2010年10月12日
「沈黙を破る」は、西岸とガザで任務に就いた兵士たちの証言を記録する;右翼団体は、国会議員たちに受賞させないよう求める。Nir Hasson 西岸とガザで任務に就いた兵士たちの証言を記録する「沈黙を破る」は、欧州議会の人権保護賞にノミネートされた。
返答に、右翼イスラエルグループ「NGO監視」は、個々の国会議員に近づき、「沈黙を破る」にアンドレイ・サハロフ賞を受賞させないよう求め始めた。
兵士らによるパレスチナ人拘留者の屈辱を示す写真。これら写真は、火曜日、「沈黙を破る」により発表された。
Photo by: Breaking the Silence
「沈黙を破る」は、退役兵士たちにより設立された。(占領)地での人権抑圧に関する兵士たちの証言を集め、発表する。
欧州議会の緑の党団体ふたつが、「沈黙を破る」を賞に指名した。
(略)
一方、右翼イスラエルグループ「NGO監視」 は、国会議員に近づき、集団に受賞させないよう求め始めた。
「NGO監視」議長、ジェラルド・スタインバーグ教授は、「沈黙を破る」を激しく批判する書簡を国会議員らに送った。
仮に組織が受賞するなら、イスラエルは、「一方的、反-イスラエル政策を進める、人権原則のヨーロッパの搾取の継続」と、これを解釈するだろうと彼は書いた。
「沈黙を破る」は、「ヨーロッパ連合や、ヒューマン・ライツ・ウオッチ、アムネスティ・インタナショナルを含む、スタインバーグにより攻撃を受ける組織のひとつであることを名誉に思う」と応答した。
全文:
Haaretz.comアーカイヴ:
女兵士が沈黙を破る(02月05日)
イスラエルは中国よりは民主主義を理解していると考え、中国はイスラエルほどあからさまに先住民族を殺戮したりはしないと考え、どちらも他方と一緒にされたくないと思っているだろうけれど、「平和賞」をめぐる反応のなんと似通ったことだろう。
もっともニッポンのメディアは、中国の反応にしか興味はないようだけれど...
posted by mizya at 11:55|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
report
|
|