2010年08月31日

イギリス労働組合がイスラエルボイコットを選り抜く

2010年08月29日日曜日

イギリス労働組合員は、来月の年次大会で、被占領パレスチナ領域での残虐促進で、イスラエルを非難する決議に投票するだろう。

 イングランド北西部、マンチェスターでの会議で、イギリス650万労働組合のメンバーにより採択される決議は、不毛にされた地域に住む、貧しくされた人びと150万人以上の生活状況がますます悪化させられている、ガザ回廊にイスラエルが課す封鎖を非難する。

(略:採択されたならもっと詳細を... 多分... )

前文:Press TV
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アーティストのアリエルボイコットを大臣らが酷評

ネタニアフ首相は「必要な最後のものは中からのボイコットだ」と語り、その俳優が、グリーン・ラインを超えて位置する都市での公演を拒否した劇団からの資金提供撤退を脅した。Steinitz財務大臣:これらのアーティストは劇団にふさわしくない。一方、Ynetは、カメリ劇団が、契約で特別条項を含む異論を見越していたと知る

Ronen Medzini
2010年08月29日

 ベンヤミン・ネタニアフ首相は、日曜日、政府がイスラエル国家に対する内部のボイコットに資金提供しないと語った。(略)

 財務大臣、Yuval Steinitzは、政府がアリエルでの公演を拒否する劇団(場)からの資金提供を撤退させるべきと語った。
「イスラエル国は多くの金を劇団(場)に投資する。これら劇団(場)への助成は、アリエル居住者によってもまた支払われ、イスラエルでこれを妨害しているものに使うべきでない」と、大臣は語った。(イスラエルが西岸での入植地拡大を狙って採用する入植者らへの優遇税制の補填を、劇団員が支払う税金でまかなっている、ということも可能。要はどこに視点を置くかの問題、詭弁に過ぎない - mizya)

(略)

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アリエルの文化ホール。 「アーティストは代わる聴衆を見つけないだろう」

 科学工業大臣、Daniel Hershkowitzは、ボイコットはアーティストを傷つけるだけと考えている。(略)
「わたしは、人びとが文化を政治に混合する事実を遺憾に思う。わたしは、少なくとも彼らのひとりが軍務にさえつかなったと聞いた。この要求は不当だ」。

(略)

 ボイコットイニシアチブはまた、テルアヴィヴ市長、Ron Huldaiによっても酷評された。「公的基金で融資される劇団(場)で働くものは、劇団(場)運営により決定された場所での公演を拒否できない」と、彼は応答で語った。

(略)

 文化スポーツ大臣、Limor Livnatは、土曜日、国家により支援された劇団(場)のマネジャーに「俳優とアーティストが、イスラエル社会を分断すると決めたからには、即刻、引き起こされた危機解決を援助する」よう要請した。

(略)

カメリの契約は特別条項を含む
 Ynetはまた、テルアヴィヴのカメリ劇団(場)が、アリエルでの公演への異論の可能性を見越しており、劇団(場)との契約で、ボイコットの場合自身を護る特別条項を含めていたと知った。

「これによって、俳優か女優がアリエルでの公演を拒否する場合、可能なら劇団は、それらの交替を模索する権利が与えられ、あるいは上演を取り消す権利を与えられると強調される。アリエルでの公演への俳優の拒否による上演のキャンセルで、カメリへの損害賠償、費用などのため訴訟を起こすことはできない」と、条項は述べた。

(略:長過ぎ)

全文:Ynet news.com

関連記事:「操り人形劇団」Haaretz.com
2010年08月29日

アリエル入植地の新文化オーディトリアムでの舞台劇への我ら劇団(場)体制による決定は、おそらく曾て見られたことのない類いの、本当の試験を演劇界に提示する。
ギデオン・レヴィ

(本文翻訳省略:彼らが演劇人か単なるマリオネットかもうすぐ明確になる、というもの)

     「軍隊と芸術を同じと看做す」Haaretz.com
2010年08月29日

彼らの政治的信念の鈍らな反駁で、アーティストをアリエルに引きずっていくことはできない;我がユダヤ人オンリーアパルトヘイト道路で彼らを駆り立てることはできない。
Yossi Sarid
(本文翻訳省略)

アーカイヴ:「入植地文化センターへの俳優のボイコットはイスラエルを分裂させるだろう」(08月30日)
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2010年08月30日

UNRWAが来月看病・妊婦支援カット

パレスチナ難民国連救済事業機関 (UNRWA) は、機関が現在被る財政不足のため、看病と妊婦への食糧提供プログラムで、この9月出費をカットする計画を発表した。

2010年08月23日月曜日
PIC&Ikhwanweb

アンマン-- パレスチナ難民国連救済事業機関 (UNRWA) は、機関が現在被る財政不足のため、看病と妊婦への食糧提供プログラムで、この9月出費をカットする計画を発表した。

 決定は、ことさら限られた寄付に依存するので、その財源の最適利用を確実にする業務提供戦略の再評価で、機関が取る手段のひとつである。
(略)

 関連する状況で、ヨルダンのパレスチナ難民人権委員会は、ヨルダンの難民キャンプ住人の60パーセントが、UNRWAにより提供される衛生、教育、社会的業務の顕著な衰退の後、貧困水準下で生活していると報告した。

 土曜日に、ヨルダン帰還権防衛高等委員会とパレスチナ難民代表団により準備され、UNRWA総局長、Filippo Grandiに提出された書簡によれば、キャンプのパレスチナ人の60パーセント以上が貧困水準以下で生活し、およそ45パーセントが失業しており、75パーセントがキャンプに所有するものがない。

 書簡は、UNRWAの業務縮小と必要とされる支援提供の責任逃れの結果、パレスチナ難民が被った損害に光を当て、1948年に占領された彼らの土地に戻り、難民問題が解決されるまで、機関は活動的に続けなければならないと強調した。

全文:IkhwanWeb
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「入植地文化センターへの俳優のボイコットはイスラエルを分裂させるだろう」

2010年08月28日

文化・スポーツ大臣は、アリエルの新劇場での上演参加を拒否する俳優・アーティスト36人を非難する。
Chaim Levinson

 文化・スポーツ大臣、Limor Livnatは、アリエル入植地に建設された文化センターでの公演を拒否すると宣言した舞台俳優とスタッフ36人による土曜日の声明に、土曜日、厳しく応答した。

「俳優とアーティストが、イスラエル社会分断を決めたからには、舞台演出家は、即刻この危機の処理に入るべき」と、Livnatは語った。

(略)

全文:Haaretz.com

 イスラエル政府が、分断されるような政策を続けてきた結果。イスラエルの政策に社会が一致していたらその方が恐ろしい。

関連記事:「イスラエルの俳優が入植地での公演を拒否」Tikun Olam

 イスラエルの主導的劇団が、イスラエル入植地に初めて出演すると発表した後、イスラエル人俳優、ディレクター、プロデューサー40人は、公演を拒否する声明に署名した。その後援者らにより「サマリアの首都」として知られるアリエルの良き市民たちのため、彼らは、宝物の世界的正典のいくつか(ブレヒトの『コーカサスの白墨の輪』を含む)を公演して、芸術のための新センター委員会に誉を与えることになっていた。

アーティストたちは声明で述べた:
「わたしたちは、アリエルの新ホールに出演する劇団経営の意図に関し、侮蔑を表明する。わたしたちは、アリエルといかなる他の入植地での出演も拒否するつもりである。わたしたちは、経営者側が、その演劇公演活動をイスラエル国の主権を有する境界内に制限するよう要求する」。
(略)

アーカイヴ:イスラエル舞台俳優が西岸の新文化センターでの公演を拒絶(08月28日)
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2010年08月29日

「イスラエル国防軍は4時間以内にレバノン軍を破壊できる」

レバノン紙は、米国使節顧問が、致命的国境の小競り合いに続くイスラエルの緊急時対策で、レバノン軍チーフを威したと述べる

Roee Nahmias
2010年08月27日

 米国中東特使、George Mitchellの主席顧問は、レバノン軍司令官、Jean Kahwajimを、彼の軍がイスラエルとの付加的交戦の口火を切るなら、イスラエル国防軍は4時間以内に彼の軍を全滅させると脅迫したと、レバノン紙al-Liwaは、金曜日報じた。

(略)

全文:Ynet news.com

 イスラエルが言うならともかく、米国の、それも中東特使顧問の発言となると、「中東特使」の信頼性に拘るばかりか、あまりにも品性下劣。恐らく米国はイスラエルなのだ。
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イスラエル・米国のフランス - レバノン兵器取引停止企て

2010年08月27日 イスラエルと米国は、いかなる今後の対立かで、イスラエル死傷者増大に繋がり得る、フランス - レバノン兵器取引を妨げようと企てていると、Channel 10は、アラビア語日刊紙、Asharq al-Awsatによる金曜日の報道から引用した。

 報道によると、フランス国防相、Herve Moranは、レバノンのカウンターパート(国防相)、Elias Murrに、既にレバノン武装軍により使用される、Gazelleヘリコプターに装備されるHOT対戦車ミサイル100発のレバノンへの販売を申し出る書簡を送った。

 新聞により引用されたフランス情報筋は、レバノン防衛体制での「混乱」故のHOTミサイル引き渡しの遅れを非難した。

 レバノン武装軍へのフランスの兵器販売は、ワシントンが、レバノン軍の軍備に資金提供する問題で、レバノン武装軍が、アメリカ同盟国、あるいはヒズボッラにより敵対される(co-opted? 原文参照)イスラエルとの戦闘に従事することになるかもしれない懸念に関し、ますます物怖じを増大させた時、現れた。

(略)

全文:Al-Manar TV

アーカイヴ:Murrが米国へ:あなたたちは「条件付き」援助を続ければいい!(08月12日)

 レバノン軍を軍事的に強化するなら、相対的にヒズボッラの弱体化を促すというのが米国の本来の目的だった筈だけれど、イスラエルに泣きつかれて支援を取りやめたりするから、まあ、自業自得としか言いようがない。
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米国は今の合意を望む、平和は後で

ホワイトハウス文書が、イスラエル-パレスチナ会談のアメリカの準備を明かす:エルサレムとラマッラを訪問するオバマ大統領は、痛みを伴う譲歩を求める;10年以内に実施される恒久的合意に1年以内に署名

Shimon Shiffer
2010年08月27日

 オバマ政権は、イスラエルとパレスチナ自治政府に、中東紛争を終わらせる目的の新たな概要を与えることを計画している。

 日刊紙、Yedioth Ahronothは、アメリカが、恒久的解決の枠組み合意に1年以内に署名するよう、両陣営に圧力をかけるだろうと、しかし合意自体は10年以内に履行されるだろうと知った。

(略)

 彼の訪問で、オバマは、平和のための痛みを伴う譲歩を支持するよう、両陣営に納得させようとするだろう。

 何日か前、アメリカユダヤ組織指導者たちは、オバマ政権の中東政策を決定するる高官たち3人 - Shapiro、Dennis Ross、米国中東特使、George Mitchellの副官、David Haleを呼び会議を持った。
 Rossは、オスロ合意以来、イスラエルとパレスチナのすべての会談にかかわってきた。彼は今日では、中東業務に関するオバマ(政権)随一の専門家と考えられている。

アラブ諸国からの言動
 Yedioth Ahronothは、ホワイトハウス職員により書かれた、要約した会議呼びかけ実施概要を得た。文書は、近い将来の政権の計画への魅惑の覗き見を提供する。

 アメリカの計画によると、イスラエルとパレスチナの交渉チームは、1年以内に枠組み合意に到達するよう、多忙極める会談を開催するだろう。チームが冷静に恒久的合意の中核となる問題:エルサレムの将来、境界、入植地、難民を議論するのを許容するよう、集中的会談が独立した場所で開催されるだろう。

(略)

 会談が行き詰まるなら、アメリカ職員が介入して、両陣営の橋渡しを試みるだろう。さらに米国は、アラブ諸国がイスラエルに善意の言動を申し出るよう説得を試み、パレスチナに妥協するよう影響を及ぼすだろう。

(略)

全文:Ynet news.com

 生きた年月に相当するほど大人になりきれないわたしは、怒りなしにこのような記事を翻訳することはできない。イスラエルが占領者、パレスチナは占領を被る身、譲歩を要求されるべきは、占領者たるイスラエルでなければならない。オスロ合意から常に譲歩を迫られてきたパレスチナには、もう譲歩できる何ものも残っていないと、譲歩を迫ってきた当の米国が知らない筈はない。イスラエルに譲歩を迫ることを端から諦めて、パレスチナからのみ譲歩を引き出すために圧力をかける米国に、調停者としての資格はない。
posted by mizya at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする