Donald Macintyre、エルサレム
2009年11月04日水曜日
AFP/GETTY
東エルサレム、シェイフ・ジャッラのパレスチナ人家屋の前、イスラエル治安部隊の傍に立つパレスチナ人少女
マイッサ・アル-クルドは、1956年に家族が越してきたこの家で、彼女の全生涯を過ごしてきた。庭のざくろの木は、ほぼ半世紀前、彼女がまだ幼児だった頃、父により植えられた。しかし、昨日、彼女の兄弟ナビルが、2001年、家族の家にと建てた隣の増築の建物に、ユダヤ人入植者が侵入したと聞いた時、ほとんど安心できなかった。
「わたしは、ドアが無理矢理開けられるのを聞いた」と彼女は語った。「それから、彼らのひとりが『この家具は誰のだ?』と言うのを聞いた」。後で、彼女は「彼女自身の目で」入植者がテレビを壊すところを見た。外には、乱入者らに運び出されたとおぼしき冷蔵庫、クッション、一家の家具が、土砂降りの雨の中、何時間も置かれていた。中には、ストーブの上に割れたガラスを見てとれた。
(後略)
全文:The Independent
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