Wayne Madsen
2010年08月20日
どちらの国もその地域にオイルを依存するため、ペルシャ湾での出来事を綿密に監視する中国と日本の諜報機関は、イスラエル海軍特攻隊が最近、イランに帰することができる湾内での海事事件創出に活動的と報告する。
イスラエルが、それぞれ、世界第2・第3の経済大国、中国と日本の諜報機関の精密な調査下にある5件の事件は、8月8日のイラクのバスラ海域での商船4隻への強奪攻撃と、戦略的に重要なホルムズ海峡での7月28日の日本の超大型油送船、発動機船M. Starの爆発である。
先月、イスラエル海軍は、ドイツから入手した旧U-209と新U-212ドルフィン級ディーゼル・エンジン潜水艦をペルシャ湾に配備した。潜水艦は、海と沿岸の目標に対する破壊行為遂行を訓練された、多くのShayetet13海軍特攻戦隊を艦内に搭載するとして知られている。
8月17日、日本のNHKニュース網は、M. Star船内の航海資料記録のレーダーが、船体を破損し乗組員ひとりを負傷させた爆発の直前、疑わしい動きをする小さな船を見分けたと報じた。8月4日、アル-カーイダに繋がると語るアブドゥッラ・アッザム旅団を名のる、実際には知られていない集団が犯行声明を出したが、情報筋は、そのような集団にレーダー補足不能の攻撃といったことが遂行できるという考えを冷笑した。
日本諜報機関は、M. Starを破損したのは、中東で、合衆国とイスラエルにより広く使用される空中無人機と同様の、水中遠隔操作無人機と考えている。
8月8日に、AK-47で武装した男たちが、イラク港、ウンム・カスル海域の船4隻に乗り込み、奪った。船は、アンティグア・バーブーダ旗を揚げた発動機船Armenia;北朝鮮旗を掲げた発動機船Crystal Wave;シリア旗を掲げた発動機船Sana Star;そして、Sealift, Inc.所有で、米国国防総省と軍事上の偶発的作戦を支援する「自発的相互模範海上輸送協定 (VISA) 」を契約する、米国旗を掲げた発動機船Sagamoreである。Sagamoreはまた、米国国際開発庁 (USAID) との契約下にあるイラクへの輸送業務供給を契約している。
攻撃の実際の標的:アンティグア旗を揚げたアルメニア船、北朝鮮船、シリア船、を隠すため、アメリカ共謀の否認の目的で、Sagamoreは、イスラエル特攻隊により乗り込まれたと、アジア情報筋は考えている。イランは現在、原子力計画に関して、国連、米国、ヨーロッパ連合による制裁措置体制下にあり、非米国船3隻(強奪)は、湾内でイスラエル特攻隊により遂行される隠密の精査計画の一部をなすと情報筋により考えられている。
イラク当局は、残りはイラン海域に逃れたが、Sagamoreの攻撃者ふたりが逮捕されたと報告を発表した。イラク当局はまた、事件は些末な犯罪とも説明した。
アルメニアに対する作戦は、アンティグア旗を揚げた船に対するイスラエルの最初の隠密作戦ではなかった。2009年11月4日、キプロスに近い地中海東部で、イスラエル特攻隊は、アンティグア旗を揚げたドイツ所有の発動機船Francopを強奪し、エジプト港、ダミエッタからシリアに行くところと言われた、レバノンのヒズボッラに輸送されるとされた兵器を見つけた。兵器は、イランからエジプトに輸送されたと報じられた。イラン、シリア、ヒズボッラは、Francop船内で見つかった兵器とのいかなる繋がりも否定した。疑わしくも、Francop船内の古い迫撃砲のいくつかは、イスラエルで、Soltam社により製造されていた。その砲弾は、新しく見えるよう塗装されていた。
原文:
Online Journal
わたしのコンピュータでは、原文の何カ所かが漢字に化けて標示されるが、いずれにしろ、適当な翻訳なので...
posted by mizya at 12:31|
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