2010年04月09日

ガザ:トンネル労働者遺体で発見

2010年04月08日木曜日

ガザ、2010年4月8日 (Pal Telegraph) - 労働者6人がその中にいた、ガザ-エジプト国境のトンネルが、火曜日、ガザ回廊南部、ラファのSalah Al-Dainゲート近くで崩れた。

 崩れたトンネルに閉じ込められたトンネル労働者4人が、エジプトに向かって抜け出た一方、他の2人が行方不明となった。
 パレスチナ医療情報筋は、崩れたトンネルの中で行方不明となった2日後、彼らはビラール・アブ・レゼク、20歳の遺体を見つけたと語った。
 ガザ回廊とエジプト間のトンネルは、イスラエルの空襲と水とガスをトンネルにあふれさせるエジプトの奮闘により標的にされた。

 イスラエルとエジプトは、包囲のガザとの国境を閉じる。ガザ住民は、2006年以来、食糧や品物など生活必需品を封鎖されたガザ回廊に密輸するのにトンネルを使う。

原文:The Palestine Telegraph

 トンネルが攻撃を受け、トンネル労働者の死亡を伝えるニュースはしばしば届く。翻訳できる分量が限られているから、今回が初めての掲載になる筈。エジプトは電流も流していて、感電による死亡のニュースも幾度か届いたことがある。
 哀しい、と言っているだけでは足りない。150万人を見殺しにするような、「封鎖」を解除させるべく、イスラエルとエジプトに圧力をかけ続けなければならない。ことばに動かされることは全くないようだから、唯一の方法がボイコット。
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アブダル・カデル:偽造に基づくシェイフ・ジャッラの追い立て

2010年04月06日火曜日

エルサレム - Ma'an - 入植者組織、Nahalat Shimonインタナショナルにより、火曜日、シェイフ・ジャッラの2家族に渡された裁判所命令の追い立て証明書は、偽造文書に基づくものと、エルサレム事案担当のファタハ職員、ハテム・アブダル・カデルは語った。

「イスラエル司法高等裁判所は、前もって、この(Nahalat Shimonインタナショナル)協会により発行された偽造文書に信任を与え、家が建つ土地の所有権を承認した」と、アブダル・カデルはMa'anに語った。

(後略)

全文:Ma'an News Agency
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報道禁止事件

Ze'ev Segal

 元最高裁判事でイスラエル報道評議会会長、Dalia Dornerは、ラジオインタヴュで、外国ニュースメディアがその詳細を報道しているにもかかわらず、ある公安事件に関する裁判所緘口令が執行されたままであることは「遺憾」と語った。緘口令の解除を素早く要請しない政府の愚かしさの遺憾に加え、裁判所がイスラエルメディアに課した沈黙は、馬鹿げている。それは、イスラエル大衆の知る権利、情報の自由を定める法で認められている権利を侵害する。 それは、司法保護下に漂う噂をあおり、イスラエル民主主義を茶番とする。

(後略)

全文:Haaretz.com

関連記事:「元兵士事件に関するイスラエルの緘口令への非難」BBC News
     「アナト・カムの話の真実の教訓」guardian.co.uk
イスラエルのシン・ベトによる高圧的報道規制が、イスラエル国防軍内部告発者事件の真実の疑獄を覆い隠した

Daniella Peled
2010年04月08日木曜日

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イスラエル軍チーフ、ガビ・アシュケナジ将軍、2010年3月:Haaretzジャーナリスト、Uri Blauによれば、彼は、西岸でのパレスチナ人闘士の軍による暗殺を、伝えられるところでは、承認した。 アナト・カムは、機密資料をHaaretzに漏らしたと申し立てられている。 写真:Burhan Ozbilici/AP

アーカイヴ:イスラエルへの秘密の言論弾圧命令撤廃要請(04月04日)

 ガーディアン記事中、「アナト・カム」で検索すると、2週間前、ヒットしたのはふたつかみっつ以上ではなかったが、今日では20万以上とあった。ちなみに日本語で検索してみると、boycottilしかみつからなかった。ニッポンメディアは掲載したくないかもしれない、似通った事件がこの国にもあって、この国のシン・ベトも「恋愛問題」にすり替えてしまったし、メディアもそれで踊ったのだから。
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ギリシアのインティファーダ協会が、ミュージシャン、Demis Roussosにイスラエルで演奏しないよう呼びかける

2010年04月07日水曜日

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アテネ、2010年4月7日 (Pal Telegraph) - パレスチナの人びとのインティファーダに連帯するギリシア協会は、今日、国際的に知られるギリシア人ミュージシャン、Demis Roussosに、イスラエルのアパルトヘイトをボイコットし、そこで演奏しないよう呼びかける、公開書簡を発表した。

全文は以下(翻訳省略)

全文:The Palestinian Telegraph

 ニッポンの作家が「エルサレム賞」を受賞するため、ガザ侵攻直後のイスラエルに出かけていって、ほぼ1年、この作家を代理する出版社は、次は「ノーベル賞」だと信じて疑わなかったらしい。「ノーベル賞受賞」を知らせる号外に「広告」掲載を呼びかけていたと聞いた。結局この号外が発行されることはなかったが。
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活動家:パレスチナ自治政府が、壁に反対する平和的抵抗を抑止し始めた

2010年04月06日

ラマッラ、(PIC)--壁に反対する民衆キャンペーン調整者、ジャマル・ジュムアは、火曜日、すべての反壁委員会は、拒絶すると断言し、ラマッラのパレスチナ自治政府(PA)が、隔離壁に対する平和的抵抗を、自身のビジョンに従い、制御しきれなくならないようカスタマイズしようとしていると語った。

 パレスチナ情報センター(PIC)への報道声明で、ジュムアは、パレスチナ自治政府が、反壁行進を制御しきれなくなるかもしれないという明確な恐れがあり、それで保安組織に、デモ参加者を制限し、行進させるべき領域を指定するよう何度も命じた、と付け加えた。

 彼は、パレスチナ人反壁デモ参加者は、制御可能な電子機械ではなく、イスラエルの拡大に平和的に抵抗する怒れる大衆なのだと強調し、反壁行進のルートを決めようとするパレスチナ自治政府の試みは、全く容認できないと付け加えた。

(後略)

全文:The Palestinian Information Center
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