2009年11月05日

報告:イスラエルがパレスチナの子ども専用軍事裁判所を創設

2009年11月02日月曜日、ベツレヘム、Ma’an

 イスラエル裁判官は、パレスチナの子どもだけの判決に対処する新たな軍事裁判所の設立を発表した。

 ヘブライ語日刊紙、Ma'arivは、「これからは、パレスチナの子どもは、特別軍事法廷の新機構の下、子どもが通常の軍事法廷に連れてこられる最近の状況を避ける、法的成人の年齢以下の子どもに判決を下す、軍事裁判官の前に連れてこられるだろう」と書いた。
 法的成人の年齢以下の子どもへの、通常の軍事裁判所での判決言い渡しは、イスラエルが1991年に批准した、の違反を構成する。
 法廷の設立は、イスラエル中佐裁判官、Aharon Mishnayotにより発表された。
(後略)

全文:Ma'an News Agency

 子どもたちが通常の軍事法廷で裁かれるのは、何十年も続いてきたことで「最近の状況」などではない。
 イスラエル軍が午前2時頃、パレスチナの村を襲い就寝中の子どもを拉致していくのも「子どもの権利条約」違反だし、拷問して「自白」を強要するのも「子どもの権利条約」違反である。教科書、ノートや筆記具へのアクセスを妨げ、学校を空爆して破壊するのも「子どもの権利条約」違反、建設資材の輸入さえ許可せず、テント住まいを強要するのも「子どもの権利条約」違反。つまりイスラエルがパレスチナの子どもたちに課すすべては「子どもの権利条約」違反なのだが、その唯一の是正が「子ども専用軍事法廷」、まあ、ご立派というか、一貫している。
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連邦弁護士会がゴールドストーン勧告の緊急活動呼びかけ

2009年11月02日、Common Dreams.org

2009年10月30日、ニューヨーク
連邦弁護士会(NLG)は、国連安保理での投票に際し、合衆国が、ガザで犯された戦争犯罪と人道に対する犯罪の可能性に関するゴールドストーン報告で、安保理行動を妨害しないよう要請した。

 ゴールドストーン報告は、安保理が、「[ゴールドストーン真実調査]使節団により報告された、国際人道および国際人権法への深刻な違反」を、イスラエル政府に、独立した調査に着手するよう命ずることを勧告する。ゴールドストーン報告はまた、イスラエル当局が「独立した、国際規格に合致する誠実な調査」を開始しないならば、安保理が「国際刑事裁判所検事にガザの状況を付託する」よう勧める。
(後略)

全文:Common Dreams.org
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