2009年11月09日

抑制の約束を偽る忍びの入植

ヒラリー・クリントンは、入植者政策でイスラエルを賞賛したが、排除は続く
Donald Macintyre、エルサレム
2009年11月04日水曜日

pg-22-palestinians-_258149t.jpgAFP/GETTY
東エルサレム、シェイフ・ジャッラのパレスチナ人家屋の前、イスラエル治安部隊の傍に立つパレスチナ人少女

 マイッサ・アル-クルドは、1956年に家族が越してきたこの家で、彼女の全生涯を過ごしてきた。庭のざくろの木は、ほぼ半世紀前、彼女がまだ幼児だった頃、父により植えられた。しかし、昨日、彼女の兄弟ナビルが、2001年、家族の家にと建てた隣の増築の建物に、ユダヤ人入植者が侵入したと聞いた時、ほとんど安心できなかった。

「わたしは、ドアが無理矢理開けられるのを聞いた」と彼女は語った。「それから、彼らのひとりが『この家具は誰のだ?』と言うのを聞いた」。後で、彼女は「彼女自身の目で」入植者がテレビを壊すところを見た。外には、乱入者らに運び出されたとおぼしき冷蔵庫、クッション、一家の家具が、土砂降りの雨の中、何時間も置かれていた。中には、ストーブの上に割れたガラスを見てとれた。
(後略)

全文:The Independent

アーカイヴ:エルサレムで、クリントンが「空前」のイスラエル入植地譲歩を歓迎(11月02日)
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マイルズ・オブ・スマイルズ・コンヴォイ:海路El-Arishへ

2009年11月04日

ガザ、(PIC) - 封鎖に反対する組織委員会は、ガザ回廊に送られたヨーロッパ医療支援コンヴォイ「マイルズ・オブ・スマイルズ」が、陸路積み荷を輸送させることをカイロが拒絶したので、水曜日、最終的に、エジプトのポートサイド港から海路、El-Arishに向かったと発表した。

 委員会は、封鎖された回廊への連帯を示すため同伴者となった外国人たちに負の影響を与えた、ポートサイドでの22日間の立ち往生の後、コンヴォイは移動したと語った。
 委員会トップ、Hamdy Shaatは、連帯活動家たちがEl-Arishまでバスを使う一方、すべての医療支援(物資)がエジプトの貨物船で輸送され、El-Arishに水曜午後には到着すると予想されると語った。
(後略)

全文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:マイルズ・オブ・スマイルズ:エジプトの制限で海路ガザに向かう(11月02日)

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米国国務省:イスラエルは寛容の社会でない

2009年11月06日
アキバ・エルダー

 米国国務省からの最新報告によれば、イスラエルは、寛容で多元的社会の要件が、荒涼として欠けている。

 宗教の自由とすべての聖地保護を豪語するにもかかわらず、イスラエルは、少数派、民族の平等な待遇、社会内の様々な潮流に向けた風通しの良さ、聖地や他の遺跡への敬意に対し、寛容が不足している。

 国務省の民主主義・人権・労働事務局により書かれた包括的報告書は、イスラエルが、イスラーム教徒、ものみの塔、改革派ユダヤ人、クリスチャン、女、ベドゥインを含む集団を差別すると記す。
 報告書は、聖地保護に関する1967年法が、エルサレムを含む国内のすべての宗教集団に当てはまるが、「政府はユダヤ遺跡のためだけに規則を実行する。非ユダヤ聖地は、この法の下での保護に恵まれない、というのも、政府がそれらを公的聖地と認めないからである」と述べる。
(後略)

全文:Haaretz.com
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