2010年10月27日

1948年のナクバと「膨大な書籍強盗」

ADAM HOROWITZ
2010年10月25日

「膨大な書籍強盗」プロジェクトウェブサイトから:

 パレスチナ書籍6万冊が、1948年戦争で、新生イスラエル国により系統的に略奪された。盗まれた書籍の物語は、わたしたちのプロジェクトの中心であるばかりでなく、より大きく広範な努力の発射台でもある:わたしたちは、1948年のパレスチナ文化の破壊を通し、パレスチナの悲劇の範囲と深度を伝達しようと意図する...

 書籍「収集」動因は、すべての貴重書籍が終わった(?) - シオニスト運動の主要な文化団体とイスラエル国 - イスラエル国立図書館の経営陣と司書らからやってきた。他のパレスチナ書籍3万冊が、ハイファとヤーファで「収集」された。

 今日、略奪の書籍、6,000冊が、国立図書館の棚に見いだせる;死んだ中国皇帝の固定化された軍隊のように、編成され、アクセス可能だが、生命のない、索引はラベルAP - Abandoned Property、遺棄物。 ヘブライ語で、国立図書館は「国立本の家」と呼ばれる。

 このまったく知られていない歴史的事件は、偶然光があてられた:国の様々な記録文書を調査していて、イスラエル人博士過程学生、Gish Amitは、「書籍」とそれらの「収集」の必要を記述する記録に偶然出会った。

 略奪事件は、荒廃させるために葬った後、いかに、ひとつの文化が他の遺骨から立ち現れるかの顕著な実例だ:パレスチナ文化が破壊されている瞬間はまた、新イスラエルの意識が生まれる瞬間でもある;パレスチナでのアラブ存在の抹消ばかりでなく、彼らの文化の破壊にも基礎を置く。

(略)

全文とヴィデオ(2分58秒):Mondoweiss

アーカイヴ:研究者:イスラエルはパレスチナの書籍を破壊した(01月31日)
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入植者らはパレスチナの村に汚水をあふれさせる

Palestine Monitor
2010年10月24日

ベイト・ウムマルは、イスラエル人入植者らから継続的嫌がらせを受ける、パレスチナの何百もの村のひとつに過ぎない。彼らは、その土地を失い、彼ら自身の水資源へのアクセスを制限され、石が彼らの窓を砕き、真夜中の逮捕、催涙ガス弾、ゴム弾、日々のイスラエル軍侵略を被ってきた。最新の侮辱:入植者らの糞便が、ベイト・ウムマルのブドウ園を覆う。

 重要な農地12エーカーが、近くの違法入植地、グシュ・エツィオンから放たれた何千リットルもの未処理汚水に浸された。入植地は、汚水を、農業目的で飲用には適さない「グレー」の水を抽出するため濾過する浄化槽に蓄える。残余の濃縮された有毒汚物が、10月18日、麓のパレスチナ農地にまっすぐ放出された。臭気は強烈で、ブドウ作物は壊滅、ベイト・ウムマル住民はくたびれ果てている。

「仮にイスラエル人らが二度と汚水を投棄しないとしても、土地は化学溶剤で浄化し、汚染された深さ1メートルの土は取り除き、次に新しい土を運び込む必要があるだろう」と、ベイト・ウムマル公衆委員会のボランティア、ライード・アボイヤシュは語った。

(略)

全文と画像2枚:Palestine Monitor

アーカイヴ:ブドウ園が入植地の下水で溢れる(04月25日)
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2010年10月26日

イスラエルが「西岸で新住宅600棟建設」

AP通信
2010年10月25日月曜日

 イスラエルが建設のようなその抑制を解除して以来、西岸入植地での600棟に及ぶ新住宅の作業は始まったと、古参の入植者職員は語った。

 数字は、イスラエルの監視組織、Peace Nowを含む他の情報筋からの最近の調査結果を映す。

 他の200戸から250戸の住宅がより予備的段階にある一方、基礎は既に、少なくともアパート350戸分が掘削されていると、昨日、職員は語った。
 第2の入植者職員は、建設のいくつかは、既により前進していると考えており、そして、建設されている合計から脱して400戸から500戸のアパートが基礎工事段階に達したと語った。

 どちらの職員も、アメリカ主導の和平会談を失速させた、敏感なトピックの数字発表の権限を与えられていないので、匿名を条件に話した。

(略)

全文:The Independent

「気づいていないかな」と、ちらちら米国を見やりながら、せっせと入植地建設に邁進するイスラエルの姿。入植地凍結を解除させたとばかりに、自慢げに語る入植者職員。強奪した土地に入植地を建設するイスラエルに、どれほど世界が眉をひそめているか思いかないのだろうか、本当に。
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イスラエル大臣らが新エルサレム法案を支持

2010年19月24日日曜日

テルアヴィヴ (Ma'an) -- イスラエル立法内閣委員会が、日曜日、エルサレムを国家優先課題領域と定める法案を支持したと、イスラエル報道陣は報じた。

 他の財政的手当の中で、被占領東エルサレムを含む、エルサレムで建設する提案は、優先権が与えられるだろうと、イスラエルのニュースサイト、Ynetは述べた。さらに、法案製作者らは、パレスチナが彼らの国家の首都として模索する東エルサレムのユダヤ人人口増加を導くだろうと語ったと、Ynetは報じた。

(略)

 1967年の戦争後、イスラエルは、違法に東エルサレムを併合したが、動きは国際社会により認められなかった。国連は、東エルサレムを占領下にあると考えており、最近、その地域のイスラエル入植企業を、国際法違反として断罪した。エルサレムの運命は、イスラエルとパレスチナとの交渉で同意される、最終地位問題6題のひとつである。

 国連特使、リチャード・フォークは、金曜日、「違法入植地、家屋破壊、パレスチナ人居住権の廃止といった手法による東エルサレムでのユダヤ人存在の拡大は、東エルサレムでパレスチナ首都を描くことをますます困難にする」と語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency

気まぐれのニュース解説(パレスチナ/イスラエル問題に馴染みない方々のために):
 イスラエルは、国会(クネセト)をエルサレムに置き、エルサレムを「首都」と喧伝しており、『地球の歩き方 イスラエル』といった観光出版物なども、イスラエルの喧伝を真に受けて、イスラエルの首都をエルサレムとしているらしい、訂正したのかな? しかし国際社会は、エルサレムをイスラエルの首都とは認めていないので、首都に置かれる各国大使館はテルアヴィヴに置かれている。逆に言うなら、国際社会は、テルアヴィヴをイスラエルの首都と考えている。コスタリカとエル・サルヴァドルがエルサレムに大使館を置いていたこともあったが、何年か前、最後まで残っていたエル・サルヴァドル大使館もエルサレムを離れた。
 西岸には、イスラエルの検問所があまりに多いので、ラマッラから東エルサレムに戻る途中、どうせまた出すのだからと手にしていたパスポートをなくしてしまい、わたしも、テルアヴィヴの日本大使館にタクシーを飛ばしたことがあった。せめて米国のように、東エルサレムに領事館を置いて欲しい。パレスチナが独立したなら、これは駐パレスチナ日本大使館となりうるのだから、税金の無駄遣いに当たらない。
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ボルドー裁判所BDS判決

親愛なる友人たちへ

カルフール・スーパーマーケットで、オレンジジュースのボトルに「ボイコット・アパルトヘイト・イスラエル」のステッカーを張り付けた、Sakina Arnaudへの恥ずべき有罪判決を、ボルドー裁判所が今日追認したことは驚きでない。

Sakinaの弁護士は、ちょうど最高裁判所への上告をしたところだ。

すべての参列者が、法廷をまとめる裁判官が原告の側にいた、9月24日の裁判の最初の何分かで体験なし得た。彼らは裁判で、「アパルトヘイト」で誰が損害を被るのか、そして、イスラエル製品のコード729の赤い染みが、イスラエル人を殺す意志を意味しはしないかと、あえていぶかった。裁判官すべてが、残念ながら独立しておらず、そして、フランス政府により与えられた命令が実行されたと、わたしたちは知る。

法を語ることを前提とされるそれらの人が時折、「命令」と「正義」の間で酷い狼狽を来す。

60年間以上、パレスチナ人に対して、差別し、殺戮し、追放し、拷問しきたそれら人びとが、わたしたちの指導者により支持されている。これは新しいことでない。彼らは、イスラエル国家テロとの彼らの協力について、全国民を黙らせたがっている。しかし、彼らはできない。良心の人びとは、占領者イスラエルがその占領の支払いをすることを望む。

最高裁判所は裁決するだろう。しかし、この裁決が何であれ、わたしたちは「法」が常に倫理原則と合致する訳でないと知っている。わたしたちは、現在と過去に、この歪みの例を持っているし、そして、イスラエル国をボイコットすることは、かつてなくわたしたちの議題として留まる。

健やかに、
CAPJPO-EuroPalestine

 上記は、10月22日、フランスからメールで届いたもので、掲載のサイトを知らない。フランス語を理解しないので英語からの翻訳。届いた原文を以下にペーストする。

Chères amies, Chers amis,

Sans surprise, le tribunal de Bordeaux a confirmé ce vendredi en appel la condamnation scandaleuse de Sakina Arnaud en première instance, pour avoir collé un autocollant "Boycott Israel Apartheid" sur une bouteille de jus d'orange dans le magasin Carrefour de Mérignac.

Un pourvoi en cassation vient d'être aussitôt déposé par ses avocats.

Toutes les personnes présentes au procès le 24 septembre avaient pu constater, dès les premières minutes de l'audience le parti pris de la présidente du tribunal qui n'avait pas pris la peine de cacher son écoute privilégiée des parties civiles. Tous les juges ne sont pas indépendants, malheureusement, on le sait. Les consignes du gouvernement ont donc été suivies, le parquet se permettant y compris des réflexions déplacées à l'encontre de la prévenue lors de l'audience en appel. On avait également eu droit à des interrogations de la plus mauvaise foi concernant la signification de l'inscription figurant sur l'autocollant, pour savoir qui pratiquait l' "apartheid" et si la tache rouge qui se trouvait sur le code barre 729 voulait dire qu'il fallait faire couler le sang des Israéliens !

Ceux qui sont censés dire la loi confondent souvent l'ordre établi et la justice. L'article 24 de la loi du 29 juillet 1881, qui réprime les "discriminations envers une personne ou un groupe de personnes en raison de son appartenance à une religion, une ethnie, une nation" a ainsi été interprété par ce tribunal dans le sens souhaité par Mme Alliot Marie et Monsieur Hortefeux, qui défendent la colonisation israélienne et ses représentants en France.

Ceux qui discriminent les Palestiniens depuis plus de 60 ans, les expulsent, les massacrent, les colonisent, les torturent, ont le soutien des dirigeants français. On le savait. Ces derniers voudraient que leur collaboration avec le terrorisme d'Etat israélien soit cautionné par l'ensemble de la population. Mais ce n'est pas le cas. Les gens de conscience, qui n'ont pas l'intention de laisser étrangler le peuple palestinien, qui souhaitent faire respecter les droits de l'Homme et le droit international, poursuivront leurs actions non violentes visant à faire payer à l'occupant le prix de l'occupation.

La Cour de cassation devra certes trancher. La messe n'est pas dite, y compris sur le plan judiciaire. Mais, quoi qu'il en soit, la loi ne rimant pas toujours avec les principes d'éthique universelle, comme on peut le constater dans différents domaines, aujourd'hui comme par le passé, le boycott de l'occupant israélien est plus que jamais à l'ordre du jour.

Amicalement,
CAPJPO-EuroPalestine


ENGLISH TRANSLATION

It is no surprise that the Bordeaux court has confirmed today the scandalous condemnation of Sakina Arnaud, for having stuck on a bottle of orange juice, in a Carrefour Supermarket, a sticker "Boycott Apartheid israel".

Sakina's lawyers have just made an appeal to the Supreme Court.

All the attendants could experience during the first minutes of the trial on September 24 that the judge chairing the court was on the side of the plaintiffs. They dared wonder during the trial who was suffering from 'apartheid' and whether the red stain on the 729 code for Israeli products meant the will to kill Israelis ! All the judges are not independent unfortunately, we know that, and the orders given by the French government have been implemented.

Those who are supposed to tell the law sometimes make a sad confusion between "order" and "justice".

Those who have been discriminating against Palestinians for more than 60 years, killing them, expelling them, torturing them, are supported by our leaders. This is not new. They would like to silence the whole population about their collaboration with Israeli state terrorism. But they can't. People of conscience want the Israeli occupant to pay the price of its occupation.

The Supreme Court will make its decision. But whatever this decision, we are aware that "law" does not always rime with moral principles. We have present and past examples of this distortion, and boycotting the State of Israel remains more than ever on our agenda.

Best,
CAPJPO-EuroPalestine

アーカイヴ:BDS:フランス領事館が「ボイコット・イスラエル」活動家たちへの迫害で抗議される(10月20日)

気まぐれのニュース解説:
 ことの発端は、ユダヤ系フランス人シオニストが、イスラエル製品ボイコットを「人種差別」として告訴したこと。だから文中「法廷をまとめる裁判官が原告の側にいた」とある「原告」とはすなわち、ユダヤ系フランス人シオニストを指す。フランスのユダヤ人は、イスラエルのユダヤ人よりもっと、イスラエルの政策を支持すると揶揄されるほど。フランス市民のイスラエルに対するボイコット・キャンペーンが標的になり、裁判に持ち込まれている。
 アーカイヴの記事は、スコットランド、エディンバラのフランス領事館に対する抗議行動だが、ここ東京でもフランス大使館に抗議行動すべきかもしれない。エディンバラで30人ほど、東京ではわたしひとりかしら、エジプト大使館前でのふたり、イスラエル大使館前での3人の抗議行動が頭をよぎる。
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2010年10月25日

イスラエルが原子炉場面を放送

2010年10月25日

テルアヴィヴ (Ma'an) -- ガリラヤのイスラエル原子炉の珍しい場面が、イスラエルの核施設を国民一般に公然と放送する最初を記し、土曜日夜、イスラエルのテレビで放送された。

 チャンネル2のロニ・ダニエルは、彼に報道かなわない、原子炉性能に関する多くの詳細があると語り、原子炉は民間・軍事の両方の目的に使用されると語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency

 ガリラヤ湖畔のレストランで魚料理を食べたことを突然思い出す。汚染されていなかったかしら... なんて... だから瀬戸内海に原発などつくってはいけない。農産物も海産物も売れなくなる。「風評被害」などではない。原発を運営する電力会社の社員住宅は、必ず空気の淀まないところに建設されるのだから... 確実に汚染はある。
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ブレアの義理の姉妹がイスラーム教に改宗

2010年10月24日

ロンドン (Ma'an) -- 元英首相、トニー・ブレアの義理の姉妹は、イランで「聖なる経験」を持ちイスラーム教に改宗したと、イギリスメディアは、日曜日、報じた。

 ブロードキャスターでジャーナリストのLauren Booth、43歳、シェリー・ブレアの半姉妹(父親か母親が同じ、あるいは違う - mizya)は、6週間前、クムのFatima Al-Masumeh神殿を訪問し、ムスリムになろうと決めたと語ったと、イギリスの週刊新聞、The Mailは、日曜日報じた。

(略)

全文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:デモ参加者がダウニング街でパレスチナのための正義を要求(05月18日)
posted by mizya at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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