Mike Marquseeは、書いているロンドンに住むアメリカユダヤ人だ。彼は、ガザに支援物資を運ぶ小艦隊使節、トルコ旗を揚げた貨物船、マヴィ・マルマラ号の乗客だった。
2010年5月31日午前3時、イスラエル特攻隊は、公海上で船に乗り込んだ。乗組員メンバーは拿捕に抵抗し、その闘いで9人が撃ち殺された。
彼の最近発行された本、乗り合わせた乗客の出来事に関する報告・分析・意見を編纂した『真夜中、マヴィ・マルマラで』からの抜粋で、Marquseeは、襲撃を連帯自体に対する攻撃と看做す。
攻撃された国際的連帯
小さな始まりと僅かな財源で、パレスチナに連帯する国際運動は、イスラエルが大いなる脅威と悟る力となった。ガザ支援小艦隊に対する襲撃は、その構成要素が今や、イスラエル物資の荷下ろしを拒否する南アフリカの港湾労働者たちから、資本引き上げを要求するバークレーの学生たちにまで及ぶ運動に対する、増大する冷酷なキャンペーンとなった致命的拡大だった。
小艦隊攻撃の野蛮は、イスラエル国家組織が、この地球的民衆運動を恐れ嫌うようになったという点での措置だった。ある意味、暴力は、イスラエルにより、金・制度上の資源・メディアへのアクセスで大規模に上回られた、それにも拘らず、世界最強の政府よりもっとイスラエルに対する圧力をかけた、任意の運動家一団へのひねくれた賛辞だった。まったく、自由小艦隊といった、均衡を取り戻すための市民のイニシアチヴの成長をうながしたのは、それら政府とイスラエルとの長期的共謀である。(略:抜粋とはいえ長い)
全文:Ma'an News Agency