PCHRは、イスラエルが入植者たちにアル-アクサー・モスクに入る許可を与え、パレスチナ市民に対し過剰な暴力を行使したことを非難する
Palestinian Center for Human Rights (PCHR/パレスチナ人権センター) は、ユダヤ人入植者グループを、被占領東エルサレムのアル-アクサー・モスク構内に入ることを許したイスラエル政府の決定を強く非難する。PCHRはさらに、イスラエル占領軍(IOF)による、入植者が挑発的にモスクに入るのを妨げようと試みたパレスチナ市民に対する、過剰な暴力の行使を非難する。 PCHRは、元イスラエル首相、アリエル・シャロンが、アル-アクサー・モスク構内に入った、9年前に起こった同様の事件を思い起こす。この事件は、何千人ものパレスチナ市民が殺され負傷した、アル-アクサー・モスクでの暴動の導火線となった。PCHRは、イスラエル占領政府が、即刻、被占領エルサレムでのすべての入植活動を停止するよう、介入し圧力をかけるよう、国際社会に要請する。
プレスリリース全文:Palestinian Center for Human Rights
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「神殿の丘」とユダヤ人は呼びたがる。ハラム・アッシャリフだよ、と、つい、言いたくなる。「別ヴァージョン」にしたのは、入植者グループをツーリストとしているから。近年、観光客はハラム・アッシャリフに入れない。イスラエル占領軍が封鎖しているから。世界中からエルサレムにやってきて、「岩のドーム」を訪ねたい観光客をシャットアウトしておいて、アル-アクサー・モスクの破壊を計画する過激派入植者ばかりを、ハラム・アッシャリフに導き入れるイスラエル政府の目論みは明らか。インタナショナルズは入れないのだから、ここはイスラエル人活動家に踏ん張ってもらいたいところ、う〜ん、右翼じゃないと入域を許可しない可能性はなくもない。