2010年02月17日

イスラエルの裁判官さえ微笑んだおかしなパレスチナ人逮捕

2010年02月15日
アミラ・ハス

(長いので概略のみ)

12歳のバッサムの何かが、2人のイスラエル人の微笑みをさそった。
パレスチナ人は、微笑を、2人のイスラエル人の、単にイスラエル人の誰かでなく、軍事裁判所判事が、いかにおかしな状況かと気づいたまれな瞬間と見なした。
脚の周りの鎖がぶつかってガラガラ鳴り、身につけた囚人服があまりに大き過ぎたその少年がよろめきながら入廷するのを見たとき、叫びを抑えた3人のイスラエル人が出席していた。 オフェル軍事裁判所を収容するキャラバンをいつも訪ねる彼女たちがいなければ、バッサムに起こった出来事も、隠された詳細となった。
2009年12月21日月曜日の午後、バッサムは14キロ離れた別の村に住むおばを訪問しようと(乗り合い)タクシーを2回乗り継いで、残りを歩くことにした。近道してパレスチナ人には禁止されているが、彼らの土地に建設された道路の下の小さなトンネルに向かった。イスラエル国防軍兵士がオリーヴ林から飛び出してきて「来い、来い」と彼を呼ぶので「怖くなって逃げた」が兵士らに捕まってしまった。「彼らはぼくに耳栓して目隠ししてプラスチックの手錠(結束ベルト)をするとジープに放り込んだ。アラビア語を話すひとりが「訊かれたら石を投げたと言うんだぞ」と言ったけど「ぼくは怖くて何も考えられなかった」とバッサムは2週間後、家で語った。
最初の場所で2時間留め置かれ、次の場所で警察捜査官が「443号線で石を投げたか」と訊くので「ぼくはハイと言った、だってジープの中でイスラエル兵がぼくにそう言ったから、でも443号線が何か知らなかった。投石器を使ったことがあるかどうか訊かれたので、投石器って何か訊ねたら説明してくれたから、ないと言った」
12月22日午後3時頃、法廷を収容するキャラバンで、バッサムにつけられたDCI (Defence for Children International)の弁護士、Iyad Miskは、彼を知らなかった。裁判官、Major Shimon Leiboが入廷したとき、Miskは、バッサムが、立たなければならないと知らないと思い「立って、立って」と、弁護士席から言った。バッサムは驚きで彼を見つめ「でもぼく、立ってるの」と言った。Leibo裁判官は、それを聞き、見て、微笑んだ。

全文:Haaretz.com
ラベル:軍事裁判所
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イスラエル入植者が建設停止命令に従わない

2010年02月15日月曜日

少なくても、西岸の29のイスラエル入植地が、政府命令の建築活動停止に違反していると、イスラエル国防省は語った。

 情報は、イスラエル議会、クネセトで行われた質問への応答で発表された。

 圧力集団は、政府命令を無視する、少なくても、もう4つの入植地があると語る。
 集団、ピース・ナウは、ユダヤ人入植者らが、人目を忍ぶため、夜と安息日に作業していると語る。
 ピース・ナウは、11月のベンヤミン・ネタニアフ首相による停止命令に反して、建設作業が少なくとも33の入植地で、継続されていると語る。

(後略)

全文:BBC News

アーカイヴ:入植者らが建設凍結にも関わらず15棟の新たな構造物建設(01月25日)
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250万ドル相当の医療コンヴォイがラファ経由でガザに入る

2010年02月13日土曜日

ガザ - Ma'an - アラブ医師会は、250万米ドル相当の医療支援を輸送する医療コンヴォイが、土曜日、ラファ検問所を経由してガザに入ったと発表した。

 コンヴォイは、癌と心臓病患者の医薬品、手術室用の布、心臓手術の設備と補給、2万点から成る。

 アラブ医師会主事、ムハマド・アル-マジュダラウィは「エジプト政府当局が、ガザへのコンヴォイがラファを経由することを許した。コンヴォイは、エジプトのアラブ医師連盟緊急救援委員会によって送られた」と語った。

 アル-マジュダラウィは、この医療コンヴォイが、2009年の沿岸飛び地へのイスラエルの戦争以来、ガザが見た最大のものと語った。

原文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:ガザで腎臓透析液尽きる(2009年10月04日)
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エルサレムの旧市街店舗に破壊の脅威

2010年02月14日日曜日

エルサレム - Ma'an - エルサレム旧市街、ダマスカス門の中のいくつかのパレスチナ人の店舗は、イスラエルのエルサレム自治検査官が、水曜日、所有者と借家人に通知を手渡し、破壊の脅威に直面している。

 通知は、いくつかの店舗の所有者、Muhammad Abu Ad-Dab'atと、借家人のMu’tasim Abu Rmeila、Samir Salayma、Najati Ja’bariに与えられた。店舗からの退去に3日間が与えられた。

 所有者の息子、ワーエルによると、イスラエルの自治体店舗検査官は、破壊通知を手渡す権限はない、通常、認可・建築検査官により実施される。 彼は、彼も彼の父親も借家人たちも、最近のイスラエル政策に従う、イスラエル高等裁判所からの立ち退き命令を受けなかったと付け加えた。

「わたしたちは、あらゆる手段で破壊を止めるつもりだ。わたしたちは、店舗の認可を得るために、その領域を調査する技術者を指名する準備ができている」と、彼は付け加えた。

(後略)

全文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:入植者らが旧市街のパレスチナ人家屋を占拠、錠を変える(02月01日)
posted by mizya at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする