2010年02月25日木曜日
アイルランド外務大臣、ミホール・マーティンは、西側政府官僚のトップによるハマース支配の飛び地訪問としては最初、ガザ回廊に到着した。
アメリカやヨーロッパの指導者や高官らは、2007年6月、ガザがハマースにより引き継がれて以来、訪問してこなかった。
EUと米国は、その時、イスラエル承認と暴力放棄の拒否で、ハマースのボイコットを宣言した。
国連車輌に付き添われ、マーティンは、エジプトとのラファ国境検問所を通って入った。
イスラエルは、昨年のガザに入るという彼の要求を拒否した。 彼はハマースに会うつもりはない。
マーティンの訪問は、最近ドバイでハマース闘士を殺したと主張されるイスラエルの殺し屋集団によるアイルランドパスポートの使用で、アイルランドに広がった怒りに続いて現れる。
最大で10の合法のアイルランドパスポートが、暗殺に使用された可能性がある。
原文:Irish Central
外務大臣がガザを訪問してハマースに会うつもりがないとするなら、その訪問にどのような意味があるのかは問わないとして、イスラエルは、パレスチナ国家を承認していないし(ことばにおいても、もっとあからさまに行動においても)、使用する暴力はハマースとは比べることも不可能なほど大規模だ。それにも関わらず、アメリカやEU政府に、イスラエルをボイコットする兆しはない。
おまけ:「ハマース殺害でお尋ね者『エイジェント』26人の顔写真」BBC News
画像は、彼らが使用した虚偽のヨーロッパ・オーストラリアパスポートの名前と国籍での容疑エイジェントを示す。(つまり、顔写真はエイジェント本人だが、名前と国籍は本人のものかどうか定かでない、恐らく偽物)
追記:
もうひとつおまけ:「ドバイ殺人容疑者:ドバイ出入国フライト行動」guardian.co.uk
ドバイ警察は、先月のMabhouh殺人容疑者のうち22人のフライト情報を発表した