2009年12月16日

イスラエル大臣Moshe Ya'alonが逮捕の恐れでイギリス訪問取りやめ

副首相は、戦争犯罪容疑で捕われるかもしれないと警告された後、資金集めイヴェントから撤退した

James Meikle
guardian.co.uk
2009年12月14日月曜日

 イスラエル副首相で戦略局大臣、Moshe Ya'alonは、彼が戦争犯罪容疑で逮捕に直面するかもしれないと警告を受けた後、先月のロンドンでの資金集めイヴェントに出席する招待を拒絶した。

 10月に報告された彼の決定は、16人のパレスチナ人のための弁護団が、イスラエル国防大臣で副首相(イスラエルには何人いるのだろう、副首相)エフード・バラクに、今年1月のガザでのイスラエルの戦争で、イギリス裁判所が逮捕令状を発行するよう説得することに失敗した、1週間後にやってきた。その訪問が、ブライトンでの労働党会議での付加的会談に挨拶することを含んでいたバラクは、外交特権を持つと見なされた。

 Ya'alonは、ユダヤ国民基金に招待された。彼は、イギリスへの先立つ計画された旅行を、少なくても1回は中止した。 彼は、イスラエル軍参謀長だった、2002年7月まで遡った事件に関し、旅行しないように助言された。イスラエルのジェット機が、ガザの家を爆撃し、時のハマース軍事部門指導者、サラフ・シェハーデと、シェハーデの妻と子ども幾人かを含む14人の民間人を殺した。
(後略)

全文:guardian.co.uk

 憂鬱なイスラエルを離れることができなくてお気の毒さま。

アーカイヴ:逮捕を恐れてイギリス訪問キャンセル(10月09日)
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力と窃盗:イスラエルの束縛

2009年12月14日
ポール・クレイグ・ロバーツ

「入植者らが西岸モスクを攻撃してイスラーム聖典を焼く」は、2009年12月11日のロンドン・タイムズの表題だった。

 パレスチナ家屋の破壊、パレスチナのオリーヴ果樹園の根こそぎ、パレスチナ人が、学校・仕事・治療に行くのを阻む数えきれない検問所、パレスチナ人が彼らから奪われた土地に行くのを拒絶する壁、そして、ガザ・ゲットーの孤立と封鎖を伴う、これらの攻撃は、パレスチナ人大虐殺のイスラエル政府政策の一部である。

 イスラエル・ロビーは、アメリカに、イスラエルの良き友人、元大統領、ジミー・カーターにさえ、そのような力を持ち、アメリカ「クリスチャン」伝道者らが、利益を得て買収された政治家らと共に、パレスチナの緩やかな大虐殺のイスラエル政策を正当化してきた間、何十年にもわたり存在してきた大虐殺の慮ったことば - アパルトヘイト - の使用で凶暴化される。
(中略)

 国際法の下で、軍事力による占領者が、被占領地を盗むことは禁じられている。米国はしかしながら、国連決議の拒否権を行使して、何10年間もイスラエルの国際法違反を保護してきた。米国政府が、国際法の下でイスラエルに責任を負わせるのを防ぐ権力を行使したので、イスラエルはパレスチナ人からパレスチナを盗むことができた。
(中略)

palestinian-loss-of-land.jpg

 イスラエルに制御されたアメリカのメディアで、わたしたちは、パレスチナ人は、潔白なイスラエル人を殺すため爆薬を(その身に)縛る、あるいは、ロケットを撃ち込んでイスラエルの町を恐れさせるテロリスト、と際限なく聞かされる。上の地図を一瞥するなら、本当のテロリストが誰かを明らかにするに充分だ。イスラエル・プロパガンダの成功は、完全に明白な事実に直面して、アメリカ国民の無知と無関心を地獄に落とす。
(中略)

「世界唯一の超大国」米国は、中東に関するいかなる独立した声も持たない。実権は、入植者暴漢、イスラエル副首相で外務大臣のアヴィグドール・リーバーマンの手に留まる。これが、オバマ政権の中東政策を支配する男だ。リーバーマンが、「全能の米国大統領、バラク・オバマ」に、イスラエルへの、占領下のパレスチナの土地に、違法な入植者入植地を停止するという注文を撤廃するよう強制する。オバマは鳥に与えられ、彼の主人に提出された(???原文参照)。

 まるで世界を所有しているかのように、意気揚々と歩くマッチョなアメリカ人は、イスラエルの傀儡以外の何者でもない。米国は国家ではない。植民地だ。

全文:counter punch

 つまりニッポンは植民地の植民地? 聞くところによると、ジュゴンの棲む美しい珊瑚礁に「米軍基地」は建設できない、と米国裁判所が差し止め、米国は、国内的にも辺野古での基地建設を進めることはできない、とか。なぜ、ニッポン・メディアは伝えないのだろう。ニッポン・メディアは、野党、自民党の「傀儡」? まさかね、米国に商品を売りたいスポンサーを慮っているのか。
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「正札」の代価

Haaretz社説

 すべての兆候が、隣接するユダヤ人入植地のひとつの過激派入植者らによる、ナブルスに近い、ヤスーフのモスクへの放火事件は、領域の警察機関への即座の目覚ましコールであるべきだ。非難のことばと、大統領、首相、国防大臣を含む、ほとんどすべての方面から声に出された、責任があるものを捕らえる約束だけでは、充分でない。今や、行動の時なのだ。

 モスクの火災は、長く、危険で、卑劣な、彼ら自身が「正札」と看做した、入植者の行為の、鎖の輪である。あたかも、ユダヤ人民の歴史の中の暗い時期、群衆が当局への憤怒をユダヤ人に発散した時のように、今、入植者らは、建設凍結政策への彼らの憤怒を、無力なパレスチナ隣人に発散している。野、車、家さえ放火される一方、何百本ものオリーヴの樹が、引き抜かれ、燃やされてきた - ここ何週間かのすべて腐ったりんごたち。

 警察とイスラエル国防軍は、それに対していかなる偽りない行動も取らずに、暗く険悪な波に直面した。捜査官チームは、現場に急派され、供述もとられたが、しかし殆ど逮捕されなかった。領域の住民 - ユダヤ人同様パレスチナ人も - を護ることがその仕事である、イスラエル国防軍もまた、ほとんど何もしなかった。これは、仮に警察とイスラエル国防軍が即座に応じないなら、ヤフースで燃やされた聖典は単に端緒かもしれないと示すように思える。
 嫌疑の濃い容疑者リストは、短く、よく知られている。印刷時現在、誰も逮捕されていない事実が懸念される。加害者が逮捕される前の時間が過ぎるほど、さらに大きく、さらに危険に、彼らはおのが悪行を続け、パレスチナ人の報復行為で、西岸の相対的平穏の優勢も終わることになろう。次にはもちろん、保安部隊は、外出禁止令や逮捕といった、はるかに強い対策を実施し、即座に容易に、犯人を見つけるだろう。

 警察機関は、領域で巨大な火を燃え上がらすと脅す者たちを止めるため、即座に、明確に、容赦せず応じなければならない。今は「正札」政策に代価を負わす時なのだ。

原文:Haaretz.com

アーカイヴ:西岸のモスクに放火(12月14日)
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