Richard Hall
Guardian Weekly
2010年08月24日火曜日
パレスチナ人整備士がベイルートの北、バダウィ難民キャンプでスクータを修理する。レバノンの法律は、パレスチナ人の専門職と財産所有を制限する。
Photograph: Joseph Eid/AFP
ベイルート南部、使い古しのモペットが疾走し、頭上に電線がだらしなくぶら下がる、シャティーラ難民キャンプの狭い通りに立って、7歳のハサン・ハメイドは、彼が成長したならしたいことは明確で:「医師になって、病人を治療したい」。
しかし、パレスチナの人びとに示されたレバノンの共感にも拘らず、レバノンの法律は、国の何十万人ものパレスチナ人を拒む、専門職と所有権の長い一覧表で、彼の夢の実現を妨げるだろう。何世代ものパレスチナ人が、狭苦しくごみごみした難民キャンプで、貧困に陥れられたままになっており、教育があってさえ、家も土地も所有できず、弁護士になることも技術者になることも、残念ながら、ハサンが医師になることもできない。先週の法律の転換は、最も卑しい仕事以外すべての労働を禁止した数十年の差別法を処理する、いくつかの職業権を与え、制限を解いた。
パレスチナ人は、無料で労働許可を申請でき、年金基金に支払うことができ、業務上の - 事故に関し - 補償を請求できるだろうが、雇用主が彼らを雇う保証はなく、あるいは、労働許可がどのように割り当てられるのか、そして彼らはまだ、多くの主要な専門職で働くことができないだろう。医学や工学の法律は、彼らが雇われる前に、産業組合に加わることを必要とする。しかし、互恵主義政策は、レバノン人への同様の利益を提供できる認知された国家に属す他の外国人のようには「国なき」パレスチナ人が雇われ得ないことを意味する。
法律は多くにより懐疑で迎えられた。「ぼくは、電話を修理する... 13年間学んでぼくは電話を修理することができる」と、ガッサン、39歳は落胆して語る。彼は電気工学を学び、2カ月前、レバノンの博士号を受けた。彼は、パレスチナ人の教育資金の不足にも拘らず、資格を獲得したほんのわずかの中にいる。しかし新法ができてさえ、レバノンにいる限り、ガッサンは工学で雇われないだろう。 彼は語った:「ここレバノンには法律がなく、統治もなく、何も起こらない。(法律)全体を忘れよう - 書かれること、聞いたこと、見たこと、それを忘れる」。
(略:長い)
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