2010年10月31日

政治評論家:エジプト当局がガザへのイスラエルの次の攻撃を知らせる

2010年10月30日

ガザ、(PIC)-- エジプト官僚トップは、ラマッラのパレスチナ自治政府に、イスラエルが、2010年末までに、ガザ回廊への軍事攻撃着手をその視野に据えていると知らせたと、政治評論家、ムスタファ・アッサワフは語り、カイロが、安全保障問題に関し、パレスチナ派閥間の合意を妨げる条件を設置したと付け加えた。

(略)

全文:The Palestinian Information Center
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「ネタニアフが一時的パレスチナ国家を提案」

パレスチナ上級情報筋は、アル-ハヤト新聞に、首相が、過渡期に、西岸領域の40%以上の支配を維持し、エルサレムを延期、難民問題を将来の交渉とする計画を作成したと語る
Roee Nahmias
2010年10月30日

 ベンヤミン・ネタニアフ首相が、米国政権に、パレスチナ国家が一時的境界内に設置される10年の過渡期に基づく「臨時解決」の計画に応じるよう説得を試みていると、ロンドン拠点のアル-ハヤト新聞は、土曜日、報じた。

 パレスチナ情報筋に基づく報道によると、エルサレムと帰還権の問題は、現在の計画に記述されない。

(略)

全文:Ynet news.com

 現状維持で、名目だけのパレスチナ国家、こんなことを「提案」するなどまったく含羞ない男、ネタニアフ。
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イスラエルがエルサレム・西岸聖地に関する「馬鹿げた」ユネスコ決定を非難

2010年10月29日

ユネスコ委員会は先週、ユダヤ・ムスリム両方に神聖と考えられている遺跡に関する、アラブ加盟国により起こされた5つの提案を採択した。
The Associated Press and DPA

 歴史的遺跡保存を預かる国連団体による、西岸神殿を、ユダヤとパレスチナ人たるムスリム(ムスリムだけでない、クリスチャンのパレスチナ人もいる - mizya)両方に神聖と定義した決定は「馬鹿げている」と、ベンヤミン・ネタニアフ首相は、金曜日、語った。

 ヘブロン市の遺跡のひとつは、何十年も発火地点のひとつであった。ユダヤ人は、聖書が、家長、アブラハム、イサク、ヤコブが彼ら3人の妻たちと共に埋葬されたと書くそれを「マクペラの洞窟」と呼ぶ。

 ムスリムは、アブラハムが、ユダヤ教とイスラーム教両方の父と考えられている事実を反映し、それを「アル-イブラヒミ・モスク」と呼ぶ。

 ネタニアフは、先週なされたユネスコの決定を非難する声明を発表した。「遺産からイスラエルの人びとを切り離す試みは、馬鹿げている」と、声明で述べた。「仮に、ユダヤ民族の父親たち母親たちが埋葬されている場所ならば、4,000年程前のアブラハム、イサク、ヤコブ、サラ、レア、レイチェルが、ユダヤ遺産の一部でないなら何なんだ?」

(略)

全文:Haaretz.com

 ネタニアフはどうやら、ユダヤ人独占を主張しているらしい。無神論のわたしはもちろん、パレスチナにアブラハムが埋葬されているとは考えていない。「聖書」に信憑性はないけれど『聖書アラビア起源説』には多いに信憑性がある。バビロン幽閉から解放されたユダヤ人が荒れ果てたアラビア半島の祖国を後にし、流れ着いたパレスチナで祖先の墓をつくった、ということならありそうなことだ。イスラエル建国以来、60年間、掘り返しても掘り返しても何ひとつ「聖書」を歴史と証明する遺跡はみつかっていないのに、どうして「ここではなかったのではないだろうか」とイスラエルシオニストは思いつかないのだろう。『聖書アラビア起源説』を取り上げるイスラエル人にはお目にかかったことがない。面白いのに...

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ヨルダン渓谷入植地の児童労働

Dorien Vanden Boer
Palestine Monitor
2010年10月30日

毎日午前5時、ナビールは起きて、仕事に行く。彼は徒歩で家を出て、トメル違法入植地への途中、友達や10歳ほどの幼い同僚に加わる。彼は13歳で、ヨルダン渓谷の村、アル-ファッサイルに住んでいる。ナビールに他の選択肢はない。

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トメル入植地に向かう子どもたち
写真:Stop the Wall

 児童労働は、ヨルダン渓谷の深刻な問題だ。パレスチナ中央統計局は、2008年、パレスチナ領域で最も高い集中をみせた、そこで働く5歳から17歳までの子どもたち7,000人以上を見いだした。その数は、以来上昇している。

 統計は、子どもたちの多くが、入植地で密かに働くデータがないので、完全な物語を語らない。情報不足は、変化に作用する意志が存在したとしても、政治的レベルで問題に対処するのを困難にする。

 パレスチナでの労働者の法定年齢は、最近、14歳から16歳に引き上げられたが、この変化は、現場で実現していない。入植者らは、公的被雇用者の地位も権利もない未成年者との直接契約を持たないために、下請契約者を通して採用することにより、この法を回避する。それにも拘らず、入植者らは、子どもたちが、彼らの畑で働いているのを百も承知なのだ。

(略)

全文:uruknet.info

 パレスチナから土地を奪い水を奪い、その強奪した土地に入植地を建設し、強奪した水で農業を営み、奪われたパレスチナ人のなりわいを潰しておいて、法定賃金に遠く及ばない「はした金」で労働を課すなど、ただのギャング集団。そのギャングの親分はさしずめネタニアフ首相ということになるけれど、入植地建設停止の国際的圧力に、「入植地建設は和平交渉の結果に影響しない」ばかり繰り返している。
 またしてもヤコヴ・ラブキン教授、「たとえば、あなたと私が、1枚のピザを分け合う交渉をしているとしましょう。交渉のまっ最中に、私はそのピザを食べ続けている。あなたの取り分は、ほとんど残らない。今は、ちょうどそんな状況です。」NHKのインタヴュに応えて。
 入植地建設こそが「ピザを食べ続ける」行為、パレスチナの土地を強奪した上にすべての入植地は建設されているのだから。ネタニアフは、「ピザを食べ続けているからといって、分け合う交渉の結果に影響しない」と言っているに等しい。誰が信じる?
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アブ・シャアルが戸建て住宅750棟建設承認を非難

2010年10月28日木曜日
Mays Al-Azza - IMEMC & Agencies

宗教業務大臣でエルサレム委員会委員長、ターレブ・アブ・シャアルは、水曜日、イスラエル自治体の地域建設・組織委員会による、被占領エルサレムのベズガト・ゼエフ入植地での戸建て住宅750棟の建設承認を非難した。それらは、イスラエルとパレスチナ間の和平プロセスを遮断しないため、段階的に建設されるよう計画される。

 彼は、この承認を、エルサレムと西岸で入植地建設を継続し、都市を「ユダヤ化する」新たなステップと看做した。彼は、新入植地建設が、イスラエルの目標に役立つようエルサレムの土地を支配するため、イスラエルとアメリカの共同に始まると指摘した。

 彼は、パレスチナ人とその土地に対するイスラエルの実践を非難する真剣な国際支援を要請した。

原文:International Middle East Media Center
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