トルコエネルギー大臣が、イランへの販売を支持すると語る;国の主要なガソリン輸出業者:イランは米国より重要
Reuters
トルコは、イスラーム共和国の燃料輸入を圧迫することを目指す米国の制裁にも拘らず、トルコ企業によるイランへのガソリン販売を支持するだろうと、エネルギー大臣、Taner Yildizは、水曜日、語った。
2010年5月17日、テヘランで原子力取引に署名するブラジル大統領、Luis Inacio Lula da Silva、イラン大統領、マフムード・アフマディネジャド、トルコ首相、レジェップ・タイイップ・エルドアン Photo by: AP
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「民間部門がイランへの[石油]製品販売を望むなら、わたしたちは支援するつもりだ。トルコにはイランとの製品取り引きを止める要請は何もない」と、Yildizはインタヴュで語った。
ガソリン販売は、トルコがイランと計画している他のプロジェクト同様、伝統的西側同盟国により設定された条件に関する、中東のエネルギー豊富な近隣諸国を優先させる、エネルギー政策での転換を示すに違いない。
米国国家財政委員会の文書によると、イランにガソリンを販売するどんな会社も、米国金融システムへのアクセス禁止の可能性や米国契約の拒絶を含む懲罰に直面し得る。
Koc Holding所有の、トルコ唯一の精製所でガソリン輸出業、Tuprasは、会社がイランに何か販売するかどうか語るのを辞退した。しかしながら、精製所はイスラーム共和国から原油の33パーセントを購入する。
Tupras役員は「わたしたちにとり、イランはアメリカより重要、というのも、原油を得ているので。アメリカからは何も得ていない」と語った。
イランは世界第5の原油輸出国だが、国内の精製能力が充分でなく、ガソリン必要量の40パーセント程を輸入しなければならない。
自身の市場に供給するに充分な容量を、中東の他の諸国と同様、2国に与える、総容量、6,000メガワットの発電所共同建設でのトルコとイランによる計画は、継続されるとYildizは語った。
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全文:Haaretz.com