2010年01月30日
エルサレム - Ma'an - 年配のパレスチナ人現住者を追い出し、入植者に建物への部分的立ち入りを認める裁判所命令に続いて、イスラエル入植者らは、金曜日の朝、エルサレム旧市街のパレスチナ人家屋に違法に居座り始めた。
その名で家屋が登録されている、ファティマ・ダフーディ、80歳は、入植者が、彼女の旧市街の住居に入り、錠を変えた時、ベイト・ハニーナの息子の家に滞在していた。彼ら(入植者ら)は今や、離れることを拒絶していると、目撃者は語った。
エルサレム行政裁判所は、1月25日、ダフーディを家屋から排除して、午前8時-午後8時まで男、午後8時-午前8時まで女のシフトで、イスラエル入植者に部分的立ち入りを認めた。
この裁判所の判決は、家屋の年配の所有者に、仮に彼女が建物に入ろうと試みた場合、投獄と2万シェケル(5,350米ドル)の罰金を命じた。彼女はまた、入植者の弁護士のための弁護費用、9,000シェケル(2,400米ドル)を支払うよう命じられた。
(後略)
全文:
Ma'an News Agencyアーカイヴ:
東エルサレムのイスラエル入植地は平和への真の脅威(2009年12月21日)
エルサレム旧市街の店舗が連なる表通りから住宅街に繋がる階段をのぼると、商店街の喧噪から逃れることができた。ブロックで共有する中庭で、少年たちがサッカーボールを蹴っていたりする。「道に迷ったの?」なんて訊かれる。それはそうだ、外国人が歩きそうもないところを歩いているのだから。「静かなところを歩こうと思って」。
旧市街にイスラエル人入植者が移り住んできたなら、こんなそぞろ歩きはできない。彼らは銃を持っている。奪った土地、奪った家屋に、自らの暴力の影に怯えながら潜んでいるのだから。
posted by mizya at 11:50|
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