2010年09月17日

米国外交官がイスラエル非難恐れる

2010年09月12日

ウィーン、9月12日 (UPI) -- 国際原子力機関米国大使は、アラブ大使たちが、次の理事会会議でイスラエルを非難するかもしれないと恐れると、Asharq al-Awsatは報じた。

 日曜日、新聞との単独インタヴュで、国際原子力機関米国大使、Glyn Daviesは、アラブ大使たちに、5月の核拡散防止条約を見直したニューヨーク会議で達成された国際合意内で取り組むよう求めた。

 アメリカ人外交官は、「イスラエルに、2012年会議に参加するよう促す政策を実施するための一致した態度として、核兵器のない中東という、すべての党派が求める目的達成のため取り組む必要性」を新聞に語った。

(略)

全文:UPI.com

関連記事:「米国がアラブ諸国にイスラエル核条約要求を降ろすよう促す」Haaretz.com
2010年09月13日
国際原子力機関米国使節が、イスラエルに核拡散防止条約に調印するよう求める決議は、中東和平交渉に否定的信号を送ると語る。
Reuters

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ソレクのイスラエル核研究センター
Photo by: AP

 イスラエルに核拡散防止条約調印を求めることは、中東和平交渉に否定的信号を送ることになどならない。米国が常にイスラエル保護にまわり「刑罰免除」を助長してきたことが、「中東和平交渉」を長引かせてきた原因なのだから。寝言も休み休みにして欲しい。
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報告:ガザへのイスラエルによる封鎖で学童4万人がUNRWAの学校から拒絶

2010年09月15日

Gisha – PNN - ガザ回廊の封鎖を緩和するイスラエルの公約にも関わらず、ガザの新学年は今週、教室の深刻な不足で始まった。イスラエル非営利組織、Gisha移動の自由法律センターは、水曜日、報告した。

ノートとペンは入れ、建設資材は入れない

 イスラエルは、3年ぶりにガザの政府系学校に学用品の輸入を許したが、建設資材の輸入の殆ど完全な禁止が、学童を、ペンとノートは多くあるものの、教室はない状況に放置した。

人権調査 - すべてのためでない

 UNWRAは、ガザの子どもたちの入学要望に応じるために、新たな100校を必要としている。しかし、封鎖「緩和」にも関わらず、学校建設のための建築資材は、2007年以来、ガザ搬入を認められたことがなかった。したがってUNRWAは、昨日始まった学年のための学校入学適格の子どもたち4万人を追い払わなければならなかった。

 UNRWA学校の学童は、政府系学校では得られない、人権と批判的思考に特化したカリキュラムを学ぶ。その上、UNWRA記録によると、その学校の学童は、国際的素質試験で、政府系学校の学童より20%高い得点を得る。

 UNRWA学校から追い払われる学童は、ガザ回廊の教室不足のひとつの結果にすぎない。教室空間の不足に対処するため、ガザの学校の殆どの学童は、2交替、最大50人で、そして時々、特大金属コンテナを教室として使用し、2人用に造られた机に子ども3人が座って学ぶ。

(略)

全文:Palestine News Network

 つまりイスラエルは人権を学んで欲しくないんだ。パレスチナ人にはもちろん、イスラエル人にも多分。人権を学んだなら入植者などいなくなるだろうし、皆徴兵制を敷くイスラエルで、徴兵拒否が蔓延するだろうから。
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イスラエル入植凍結の間2万7000棟の住宅が建設された

Philippine Times
2010年09月15日水曜日
(Nasouh Nazzal - Gulf News)

 イスラエルは実際には、西岸での、あるいは東エルサレムでの建設を決して停止しなかったし、これら地域の住宅数は、いわゆるモラトリアム(一時停止)の間、劇的に増加した。

 東エルサレム地図・植民地局代表、ハリール・アッタファクジは、西岸での植民地建設は、凍結の間さえ停止したことはなかったと語った。

(略)

 彼は、偽りない凍結があったなら、西岸植民地のユダヤ人人口増加がどうして可能だったのかと尋ねた。
「モラトリアムが課された日、西岸植民地ユダヤ人人口は30万人に満たなかったが、今や、32万人に上る。(被占領)東エルサレムのイスラエル人人口は、モラトリアムが課された日、19万3000人だったが、今日、20万人を超えていると、アッタファクジは語った。

 彼は、入植地での建設を監視するメカニズムがなかったと語った。イスラエル政府が - 実施されたことのない - 部分的入植凍結を発表したものの、建設はやむことがなかったと彼は語った。
 部分的凍結命令 - イスラエルが口先だけで発表した、と彼が語る - は、単に激しい国際的圧力に応じたに過ぎない。

 アッタファクジは、実体的監視メカニズムが、航空写真と衛星画像を含んでいたならと語ったが、そうした方法は取られなかった。
 これは、イスラエル政府に、地面上で自由に作業する、そして、入植地で建設モラトリアムを実施していると偽って主張する機会を与えた。

(略)

全文:Philippine Times
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2010年09月16日

入植者らが東エルサレムの家から家具を取り外す

2010年09月14日火曜日

エルサレム (Ma’an) -- イスラエル入植者らが、エルサレムのパレスチナ人家族の家から家具を取り外したと、火曜日、目撃者は語った。

 1カ月前、東エルサレム旧市街で、入植者らに家を奪われた家族のひとり、Mazen Al-Qirshは、入植者らが引っ越してくる準備で家具を取り除いたと語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency

 原文サイトの写真をみると、サーモンピンクの美しい石造り、日本でいうと檜の5寸角の柱組の家、といった感じ(まあ、今日の日本家屋はベニヤとホチッキスで造られる、というのが相場だけれど)。欲しくなるのはわかるけど、でも普通、その住人を追い出して住み着こうとは考えない。
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イスラエルメディア:3大使館に脅迫

2010年09月14日火曜日

テルアヴィヴ、イスラエル (Ma'an) -- 脅迫状と怪しげな白い粉末を含む封筒が、火曜日午後、テルアヴィヴの米国大使館で見つかったとイスラエルニュースサイト、Ynetは報じた。

 同様の封筒は、報道によると、同市のスウェーデン大使館・スペイン大使館にも送られた。

原文:Ma'an News Agency

 きょうは、翻訳したいと思える記事が多いけれど、ひとりでできる分量には限りがある。もうくたびれちゃって、どんどんいい加減。でもこの記事はこれで全部、省略していない。
posted by mizya at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「トルコがガザ小艦隊船長に質問するというイスラエルの要請を退ける」

2010年09月15日

アンカラは、トルコ調査の一部としてマヴィ・マルマラ号の船長は既に面接され、証言は国連に提出されたと語る。
Haaretz Service

 トルコは、水曜日、5月にイスラエルにより襲撃されたガザ行き支援輸送船団の主導船、マヴィ・マルマラ号船長に質問するとのイスラエル委員会からの要求をにべなく拒絶したと、チャンネル2ニュースは報じた。

(略)

全文:Haaretz.com

 第三者機関、国連の調査にさえ、マヴィ・マルマラ号を襲撃したイスラエル海軍特攻隊を含むイスラエル軍への質問を許さないと豪語するイスラエルの、国際社会からは何ひとつ成果を期待されていない、いわばジェスチャーの調査で、被害国トルコに対し、マヴィ・マルマラ号船長に質問したいなどと、どんな顔をして言えたのだろうと、下の「先行記事」を読んで思った。

先行記事:「イスラエルのガザ小艦隊調査委員団がマヴィ・マルマラ号船長召喚」Haaretz.com
2010年09月13日
ツルケル委員会が、5月31日に乗船の活動家9人が殺戮された船の船長に、証言を強制する努力で、トルコ大使館と交渉する。
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イスラエル兵が手錠のパレスチナ人に発砲

2010年09月15日水曜日

 イスラエルメディア筋は、イスラエル兵が火曜日朝 (14.09.2010) 、テルアヴィヴ市で、手錠されたパレスチナ青年に発砲し、殺したと確認した。

 イスラエルのチャンネル2テレビ局は、火曜日午前の早い時間、警官隊がイスラエル車輌窃盗に関わった容疑で、テルアヴィヴのパレスチナ青年4人を拘束したと確認した。青年のひとりが殺され、もうひとりは何とか逃げた一方、残りの2人はイスラエル占領当局により拘留された。テレビ局によると、「逮捕の間、銃の発砲音が聞こえ、次に手錠された拘留者のひとりが身体上部を撃たれて倒れた。彼はその後まもなく死んだ」。

 チャンネル2によると、青年に発砲したイスラエル警察官は、弾丸が「武器からふとしたことで発射され」、パレスチナ青年18歳の背中に命中、殺すに到ったと主張した。

原文:Middle East Monitor

 手錠の容疑者(裁判前だから「推定無罪」)を撃ち殺したら「国際版ニュース」だと思う。このようなニュースを報じないことで、ニッポンのマスメディアを含む国際メディアは、イスラエルの「刑罰免除」に加担している。
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