2009年12月20日
イスラエル治安部隊は、最初、12月15日の真夜中、ジュムアに出頭を命じた。何時間か後、彼らは、彼を家に返した。 ジュムアは、妻と3人の幼児が頼るものなく見守る中、兵士らが家捜しする2時間、手錠をかけられた。兵士らの別れの言葉は彼の妻に向けられた:彼女は、囚人交換を通してしか、再び夫に会えないだろう。それ以来ジュムアは、逮捕の説明もないまま拘留され、弁護士とも家族とも話すことが禁じられている。
ジャマル、47歳は、エルサレムで生まれ、パレスチナ人人権保護に人生を捧げてきた。彼の仕事の主な焦点は、占領によりもたらされる暴力に直面して、人権を保護するため地域社会に権能をもたらすことにある。彼は、多くのパレスチナNGOと市民社会ネットワークの創立会員だ。ジュムアは、2002年以来、パレスチナ草の根反-アパルトヘイト壁キャンペーンの調整者だった。彼は、彼の仕事により広く尊敬され、多くの市民社会や国連会議で演説するため招待されてきた。彼の記事とインタヴュは広く発表され、著作はいくつかの言語に翻訳された。非常に際立つ存在で、ジュムアは、活動を隠すことも偽装することも決してなかった。
ジャマル・ジュムアは、壁と入植地に対する草の根の動員に対する激化する抑圧キャンペーンの中で、最も高い人物像の逮捕となる。当初は、壁により影響を被る村の地元活動家を逮捕するだけだったイスラエル当局は、最近、ムハマド・オスマンやアブダッラ・アブ・ラフメといった国際的に認知される人権保護活動家の拘留に、彼らの注意を移行させ始めた。Stop the Wall Campaignのもうひとりのメンバー、ムハマドは、ほぼ3カ月前、ノルウェーでのスピーキング・ツアーからの帰り、逮捕された。2カ月の尋問の後、イスラエル当局は、ムハマドに対して浴びせる非難を見い出し得ず、したがって、彼の釈放を妨げるため、行政拘禁命令を出した。ビリンで、壁に反対する非暴力の闘いを主導する存在、アブダッラ・アブ・ラフメは、ジャマルが投獄される1週間前の真夜中、覆面の兵士らにより家から連れ去られた。
(後略)
全文:
Stop the Wall関連記事:
「ジャマル・ジュムアを解放せよ! - 反壁囚人を解放せよ!」Stop the Wall
2009年12月21日
ジャマル・ジュムアは12月16日にイスラエル当局によって逮捕された。 この逮捕は、もうひとりのStop the Wall活動家、ムハマド・オスマン、および、壁に反対する行動と提唱により現在投獄されている何十人もと同様、壁に反対するビリン民衆委員会を導く存在、アブダッラ・アブ・ラフメの投獄に続くものである。
この最新の逮捕は、パレスチナ人人権保護活動家への、表現の自由の権利と提携の権利を弾圧し続けるイスラエルの攻撃のさらなる増大である。
ジャマル・ジュムアの解放と反壁囚人の自由のためのキャンペーンに参加を! 地球的市民社会が、パレスチナの仲間との連帯で立ちあがることは重要です。
推奨行動: 請願、デモンストレーション、そして/または、手紙を書く、あるいは電話することで、このキャンペーンに加わるようあなたのメンバーに勧めてください。みなさんに、問い合わせ先と詳細を提供してください。
テルアヴィヴ、エルサレム/ラマッラの領事館代表に、ジャマル・ジュムア、ムハマド・オスマン、アブダッラ・アブ・ラフメ、および他の反壁活動家を即刻解放するよう主張するよう促してください。 下の手紙見本を参照してください。 (領事館とのコンタクトは以下:
http://www.embassiesabroad.com/embassies-in/Israel#11725 )
あなたの国のイスラエル大使館に、あなたがジャマル・ジュムアと他の反壁囚人解放の推進運動をしていると知らせてください。
反壁囚人のケースを地域的全国的メディアに注意喚起してください。
(後略:手紙見本も原文で)
上記、イスラエル大使館・領事館を網羅する筈のリストになぜか東京の、ということは駐日イスラエル大使館が含まれていない。どうもニッポンは忘れられているらしい。誰だ、忘れているの。まあ、いいけど。
というわけで:
Embassy Address: 3 Nibancho Chiyoda-ku
Embassy Telephone: 03-3264-0911
posted by mizya at 19:23|
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