イスラエルの占領下にあるゴランに住むシリア市民は、西岸やガザのパレスチナ人ほど多く国際メディアで報道されていない。しかし、彼らが生活する状況は、ほとんど同じく厳しい。本当に、1980年のゴランに対して、イスラエルが一方的 (そして世界的に全く認められていない) 併合の行為を遂行して以来、ゴランの正当かつ生来の住民の状況は、被占領東エルサレムの正当かつ生来の住民と同様に厳しい。
昨日、Haaretzは、ゴランの町、マジダル・シャムスの住人、モナ・シャアルの逮捕についてこれを報じた。
HaaretzのJack Khouryは:
シャアルは、伝えられるところでは、イスラエルの安全に対する犯罪を犯したとして逮捕された。
彼女の息子、ファディ・シャアルが初め、数週間前に、この事件で、申し立てられたスパイ活動とイスラエル治安に対して犯罪を犯したとして逮捕された。彼女の夫もまた、この事件との関わりで逮捕された:
と書く。
Khouryは、断片的にマジダル・シャムスを、イスラエル内と暗示する「北部ドゥルーズ村」として記述した。時々かなりリベラルなHaaretzの編集者さえ、ゴランを「単にイスラエルのもうひとつの地域」とする、イスラエルの長年の公式の語りを疑問としないことを考えると、まったく気が滅入る。
原文:"Just World News" with Helena Cobban
Haaretzが、西岸を「ジュデア・サマリア」などと記述しているのに出くわすと、わたしも気が滅入る。まあ、リベラルとはいえ、イスラエルの新聞だから、多くを期待してはいけないと気を取り直すことにはしているけれど、そう上手くはいかない。