エジプトのサッカーコーチ、ハッサン・シャハタ
2010年02月09日
Jack Khoury、Haaretz
ベテランのトレーナー、ハッサン・シャハタは、可能な限り率直なことばで、国境を越える移動に関する推測を終わらせる。
イスラエルのサッカー世界は、つまり、ハッサン・シャハタが可能な限り率直なことばで推測を終わらせた - 火曜日まで、エジプトのコーチがすぐ、トレーニングするキャンプの国を切り替えるだろうとの噂で沸き立っていた。
「イスラエルをコーチする可能性を考慮するぐらいなら、わたしは餓えて死ぬ方がいい」と、彼はエジプト日刊紙、al-Masry al-Youmに語った。
シャハタは、エジプトが南アフリカでの2010年ワールドカップへの予選通過にしくじった時、ポストをなくすところだった。
しかし、60歳のマネージャは、1月、ガーナに打ち勝ち、過去最高の3年連続アフリカ選手権を持ち帰った時、エジプト人の間に英雄の地位を取り戻した。
「わたしは、エジプト・チームとその成功へのイスラエルの嫉妬を理解できる」とシャハタが語ったと引用された。「しかし、わたしの見解から、イスラエルへの訪問も、チームのトレーニングも不可能だろう - 例え、イスラエルがわたしを雇用しようとする世界で唯一の国であったとしても」。
彼は続けた:「どうして、これらシオニストたちが、わたしが、子どもたちや年金受給者たちの殺し屋を含む側をコーチする仕事を引き受けると考えることができるのか? どうしてわたしが、占領者の国を代表するチームを助ける仕事ができるのか?」
エジプト報道陣に「教師」のあだ名で知られる、ベテランのトレーナーは、今、ブラジルでの2014年ワールドカップへの予選通過キャンペーンを導く準備を目指す。
「生まれた瞬間から、わたしは、アラブ人を殺害する、爆撃する、町や村を倒すイスラエルについて聞いてきた - でも、イスラエルがサッカーをするなんて聞いたのは、これが初めて」と、彼は語った。
原文:Haaretz.com
鈍らな大統領に引き換え、なんて素敵なサッカー監督。つい全文翻訳してしまった。何しろ「オチ」が最後の行にあったから。
ガザ住民がエジプトチームを熱烈に応援する記事を読んだ時は(時期からするとアフリカ選手権)哀しい気分になったけれど、そうか、彼が監督するチームなら応援していいんだ、なんて思ってしまう。それにつけてもムバラクの奴は許せない。
基本的にスポーツは嫌い、国粋主義に直結している。オリンピックのばか騒ぎ、止めて欲しい。