2009年11月23日、イスラエル公安当局による尋問目的で61日間の拘留の後、人権保護活動家、ムハマド・オスマンは、最初の行政拘留命令を受けた。行政拘留命令は3カ月が課され、その間、ムハマドは、起訴も裁判もなしに捕われたままだ。命令の司法再審理が、11月25日、西岸の都市、ラマッラに近い、オフェル軍事基地の行政拘留軍事裁判所で予定されている。
ムハマドに対する行政拘留命令は、ムハマドの尋問期間が終わった、2009年11月22日の軍事控訴裁判所での公聴会のたった1日後にやってくる。控訴裁判所の公聴会で、裁判官は、尋問で彼を留めた2ヶ月の間、計り得る進展がみられず、外的証拠は裁判所の注目にもたらされず、軍事告発は、彼に対して実証された申し立ても告発も明確に述べることができず、ムハマドの釈放を判決した。 控訴裁判所判事はその結果、その5日前に行われた、ムハマド拘留の7回目の延長に対するAddameerの控訴を受け入れた。同時に判事は、ムハマド釈放に、占領下パレスチナ領域の外に出かけない、また、定期的にイスラエル警察に報告する条件と共に、1万シェケル(およそ2,500U.S.ドル)の保釈金を命じた。しかしながら、軍事裁判判事はまた、軍事検察官に、ムハマドに対する行政拘留命令を発行するための24時間を与え、この期間、ムハマドを拘置所に再拘留した。 2009年11月23日午後6時30分に、Addameerはイスラエル公安当局と、ムハマドに対し、行政拘留命令が発行され、彼が釈放されないと確認した。
(後略)
全文:Stop the Wall
アーカイヴ:ムハマド拘留に関する最新情報(11月22日)