゃないのかもしれない。とすると、モテそうもないイスラエルユダヤ人が半数以上?
posted by mizya at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

増加する投獄されるパレスチナの子どもたち

Mel Frykberg
2009年09月25日、ビリン

 10歳から17歳までの8人の子どもが、月曜夜から火曜朝にかけての、西岸北部、ナブルスとカルキリアへの武力侵攻で、イスラエル兵により、逮捕・拘留された。

 パレスチナのDefense for Children International (DCI)は、イスラエル刑務所とイスラエル軍暫定拘置所に拘留される子どもの数が今年、2008年と比べ、17.5パーセント上昇したとの声明を発表した。
「2009年にイスラエル拘置所に捕らえられたパレスチナ人の子どもの平均数は、1ヵ月あたり375人で、2008年の平均319人と比べても、高いまま推移している」とDCIは語る。
「不穏なことに、12歳から15歳までの幼い子ども39人が、2009年8月に拘留された。これは、2008年の同期間、21人と比べ、85パーセントも上回っている」。

 イスラエルは、「子どもの逮捕・拘留・投獄はあくまで最後の措置で、最短・適切な期間で使用される」とする、1989年の国連子どもの権利条約の加盟国である。

 西岸、ラマッラに近いビリンのナシム・ムハマド・アブ・ラフメ、14歳は、8月15日午前3時に、イスラエル兵が彼の家に押し入り、ベッドから引きずり出され捕らえられた。
(中略)

「家族は、イスラエル兵が叫び扉を壊す音で起こされた。ぼくは、兵士らに目隠しされ、きつく手錠され(イスラエル軍が使用する手錠は、いわゆる結束ベルト、これだと血管まで締め上げられる)ジープの後部に投げ入れられた」とアブ・ラフメは回想する。
「軍事基地までの道のり、ぼくは、繰り返し出血するまで、平手打ちされ打たれ蹴飛ばされた。ぼくはとっても怖かった」とアブ・ラフメはIPSに語った。

 イスラエル医療従事者が、アブ・ラフメに出血と打撲の手当を施し、彼が尋問官の前に連れてこられると、再び目隠しされて手錠された。ビリン農地の壁近くの兵士に石を投げたとして起訴されるまで、彼への尋問は3時間続いた。
 アブ・ラフメは、軍事裁判所に引き出される前、1週間、刑務所に留め置かれた。彼は、5,000シェケル(1,340ドル)の罰金を課され、釈放された。
(全部翻訳したいけれど長いので続きは原文で)

全文:Anti War.com

 占領はイスラエルにとって「いい商売」に違いない。ただで土地を手に入れ、逮捕しては「罰金」と称して金を巻き上げる。
posted by mizya at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パレスチナ人は分譲住宅(建設)差し止めにケベックの裁判所を使えない

2009年09月23日水曜日、CBC News

 西岸のパレスチナ農村住民の、その領域でのイスラエル入植者のための分譲住宅建設は国際法に反するとして2つのカナダ企業を訴える努力は失われた。

 ビリン住民は、訴訟を起こそうと、モントリオールに拠点を置く企業-Green Park InternationalとGreen Mountain International-を管轄しているとして、ケベック高等裁判所に向かった。
 ビリンはまた、訴訟で、カナダの戦争犯罪と人道に反する罪が考慮されるよう望んでいた。

 9月18日に発表された判決で、ケベック高等裁判所判事のLouis-Paul Cullenは、カナダ裁判所は不適当と裁決して訴訟を拒絶した。イスラエル高等裁判所が、申し立ての「論理的法廷であり、決定するより良い立場にある」とCullenは、判決文に書いた。

全文:CBC News

アーカイヴ:村が占領から利益を得るカナダ企業を訴る(06月13日)
posted by mizya at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。