2010年10月08日

新規登録政策を引き合いにネゲヴの学校がベドゥインの生徒2人を追い出す

2010年10月07日

9月1日、彼女が、オメルの学校の初日から戻った何時間か後、学校は、ワジュダン・アブ・アリアンの両親に電話し、もう学校に彼女を来させないよう求めた。
Or Kashti

 彼女の寝室の引き出しのひとつに、ワジュダン・アブ・アリアンは、学年開始前に、オメル包括高校から受け取った教科書をしまう。教科書は、きちょうめんに整理される:歴史の授業の『三日月と十字』;ヘブライ文学の『すてきなことば』。

 しかし、ベドゥインの町、テル・シェバのアブ・アリアン、13歳の7年生は、恐らくそれらを開くことはないだろう。9月1日、彼女が、オメルの学校の初日から戻った何時間か後、学校は、彼女の両親に電話し、もう学校にワジュダンを来させないよう求めた。

 それ以来、彼女と友人のディナ・アブ・ラビアは、オメルの学校に通う許可を待ちながら、家で過ごした。 アブ・アリアンの家は、社会経済要因に基づくイスラエルのトップ共同体に一貫して位置づけられる、ベール・シェバから数キロの7,000人の高級な町、オメルとの境界に近い、テル・シェバ郊外にある。1960年代に、ベドゥインを常置の場所に入植させる政府の目論見で、創設されたテル・シェバは、過去10年間、一人あたりの国民所得が全国平均の半分と、社会経済順位表の下段に位置づけられてきた。

(略)

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ワジュダン・アブ・アリアン、左、とディナ・アブ・ラビア
Photo by: Eliahu Hershkovitz

 この夏、彼女の両親は、オメルの学校に彼女を登録した。ヘブライ語の試験に合格した後、彼女を登録するため両親は、学校に1,300シェケル (3万円ほど) 支払った。その後まもなく、彼女は、教科書と、常にユニフォームにつける学校のロゴを示すステッカーを受け取った。クラスの初日に、アブ・アリアンはオリエンテーションに出席した。「わたしは生徒や先生たちと素晴らしく上手くやれた」と彼女は語る。「彼らは、学校について話し、時間割をくれ、わたしたちが望む選択科目に登録した。わたしは映画とヒップ-ホップダンスに申し込んだ」。

「突然資格が十分でない」

 アブ・アリアンの父親、アベドは、学校の校長からの電話を思い起こす。「彼女は、娘を翌日学校によこさないようにと言った。わたしが、何が起こったのか理解しようとした時、彼女はどうやら、地方自治体から指示を受け取り、テル・シェバ議会と文部省から認可を得るようにと言った。わたしは、娘が許された後でどうして突然、資格が十分でなくなったのか、理解できなかった」。

(略)

全文:Haaretz.com
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高い固定資産税が被占領エルサレムからパレスチナ人を強制排除

現在、パレスチナ住民の85パーセントは負債があり、そして多くが、これら高い税金は、彼らを移動させるのに家屋破壊より効果的と考えている

Nasouh Nazzal、通信員
2010年10月06日

ラマッラ:エルサレム社会的・経済的権利センター所長、ズィアド・アル-ハムーリによれば、被占領エルサレムの自治体による固定資産税引き上げは、ついには、パレスチナ人住民を彼らの家から強制排除するだろう。

 現在、パレスチナ住民の85パーセントは負債があり、領域で2500万シェケル (ほぼ5億7100万円) 借りており、多くが、これらの高い税金が、彼らを移動させるため、家屋破壊よりさらに効果的だろうと思っている。

「Arnona」として知られる自治体固定資産税は、パレスチナ住民が資産を失う目に見えない要素となるだろうと、アル-ハムーリは、Gulf Newsに語った。彼は、多くのパレスチナ人がこの同じ理由で彼らの家から追い出された、1948年の状況になぞらえた。彼らの家屋には現在、イスラエル人が住んでいる。

 イスラエル法によると、住居建築に住むものが、1平米あたり、50から120シェケル (ほぼ1240から2740円) を支払う一方、被占領エルサレムのパレスチナ人小売業者は、毎年、資産1平米あたり、280シェケル (ほぼ6400円) 支払わなければならない。

 被占領西岸入植地に住むユダヤ人入植者らはしかしながら、まだ開発途上の地域に住んでいるとの口実で、長期間、税金を支払う必要はない。

原文:gulfnews.com
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入植者らがオリーヴ収穫後樹木を損壊と地元住民は語る

2010年10月06日水曜日

ナブルス (Ma’an) -- イスラエル入植者らは、水曜日、オリーヴを収穫した後、ナブルス地方住民所有のオリーヴ樹16本に損傷を加え、数家族からその収入源を奪ったと、村議会議長は語った。

 ヤーヌン村議長、ラシード・マザルは、Ma'anに、イタマル入植地のGideonim前哨基地の入植者らが、オリーヴの葉で満たされたワゴンを牽引したジープで近くの農地を離れるのを、住民が目撃したと語った。

 彼は、違法前哨基地に住む入植者らが、その家に通じる道路を造るため、土地を均し始めたと付け加えた。彼は、道路が農地数ドナムを浸食し、土地は基本的に入植者らにより私有化され、前哨基地が塹壕で囲まれるだろうから、土地へのアクセスを困難にするだろうと語った。

 ヤヌーンの北で、パレスチナ当局北部入植地活動記録のトップ、Ghassan Doughlasは、イツハル入植地の入植者らが、ナブルスの南、フワラ村のアヌカラ地区で、ナジェ・イッサ・ムハマド・オデ所有の樹木50本近くを根こそぎにしたと語った。

 Doughlasは、国際社会に、ことさらオリーヴ収穫期、パレスチナの作物に対する入植者襲撃を停止させるため、イスラエルに圧力をかけるよう、呼びかけた。

原文:Ma'an News Agency

関連記事:「入植者らがナブルス近くでオリーヴ樹破壊」Palestine News Network
2010年10月06日

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