2009年11月10日

ベルリンからパレスチナまで:どこであろうと、どれほど高かろうと、すべての壁は崩れ落ちる

2009年11月06日
Bil'in民衆委員会

 ベルリンの壁崩壊からの20周年は、この金曜日、西岸中での、イスラエルの壁と入植地の即時解体を求める、民衆デモで注目されるだろう。

 正確に20年前の1989年11月9日、人びとを隔てる壁が長くは続かないと世界に希望を吹き込む、ベルリンの壁は2日で砕け散った。今日、2倍高く5倍長い壁が、パレスチナ人をその土地から隔て、国際法を無遠慮に軽視して、西岸にイスラエルにより建設されている。
 イスラエルの壁を違法と断じた、そして撤去を要請した、2004年からの国際司法裁判所の勧告意見にもかかわらず、地上での顕著な変化は全くなかった。

 デモンストレーターは、壁自体に、ベルリンの壁は20年前に崩れ、ビリンの壁は今日崩れなければならない、と宣言する壁の模型を置いた。
(後略)

by haitham al katib

全文:International Solidarity Movement

アーカイヴ:2人の住民が負傷する一方、ビリン抵抗運動家らは脱資でノルウェーに感謝(09月08日)
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抗議の人びとが入植者に議論のシェイフ・ジャッラの家からの撤退を要請

裁判所命令に従った、東エルサレムのアル-クルド一家の家屋へのユダヤ人入居に反対する、パレスチナ人と左派が集結する。「入植者は将来の合意を阻む;エルサレムを2つの都市に分割することが難しくなる」と彼らのひとりは語る。入植者: 彼らは法を尊重しなければならない

Ronen Medzini
2009年11月05日

 100人以上のパレスチナ人と左翼活動家は、家族が家屋から立ち退くよう要求する、エルサレム地方裁判所の命令に抗議するため、水曜日、東エルサレム、シェイフ・ジャッラ地区のアル-クルド一家の家屋に到着した。
 抗議者たちは「占領を終わらせよ」「入植者は直ちに家屋から撤退せよ」と繰り返した。

 裁判所が国家建国前にはユダヤ人に所属したと語る、28軒の家がかかわる進行中の管理権争いで、何十人もの入植者らが、火曜日、パレスチナ家族の家屋を占拠した。
 入植者らは、法定所有権者として彼らを指定する裁判所命令を携え、その家に到着した。 警察は、命令が有効と認めた。
 入植者らは、増築部分を占領したが、パレスチナ人家族は家の中心部に留まった。
 裁判所命令は、家屋の法定所有権者に賃借料を支払わないとき、家族は立ち退かなければならないとしているが、立ち退き手続きは開始されていない。両者の代表が、違いの平和的方法での解決を試みるため警察署に呼ばれた。

 父親、ナビル・アル-クルドは「これはわたしの家だ;1956年以来わたしはここに住んできた。50-60人の入植者集団がアパートに侵入してきて、攻撃的態度で家具を取り去った。結果として家具は壊れた。彼らはすぐに、ドアの錠を変えた」とYnetに語った。
 アル-クルドによると、警察署での長い議論の末、家族がもう10日間、家に残ることが許可されると決められた。
「入植者らは家から去ったが、しかし、ガードを残していったので、わたしは家具を持ち込むことができない」と彼は語った。アル-クルドは、裁判所が、彼を含むシェイフ・ジャッラの6軒から、2月15日までに立ち退くよう要求する命令を発行したと語った。
「裁判所の決定は、入植者集団によって提示された偽造文書に基づいている。仮に彼らが、土地が彼等のものであると立証する資料を持っているなら、わたしたちもバカアとタルビヤ(エルサレム地区)に土地の半分を所有すると証明する証書を持っている。これが法であれば、それらの地区に戻らせてもらいたい」と彼は語った。
(後略)

全文:Ynet news.com

アーカイヴ:抑制の約束を偽る忍びの入植(11月09日)

 バカア、タルビアとも現在の西エルサレム。東エルサレムの所有地が1948年以前ユダヤ人の所有として、返却しなければならないとするなら、西エルサレムのパレスチナ人所有地も返却されるのが「法律」とナビル・アル-クルドは語っている。
 1948年以前、バカアに住んでいた友人がいる。わたしたちはその家を訪ねた。その家はふたつに仕切られ2組のユダヤ人家族の家になっていた。わたしたちはその家の前で、ヴィデオカメラを廻していた。すると現在の住人が帰ってきて、扉の鍵穴に鍵を差し入れ素早く家の中に入っていった。普通なら、こう訊ねはしないだろうか「我が家に何か御用でも?」。もちろん、この現在の住人は、わたしたちのひとりが、その家と土地の本来の所有者と知っていたのだ。そしてもちろん、友人に賃貸料など支払っていない。
posted by mizya at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする