2010年01月27日

ガザ戦争ドキュメンタリ『象を撃つ』の地球規模上映

2010年01月22日金曜日
Ayesha Saldanha

『象を撃つ』は、1年前の戦争中、ガザで撮られた、スペイン人、アルベルト・アルセとパレスチナ人、ムハマド・ルジャイラによるドキュメンタリである。戦争が終わって一周年を記すため、Creative Commonsライセンス(創造的共同使用認可?)の下、発表された映画は、世界中で特別上映された。

Part 1

Part 2

Part 3

 映像画面をクリックするとYouTubeの大きい画面で観ることができる。YouTubeに、Part 17まである中の最初の3つを掲載した。エンディング、Part 17の最後の画面が、アーカイヴのインタヴュ記事に使っている画像、パレスチナ救命士の遺体の写真だ。戦争のドキュメンタリにも関わらず、カメラワークが美しいので、カメラをまわし始めたときからドキュメンタリ制作を意図していたに違いない、いや、映画監督がカメラをまわすなら、ドキュメンタリは前提だったに違いない。

(後略)

全文:Global Voices

アーカイヴ:インタヴュー:「わたしの映画はあなたをガザの現実の一部とする」(2009年11月18日)
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オベイド:ガザ電力が木曜日で完全停止

2010年01月25日

ガザ、(PIC) - ガザ回廊唯一の発電所は、ヨーロッパ連合(EU)が、回廊への燃料出荷融資を止めたので、木曜日までに機能停止となると、パレスチナ・エネルギー公社副総裁、ケナン・オベイドは語った。

 彼は、PICへの声明で、アラブ諸国、および世界のすべての自由な人びとに、回廊を救うため行動するよう求めた。

 オベイドは、イスラエルが、回廊への、発電所運営に必要な燃料供給を止めたので、最大出力の半分は月曜日に止まったと語った。

 彼は、EUが、2009年12月1日以来、燃料の代金支払いを止めたことに注意を喚起し、それ以来、発電所は切り詰めたスケジュールで仕事したと付け加えた。

 エネルギー公社は、イスラエルからを除けば、他の代替電力供給を持たないと、職員は語り、公社が、この限られた電力を、確かな計画に則り、回廊の様々な領域に分配すると付け加えた。

 オベイドは、ガザの人びと、ことさら病人と子どもたちを救う即刻の支援を求めた。

原文:The Palestinian Information Center
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2010年01月26日

シェイフ・ジャッラ:入植者らが尿入り瓶を投げ、活動家が逮捕された

2010年01月24日
International Solidarity Movement

 1月22日木曜日、ガウィ家とアル-クルド家の住居を占拠している入植者らは、追い立てられたパレスチナ人と連帯活動家たちを、暴力的応答で苦しめ、挑発を企てている、と報じられている。他の入植者らは、彼らの挑発へのどんな応答も記録する準備で、撮影設備を持って傍に立っていた。夜のやじりは、マルワン・アブ・アッサビールの逮捕をもたらした。 アッサビールはその夜遅く解放された。

 地区住民の入植者ハラスメントは続き、夜中、アル-クルドのテントから、椅子4脚が入植者らに盗まれた。ここ2週間で、彼らは、テントから、ISMメンバーの靴と棚をも盗んだ。木曜日夜の窃盗は、警察に通報されたが、何もなされなかった。

 金曜日の朝、アル-クルドの家の(に住み着いた)若い入植者少年は、家からアル-クルドのテントに向けて瓶を投げた。近くで撮影していた連帯活動家に向けられた瓶には、尿が入っていた。

(後略)

全文:International Solidarity Movement

アーカイヴ:シェイフ・ジャッラとナビ・サラで(01月25日)

 ヘブロンでも旧市街の上の階に住み着いた入植者らは、ゴミだの尿だのを窓から投げ捨てるから、ヘブロンの旧市街の路地には金網が張ってある。精神と行動は見合っているというか、どちらも汚い。
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イスラエル軍が西岸中でジャーナリスト3人を拘束

2010年01月23日

ナブルス - Ma'an - イスラエル軍が、西岸中の別々の事件で、土曜日、入植地の近くで報道に従ったとして、3人のジャーナリストを拘束した。

 アル-クッズTV代表は、ジャーナリストとカメラマンが、ナブルスの南、違法なアリエル入植地の近くに拘留されたと語った。
 アル-クッズTV特派員、ムサブ・アル-ハティーブ、25歳と、Pal Mediaで仕事するアフマド・アル-キラーニ、23歳は、最近イスラエル当局によって認められた入植地近くの大学に関する報道の準備中、逮捕された。

 一方、イスラエル兵士らは、土曜日、At-Tuwani村の農夫たちが主催した、最近の、イスラエル入植地前哨基地、Havot Ma'onに近い、オリーヴ林破壊に抗議するデモンストレーションを報道していた、Pal Mediaジャーナリストを拘束したと、クリスチャン平和活動チームは、 声明で述べた。

(後略)

全文:Ma'an News Agency

 報道されて困ることばかり抱えているのだ、イスラエルは。
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外国報道協会は活動家がパレスチナ自治政府内で仕事するためジャーナリストと見せかける(との主張)を否定

2010年01月21日
ベン・ハートマン

 イスラエルで海外特派員を援助する非政府組織は、木曜日、記者のために米国型ジャーナリスト・ヴィザを要求する提案が、どのようにメンバーに影響するか確実でないと語り、政府報道オフィスの、イスラエルに拠点を置くジャーナリストが、パレスチナ自治政府で運営される政治的NGOで働くために、資格証明書を偽造しているとの主張を否定した。

 外国報道協会職員は、共に仕事する人びとは、ジャーナリストであって活動家でなく、彼らの仕事は、彼らが見たものを報告することで、外国支持グループのヴォランティアではないと、語った。自尊心あるジャーナリストが、イスラエルに入り、ジャーナリストらしく見せかけて政治活動家として働くために、資格証明書に関して虚偽を行うなどあり得ない、と、彼女は語った。

(後略)

全文:The Jerusalem Post

 イスラエルは、イスラエルに批判的なジャーナリストは、ジャーナリストではなく活動家ということにしたいらしい。
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2010年01月25日

シェイフ・ジャッラとナビ・サラで

シェイフ・ジャッラでの週1回の抗議デモ
2010年01月22日

yisraelpnm

ナビ・サラで
2010年01月22日

ActiveStills

 どちらも1月22日金曜日の、シェイフ・ジャッラとナビ・サラのふたつの抗議行動の記録、ユダヤ人主体のシェイフ・ジャッラの抗議行動と、パレスチナ人だけのナビ・サラの抗議行動に対する、イスラエルの対応を見比べて欲しい。
 イスラエル軍は「世界一道徳的な軍隊」とのプロパガンダが、どれほど詭弁か見て取れる。軍隊は「道徳的」ではありえない。

関連記事:「特集 - 和平会談凍結でパレスチナ人は抗議行動に戻る」Reuters AlertNet
2010年01月24日
Tom Perry

 西岸、ナビ・サラ、1月24日(ロイター) - 西岸の村、ナビ・サラで、ユダヤ人入植地の拡張から彼らの土地を保護する筈だった和平会談の衰退により、失望させられたパレスチナ人は、行進中で、催涙ガスに直面する準備ができている。
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入植者らが建設凍結にも関わらず15棟の新たな構造物建設

2010年01月22日
Haaretz

 西岸のキリヤト・ネタフィム入植地の入植者らが、国家の入植地凍結宣言にも関わらず、15棟の新たな違法構造物を建設したと、軍ラジオは、金曜日、報じた。

 左翼人権グループ、Peace Nowにより提出されている訴状への国の返答は、民事行政検査官が、労働力不足のため決定を回避させることができなかったと述べる。

「わたしたちは、繰り返し法を犯す入植者らに対抗する仕事をしなければならない」と、Peace Now事務局長、ヤリーヴ・オッペンハイマーは軍ラジオに語った。
「わたしたちは、国防省が、高等裁判所の命令を犯すだれに対しても、精力的・積極的に仕事をし、責任を追うべきそれらを告訴することを期待する」と、オッペンハイマーは付け加えた。彼はまた、「イスラエル国防軍が、Maoz Estherのような一時的な前哨基地でテントを壊し、他方で、入植者らが、高等裁判所の凍結命令を犯して、キリヤト・ネタフィムのような場所で、家を丸ごと建設するのを許すことなど容認できない」と語る。

(後略)

全文:Haaretz.com

アーカイヴ:入植地建設がキリヤト・ネタフィムで続く(2009年12月31日)
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