2010年01月24日

イスラエルが西岸襲撃でパレスチナ人平和活動家の息子を逮捕

2010年01月23日
Avi Issacharoff
Haaretz

 イスラエル保安部隊は、金曜日の夜遅く、テロ活動に関わった容疑で、著名な平和活動家の息子を含む、3人の西岸パレスチナ人を逮捕した。

 ヘブロン北部、ベイト・ウンマールの3人の住人は、イスラエル国防軍とシン・ベト部隊両方のメンバーによる主導の共同作戦で拘束された。

 逮捕された中のひとりは、イスラエル-パレスチナ遺族家族フォーラムの総幹事、ハーレド・アブ-アッワドの息子である。

 イスラエル国防軍の発砲で兄弟を亡くした事実にも関わらず、パレスチナ人・イスラエル人の間の対話を提唱するアブ-アッワドは、近年、著名な平和活動家として知られている。

(後略)

全文:Haaretz.com
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BBCにご用心

2010年01月22日

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西岸からロケットは発射されないがイスラエルは封鎖を続ける

スチュアート・リトルウッド - ロンドン

 その使命声明は述べる:「信頼はBBCの基礎:わたしたちは、独立しており、偏らず、誠実である」。

 しかしながら、人びとは、BBCに、聖地の状況報道に関し、その親イスラエルスタンスについて、痛烈な不満を口にする。

 かつて、公正と精度の基準として知られた、今日のBBCは、イスラエルにより違法に占領された - 西岸・東エルサレム・ガザの、パレスチナ領域からのニュースを扱うとき、真実に不注意である。

 わたしたちは今週はじめ、賞の例に扱われた。 平日の午前6時から午前9時まで、ラジオ4で放送される、旗艦「今日」番組は、司会者が、少なくとも3回、カスト・リード作戦の目的が境界越のロケット攻撃を止めることだったと主張するのをわたしが聞いた、ガザ経済特集を、イスラエル電撃戦の記念日に記した。

 これは虚偽である。ロケットは、2008年6月19日から、イスラエルが故意に、何人かのハマースの男たちを殺しにガザへの武力侵攻を実施することにより、平和の希望を打ち砕いた、11月4日まで維持された、エジプトによる仲介の停戦の始まりで、イスラエルによる攻撃の何ヵ月も前に止まっていた。

(後略)

全文:The Palestine Chronicle

 この記事は読み進めるほど面白くなるが、ひとつの記事の翻訳に1時間以上使いたくないので、ここまで。

 BBCばかりではない。NHKのニュースでは、ハマースに触れる度に「イスラム教原理主義組織、ハマス」と枕詞がつく。何年か前、東京に住むアメリカ人の知人に「NHKは『キリスト教原理主義組織を支持基盤とするブッシュ政権』と言わなければならないのじゃない?」と言うと「そうだよ、でもNHKは絶対言わない」と、ふたりで嗤った。

 母が、ニッポンの調査捕鯨船に体当たりしたシーシェパードの行為を、どこかの教授が「テロ行為」だとTVで言っていたと、怒りを共有している。「模型みたいな小さなボートで、軍艦みたいな捕鯨船に体当たりしようなんて、わたしだったら思わない、誰も思わないのじゃない、そんなこと、木っ端微塵になったでしょう」と言う。
ラベル:BBC
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レバノン活動家がエジプトの「恥辱の壁」を標的にキャンペーンを開始

Ahmed Moor
The Electronic Intifada
2010年01月21日

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エジプトがガザとの境界沿いに地中壁建設中 (The Electronic Intifada)

 レバノンのベイルートを拠点とする、新たに形成された活動家運動、恥辱の壁を止めるキャンペーンは、今朝、エジプト-ガザ国境に沿った地下鋼鉄壁建設で、アラブ請負建設会社の役割について公表するため、記者会見を開催した。

(中略)

 鋼鉄壁組み立てでの、アラブ請負い業者の主張される役割は、最初に、アル-ジャジーラとエジプト人ジャーナリスト、リーナ・アッターラにより報告された。地元筋は、名前によりそのエジプト企業を特定した。BBCによると、壁の鋼鉄パネルは、米国で設計され、製造された。 報道はまた、壁建設にフランス人技術者が関係しているとした。

(後略)

全文:The Electronic Intifada

関連記事:「レバノンのエジプトによるガザ障壁抗議行動で少なくとも3人が負傷」Haaretz.com
2010年01月23日
Haaretz/AP通信
 警察と、エジプトのガザとの障壁建設に抗議して、ベイルートのエジプト大使館前に集まった投石デモンストレーターとの間の衝突で、少なくとも3人が、負傷した。

アーカイヴ:レバノン人がエジプトのガザ障壁に抗議行動(01月18日)
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2010年01月23日

何故ガザ住民はモップを得ることができ、酢を得ることはできないのか?

2010年01月21日
DAN IZENBERG

 何故、イスラエルは、ガザ回廊に小麦粉を許し、酢とコリアンダーを禁止するのか? 何故、2カ月前突然に、おしめ、モップ、ブラックペッパー、セイヴォリー(香辛料)を輸入禁止から外したのか? 靴と子どものおもちゃのガザ搬入を妨げることが、どのようにイスラエルの安全を高めるのか? これらは、人権組織、ギシャ移動の自由法律センターが、水曜日に、テルアヴィヴ地方裁判所による木曜日の決定に引き続き、回答を受け取ることを希望していると語った質問のいくつかである。

 裁判所は、情報自由法に基づき、原告による要求の資料を作成するか、あるいは、何故それをするのを拒絶するのか説明するため、国家に、30日間を与えた。

(後略)

全文:The Jerusalem Post

アーカイヴ:UNRWA職員:ガザへの文具許可を拒絶するイスラエルの不合理(2009年10月24日)

「情報自由法」で思い出した、この国にもあったっけ、「情報公開法」。この法律を使えば年金基金の出資先を「公開」してくれるのかしら。
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Shiokhy:「入植地製品の毒性物質が西岸に埋めたてられる」

2010年01月22日金曜日

Saed Bannoura - IMEMC

西岸のパレスチナ消費者保護プログラムの長、Azmi Shiokhyは、西岸内のいくつかのイスラエル工場が、その毒物を、被占領西岸のいくつかの地域に流したり埋めたりしていると述べた。

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イスラエル兵士と言い争うAzmi Shiokhy - Palestine-info

 Shiokhyは、工場が、トラックを持っており、有毒物質を積み込み、西岸に運び、多数の地域にそれら積み荷を投げ捨てていると付け加えた。

 彼は、イスラエル占領が、被占領西岸を、有害廃棄物のダンプスター(大型ごみ箱)として使用していると明かす文書を発表した。

 職員は、パレスチナ自治政府と国際組織に、自然と住民に深刻な影響を及ぼすこの危険な問題に対し、行動するよう要請した。

 この暴力は、多くの入植地で、工場により生産された有害廃棄物を投げ捨てることに加え、入植者らが彼らの汚水を、パレスチナの農業用地に繰り返し溢れさせる、被占領西岸で入植者により繰り返される暴力に似通っている。

 入植者らはまた、パレスチナの樹々や果樹園を、繰り返し、根こそぎにし、農地の広い地域に放火してきた。

原文:International Middle East Media Center

 ディモナ原発の「死の灰」を西岸に捨てているとも聞いた。カルキリヤの近くに。ところで西岸は入植地だらけ、カルキリヤも入植地に囲まれている(地図参照)。

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 だから、入植地も核汚染物質の影響は免れ得ない、高さ8メートルの壁で遮断できる代物じゃないのだから。入植者たちは、自らへの影響を恐れながら、一方で、入植政策を支持する右翼で、政府を批判できないでいるのだと、ユダヤ人の友人から聞いた。
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ヨーロッパ議員団が議会でガザ封鎖問題を提起する

2010年01月20日

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ブリュッセル、(PIC)-- 今月、ガザ回廊を訪問した何十人ものヨーロッパ議員が、イスラエルにより課された封鎖を終結させるよう政府に強いるため、議会と国民に、ガザの人びとの苦難を伝える活動を開始した。

 声明で、封鎖終結ヨーロッパ・キャンペーンは、火曜日、議員が、それぞれの国で彼らの議会の議長に、ガザでの生活全般を覆う封鎖の悲惨な影響を熟知するよう、報告を提出したと、語った。

 議員たちは、報告で、不当なイスラエルの封鎖に対する、国際社会の沈黙への彼らの驚愕と衝撃を表明し、この沈黙が、ガザの人びとに対するイスラエルの犯罪への加担であると強調し、ゴールドストーン報告に応じないことを酷評した。

(後略)

全文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:EU議員代表団がガザに入る(01月17日)
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2010年01月22日

「人間性は隔離できない」:ガザがハイチへの連帯を示す

Rami Almeghari
パレスチナからの実況、被占領ガザ回廊から
2010年01月20日

「わたしたちは、現実に過去62年間、人災の中で生きてきた」と、パレスチナ議員、ガザを拠点とする「封鎖を破る委員会」議長、ジャマル・アル-フダリは語った。「わたしたちは、現在、天災に直面するハイチの人びとに、連帯のメッセージを送りたい。ここに、ガザの人びとがその下に生きる過酷な状況 - イスラエルによる封鎖と武力行使 - にも関わらず、ここの人びとは、象徴的支援を、ハイチの兄弟姉妹に送った」。

(後略)

全文:The Electronic Intifada

関連記事:「パレスチナ人がハイチのため結集する」Los Angeles Times
2010年01月20日
ラベル:ガザ封鎖 ハイチ
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