ベツレヘム - Ma'an - パレスチナ中央統計局(PCBS)は、イスラエル建国前の国民軍による1948年のパレスチナ人排除、ナクバ以来62年の記録を編纂した、人口統計調査を発表した。
「天災とは逆に、パレスチナのナクバは、人の手になる軍事計画の結果であり、パレスチナの人びとの大きな悲劇を繰り広げた国々の陰謀である」とPCBSは述べた。
140万人のパレスチナ人 - 1948年に、1,300のパレスチナの町村に住んでいたパレスチナ人口 - のうちの80万以上が「西岸、ガザ回廊、隣接のアラブ諸国、そして世界の他の国々に、彼らの故国を追い払われた」。加えて、何千人ものパレスチナ人が、彼らの家から排除させられたが、新たに宣言されたイスラエル国家内に留まった。「記録されたデータによると、ナクバの間、イスラエルは、774の町村を支配し、531のパレスチナ町村を破壊した。イスラエル軍の残虐はまた、1万5000人のパレスチナ人が殺された、ナクバの間の70件以上の大虐殺を含んだ」。
PCBSによると、統計は、1948年のパレスチナ人口が140万人、2009年の終わりまでにおよそ1090万人と推測されると示している。「これは、世界中のパレスチナ人口が、ナクバ以来62周年で、8倍に増加していることを示す。」
統計が、2009年の終わりまでに、ユダヤ系イスラエル人560万人に対し、イスラエル内に住むパレスチナ人総数が、520万になったとさらに明らかにし、2020年までに、イスラエル内の人口比は、ユダヤ人680万人に対し、パレスチナ人口は710万人に達するとの予測を、PCBSは記述した。
(後略)
全文:Ma'an News Agency
つまり、「イスラエル内の20%を占める」と言われていたアラブ人人口は「嘘」だったということ???
ラベル:パレスチナ中央統計局 ナクバ