2010年05月26日

イスラエル軍がイッサウィヤの町に非常線を張り破壊命令を手渡す

2010年05月25日

被占領エルサレム、(PIC) - 高まる緊張の最中、イスラエル警察隊は、聖なる都市全体にわたってパレスチナ人を狙う、民族浄化キャンペーンの文脈で、昨日、町を襲撃したのに続き、火曜日、被占領エルサレムのイッサウィヤ町への攻囲を強めた。

 パレスチナ人目撃者たちは、巨大な数のイスラエル警察・国境警備が、市議会と所得税務部からの公務員らと共に、月曜日、イッサウィヤ町を強襲したと語った。

(中略)

 地元筋は、イスラエルのエルサレム市計画・建設委員会が、イッサウィヤのパレスチナ市民を代表するBimkom組織により提出された建築青写真を拒絶した後、イスラエルが、町の南東領域の家屋150戸の破壊を計画していると断言した。

(後略)

全文:The Palestinian Information Center

関連記事:「イスラエルがパレスチナ家屋9戸を破壊」The Palestine Telegraph
2010年05月25日火曜日
ナブルス、2010年5月25日 (Pal Telegraph) - イスラエル占領当局は、西岸の都市ナブルスの南、Yetma村の家屋を破壊する意図を、今日、パレスチナ人9人に通知した。

     「イスラエルがベツレヘムの東で15ドナムを掘り起こす」The Palestine Telegraph
2010年05月25日火曜日
西岸、2010年5月25日 (Pal Telegraph) - イスラエルのブルドーザは、ベツレヘム市の西(タイトルでは「東」?)、Nahlen村のパレスチナの土地を掘り返した。
 軍用車両とブルドーザが、15ドナムを掘り返し多くのオリーヴ樹を引き抜いた現場に居合わせた。

     「入植者らがパレスチナ人の泉にテントを設置」Ma'an News Agency
2010年05月24日月曜日
ラマッラ - Ma'an - ラマッラの東、ドゥラ・アル-カラ村の住人は、西岸の違法入植地居住者が、月曜日、村の泉近くにテントを建てたと語った。
 テントは、5メートルx8メートルで、イスラエルの旗を上げることで地元住民を「挑発」し、村人が毎日使用する泉へのアクセスを阻むため、ベイト・エルの入植者らにより建てられたと、住人は語った。

 日々届く、イスラエルの「土地強奪」のニュース。このように毎日あちこちで盗み続けているからには、諸外国からの1国家解決の圧力も強まることだろう。まだ本心でなく、「土地強奪」を押しとどめるつもりだけにせよ、米国政府さえ、1国家解決を口にしたりしてみているのだから。
posted by mizya at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人権活動家、アミール・マフールの拘留延長に抗議を

プレスリリース
Addameer
2010年05月24日

 2010年5月20日木曜日のPetach Tikva行政裁判所での公聴会で、裁判官は、アミール・マフールの拘留を、2010年5月25日火曜日まで三度延長した。人権活動家でアラブ非政府組織ネットワーク、Ittijah代表、マフールは、5月6日早朝、ハイファの自宅から逮捕されて以来、イスラエル拘留下にある。

 オマル・サイード博士の、現在2010年5月23日日曜日に期限が切れる設定の拘留もまた、木曜日、Petach Tikva裁判所で延長された。著名な大学人で社会的政治的活動家、サイード博士は、2010年4月24日、ヨルダンに向かう途中、キング・フセイン(アレンビー)国境検問所でイスラエル当局により逮捕された。

(中略)

 またイスラエル内でのマフール逮捕あるいは拘留のいかなる発表も禁ずる緘口令は、5月10日に部分的に撤廃されたものの、裁判所制限命令は随所に残っており、弁護士が、マフール訴訟事件のすべてで、継続中の尋問、彼の健康状態や医療記録など、いかなる情報も明らかにするのを妨げている。この命令はまた、彼の訪問を禁じられたままの家族に、マフールの物理的状況に関するいかなる知らせの到達も阻んでいる。

(中略)

 Addameerはしたがって、ラマッラのパレスチナ自治政府駐在外国代表部、テルアヴィヴと東エルサレムの外国領事館メンバー、および欧州委員会、欧州議会、人権組織、および国連団体の代表を含む、外国政府職員に、以下のことをするよう主張する:

•イスラエル当局との公式会談でアミール・マフールの事案を提出してください;
•イスラエル当局宛ての公式書簡で、マフール逮捕と拘留延長の理由に関して明確にするよう要請してください;
•マフールの即時解放と彼に対する渡航禁止解除を要請してください;
•人権活動家の独断的拘留と強制追放の政策を終わらせるようイスラエルに圧力をかけてください;
•軍事裁判所監視計画に、政治的拘留下のイスラエル市民パレスチナ人の事案を視界に捕らえるイスラエル裁判所監視を含むよう拡大してください。

 Addameerはまた、アミール・マフールを救援するため国際社会が以下の行動を取るよう訴えます:(後略:くたびれてしまって。原文で)

全文:The Electronic Intifada

アーカイヴ:アムネスティ:イスラエルは人権活動家へのハラスメントを停止すべき(05月15日)
posted by mizya at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | action | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大学人・学生500人がイスラエルのノーム・チョムスキィ入域許可拒否に抗議する書簡に署名

2010年05月24日

書簡に曰く:民主主義の下、わたしたちは支配的意見と異なる意見を表明する声を沈黙させない。

Asaf Shtull-Trauring

 大学人・学生・識者500人が、先週、言語学者、ノーム・チョムスキィのイスラエルと西岸への入域を拒否した内務省決定に異議を申し立て、内務大臣、エリ・イシャイに宛てた書簡に署名した。

(中略)

「わたしたちは、その領域入域を要請した市民へのイスラエル政府が待遇した屈辱的方法に抗議する。わたしたちはまた、貴省とイスラエル政府が引き起こした民主主義への危害と不遜に抗議する」と書簡に読めた。

(後略)

全文:Haaretz.com

アーカイヴ:ギデオン・レヴィ:Reichmanによる民主主義(05月21日)

 ギデオン・レヴィの記事がでなかったなら、この書簡が送られたかどうか怪しい。イスラエル政府の民主主義への不遜はノーム・チョムスキィの入域拒否に限られる訳ではないのだから。書簡で言う「その領域(its territory)」とはつまり「被占領パレスチナ」のこと、曖昧なことば選びをする、と、思わないわけにはいかない。
posted by mizya at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | letter | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パレスチナ女性:逮捕後のセクシャル・ハラスメントでイスラエルを非難

2010年05月25日

エルサレム - PNN - 東エルサレムのパレスチナ女性は、拷問、過酷な状況下での投獄、逮捕後のセクシャル・ハラスメントでイスラエル当局を非難している。

 弁護士、シリーン・イサウィは、尋問の間、椅子に鎖でつながれ、トイレの使用も食べることも許されなかったと語った。「彼らは、鎖を外さずに、わたしから遠くに食物を置いた」と、彼女は語った。
 ことさら過酷な尋問の一巡りの後、彼女は吐血し、医務室に引きずられ、監視人により床に投げられた、と、イサウィは語った。イサウィはまた、尋問官が、強制追放で彼女を脅迫し、イスラーム信仰をあざけり、頭に覆いしたとも語った。
 別の機会、尋問官がイサウィの近くに座り、彼女の腿に置かれた彼の手を引き離そうとすると、彼女をどなったと語った。獄中での2週間で、8キログラムを失ったとイサウィは語った。

(後略)

全文:Palestine News Network
posted by mizya at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MESS報告/パレスチナ村人が恒久的赤信号に捕われる

2010年05月24日

シェイフ・サアド住人1,800人が、(エルサレム)市住民と考えられている事実にも関わらず、エルサレムへの道路へのアクセスを拒絶された。

Avi IssacharoffとAmos Harel

 イスラエル防衛体制は、エルサレム南西のパレスチナ村、シェイフ・サアドの住人に、車で町を離れることを許可していない。イスラエル身分証明書を持つ特権を指定された住民には、村を歩いて出ることに制限さえある。

 西へは、シェイフ・サアドは分離壁により隔てられ、その東、北、南は、キドロン渓谷で囲まれている。シェイフ・サアドの住民3,000人は、西岸分離壁が、エルサレム市の管轄に落ちたジャバル・ムッカベルからシェイフ・サアドを切り離したので、現在、他のすべての町から孤立させられている。

 イスラエル身分証明書を有する住民1,800人は、(エルサレム)市の住民とみなされている事実にも関わらず、エルサレムへの道路アクセスを拒絶された。パレスチナ身分証明書を携帯する、残りの村人1,200人は、戻る時には急な坂を上らなければならない、渓谷に降りていくことを残しては、その領域を離れるいかなる方法も持たない。冬の間(雨期)は、渓谷が雨水で氾濫していないときだけ、これはできる。 パレスチナ人は、最も近い村、サワフラ・アッシャルキーヤに到達するのみで、何キロメートルをも縦走する必要がある。

(後略:長いので)

全文:Haaretz.com

 エルサレムと西岸にガザ化を拡大するイスラエルの目論みがあからさまになってきている。
posted by mizya at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする