2010年10月18日

イスラエル国防軍は懲罰免除で平均2日あたりパレスチナ市民ひとりを殺戮

PHILIP WEISS
2010年10月15日

一日おきに、イスラエル国防軍は、懲罰なしに被占領地でパレスチナ市民ひとりを殺す。 そして、イスラエルはこれら殺戮を「戦闘行動」として扱ってきたと、B'Tselemは、ガザ戦争を含まない、被占領地におけるイスラエル軍の殺戮、2006-2009の報告で述べる。

 2006年から2009年まで、イスラエル国防軍は、カストリード作戦で殺されたパレスチナ人を含まず、1,510人のパレスチナ人を殺戮し、617人は敵対行動 (hostilities、う〜ん、このことばは漠然とし過ぎている。非暴力デモンストレーションに参加していて殺戮された多くのひとは「敵対行動」を取っていたと看做されたのかしら、多分 - mizya) を取っていなかった。

全文:Mondoweiss
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パレスチナの水危機は悪化する

2010年10月15日金曜日
CommonDreams.org
Nora Barrows-Friedman

「風がついにパレスチナに吹いてきた」と、友人は今日、ベツレヘムに近い小さな村、バッティルの家からの電話で語った。「今、わたしたちはついに呼吸できる」。彼は、うだるパレスチナの夏が終わりに近づき、秋が、乾ききった山腹や空気にその色を示しているので安心したと語った。しかし、友人の家、彼の村、被占領パレスチナ中で水は、何カ月もそうであったように、まだのろのろしたたる。

 ユダヤ系イスラエル人たちが、海岸への旅行、近所のプール、清浄な飲料水への束縛ないアクセス、最先端の汚水処理基盤、家庭での無限の流水に恵まれている時、境界、壁、検問所により隔てられた共同体のパレスチナ人は、天候が暑くなる、そして古めかしい井戸が干上がるその度ごとに、備え準備する。何週間も引き続く - ことさら、被占領西岸とガザ回廊の難民キャンプで - 蛇口から流れる水は実際全くなく、人びとは、生活の必要を満たすためばかりに、ビン詰めの水を購入することを強いられた。

 イスラエル軍占領下の西岸、ガザ回廊、東エルサレム、およびイスラエル内のパレスチナ人ベドゥイン社会のパレスチナ人にとって、水は歴史的に - 今年のように5カ月以上に延び得る - 夏の何ヵ月か、イスラエル国家による地下水台地の継続的資源泥棒と、政府がガザの人びとに対して続ける経済封鎖故に、ことさら貴重な有用品であった。

 アムネスティ・インタナショナルによる現在の統計によると、イスラエルは、北部山岳帯水層(被占領西岸内を流れるヨルダン川への国家の完全アクセスを含む、イスラエルに入手し得る多くの水源のひとつ)の80%の水を取得する;一方で西岸のパレスチナ人は、そのひとつの帯水層の残り20%のみで放置され、ヨルダン川の水へのアクセスが完全に禁じられる。

 しかしながらガザでは、イスラエル人権組織、B'tselem ( http://www.btselem.org/English/Gaza_Strip/20100823_Gaza_water_crisis.asp) の報告によれば、地下水の95%は、極端に汚染されており、人間の消費に適さないと考えられる。水危機は、イスラエルが回廊の中に捕らわれた150万パレスチナ人に対する窒息させる封鎖を維持する時、厄介な位相に入った。2007年のハマース党の政治的乗っ取りで、集団懲罰として実施されてきたこの封鎖は、水基盤の修復に必要とされる本質的産業原料を含む - 何百種もの品目の搬入を妨げる。

(略)

全文:Common Dreams.org

アーカイヴ:ヨルダン渓谷のイスラエル併合がパレスチナを搾取して干上がらせる(10月02日)
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活動家たち:軍が学生と農夫たちのオリーヴ収穫を禁止

2010年10月16日土曜日

ヘブロン (Ma'an) -- 人権活動家は、イスラエル軍が、土曜日、ヘブロンの違法入植地、テル・ルメイダで、農夫と学生たちにオリーヴ収穫のための畑へのアクセスを禁じたと語った。

 イッサ・アムルは、学生何十人もが、オリーヴ収穫を手伝うため農夫たちに加わったが、畑へのアクセスを拒絶したイスラエル軍により、「銃を突きつけられ」停止させられたと語った。軍は次に、その地域を軍事閉鎖区域と宣言したと、彼は付け加えた。

 Ma'anの問い合せに、イスラエル軍報道官は、軍が報告を熟知していないと語った。

原文:Ma'an News Agency

 西岸中のあちこちで日々遂行されるイスラエル軍の恣意的「軍事閉鎖」の一例、生活が立ちいかなくなれば、パレスチナ人は土地を放棄するだろうと考えているらしい。強奪した土地の上のイスラエルは「砂上の楼閣」に等しい。
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Oxfam:イスラエル政策がパレスチナのオリーヴ油産業に損害を与える

Ahmed Zaki Osman
2010年10月15日

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 西岸のイスラエル占領とガザへの封鎖は、最も恵まれないパレスチナ家族のものたちに、毎年1億ドルに及んで寄与するパレスチナのオリーヴ油製品に深刻に害を及ぼしていると、国際的NGO、Oxfamは、金曜日、報告で述べた。

「オリーヴ農業への道:西岸でのオリーヴ油経済開発への挑戦」と題する報告は、土地とオリーヴ畑へのアクセスを制限するイスラエルを非難する。

「西岸のほぼ40パーセントは、アクセスが非常に制限される、入植地、(入植地)前哨基地、バイパス道路、軍事基地、軍事閉鎖地域、そして、イスラエルが自然保護区と宣言した地域のため、事実上、パレスチナ人に立入禁止である」と、報告は述べる。

 何世紀もの間、パレスチナのオリーヴは、主要な商業作物であり、世界最良のものと認められる。

 オリーヴとオリーヴ油は、パレスチナ経済の収入の主要な源泉のひとつである。それらは、主要輸出品であると同様、西岸とガザ回廊で、農業用地のおよそ半分の使用を示し、雇用とおよそ10万の農家の収入の大きな源泉を提供する。

(略)

 イスラエル政策の有害な影響はまた、政府により是認された入植者の暴力、パレスチナ農夫たちに対する彼らの攻撃で、違法なイスラエル人入植者らが、何万本ものオリーヴ樹を根こそぎにし、あるいは燃やしてきた事件を含む。

 国連によると、2010年の最初の6カ月で、何千ものオリーヴ樹と他の作物が、入植者らにより損害を被った。

(略)

「検問所や道路遮断といった物理的障壁は、西岸内での人びとと商品の自由な移動を制限し、オリーヴとオリーヴ油を含むパレスチナ農産物の、国内的にはイスラエル人に、そして国際市場へのアクセスを妨害してきた」と報告は結論づけた。

 ガザに関し、封鎖開始以来、住民は、西岸のオリーヴを得ることさえできず、情勢はさらに暗い。

 報告は、ユニパル・ジェネラル商社のアンワル・アタラが、「2006年以前、わたしたちは毎月、20トンのコンテナを運んだものだったが次に、月に5トンだけが許された... そして状況は、あらゆる家庭を真実打ちのめした。オリーヴ5kgに2.5ドルのコストがかかるのに、現在、価格は330kgあたり2ドルだ」と語ったと伝えた。

全文:uruknet.info

 パレスチナのオリーヴオイルを、わたしは愛用している。フェアトレードだから安くない。イスラエルの占領がコストを押し上げるのだから、わたしも闘いのつもりで購入している。
 輸入元、Alter Trade Japanのサイト:http://www.altertrade.co.jp/02/poo/poo_08.html
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2010年10月17日

デンマークのゲームショー勝者が100万クローネを入院のパレスチナの子どもたちに寄付

2010年10月15日

「ペレス・センターへの寄付は、ペレスへの支持を意味しない」と、「百万長者になるのは誰?」のデンマーク版で賞を勝ち取った、元デンマーク大臣は語る
Jonathan Lis

 そのゲームショー賞金がペレス平和センターに寄付される、デンマークの元外務大臣は、昨日、寄付は、シモン・ペレス大統領への敬意でなされるものではないと強調した。

「わたしは、問題のすべてで彼に同意しないし、彼がノーベル平和賞を勝ち取って以来、近年、彼の決定と行動に失望させられてきた」と、Mogens Lykketoftは語った。「わたしは、賞金について、金銭が独立機関であるセンターに行くと明確にした」。

 670,000シェケル、あるいは100万デンマーク・クローネ (1530万円ほど) の寄付は、TVゲームショー「百万長者になるのは誰?」のデンマーク版勝者によりペレス・センターに届けられるだろう。

 金銭は、イスラエル施設に入院するパレスチナの子どもたちの費用支払いに使われるだろう。

 ふたりのゲームショー勝者は、また、国際情勢テレビ番組に一緒に参加する、元デンマーク外務大臣、Lykketoftと、テレビ・ジャーナリスト、Martin Krasnikだ。ふたりは、4車種の内最初に製造されたモデルはどれかを尋ねる、最後の100万クローネの質問を含む、15の質問すべてに正解し勝利した。答えは「オペル・アストラ」だった。

(略)

全文:Haaretz.com

 ペレス平和センターなんて、何とも皮肉な組み合わせのネーミング。
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2010年10月16日

イスラエル入植者らがヘブロンで子ども誘拐を企む

2010年10月14日木曜日
Sandy Khair - IMEMC & Agencies

パレスチナ治安当局筋は、パレスチナ通信社、WAFAに、ヘブロンのイスラエル入植者グループが、水曜日夜、子どもを誘拐しようと企てたと報告した。

 子どもの母親と隣人たちが介入し、彼らはMostafa Kfesha、3歳を誘拐から阻んだ。

 母親と隣人たちは、イスラエル治安部隊により、激しく打たれ、2時間拘束された。彼らは、キリヤト・アルバ入植地に近いジャバラのイスラエル警察署に再出頭する条件で、解放された。

原文:International Middle East Media Center

 このような記事を翻訳すると時々考える。読者はわたしが翻訳を間違えたに違いないと思うのではないかと。通常拘束されるのは犯罪者であって被害者ではないから。しかし被占領西岸に配置されるイスラエル占領軍もイスラエル警察もイスラエル国境警備も、ひたすら、イスラエル入植者らを保護することが務めと認識しているので、犯罪を取り締まっているわけではない。だから拘束されるのは常に被害者、パレスチナ人となる。
 土地を奪うだけで足りなくて、身代金をせしめようとしたのだろうか、イスラエル入植者たち。
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ロンドンのJazzaはパレスチナに協調して歌う

2010年10月14日
Mamoon Alabbasi – London

 多くのアーティストが、被占領パレスチナ領域のための援助調達と苦境に照明を当てることを支援するため、ただで公演するロンドンの「ジャザ音楽祭」が、火曜日、始まった。

 イヴェントは、文化も世代も越えた様々な音楽の混成を提供し、異なる聴衆は、ジャズスタイルやイギリス東北部の旋律の描写を横断した、古典的アラビアのウードから、現代パレスチナヒップホップと触れる楽曲を愉しんだ。

(略)

全文:The Palestine Chronicle
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