2010年11月09日

国連団体が権利侵害で米国を非難

米当局は、グアンタナモと拷問の申し立てで人権理事会の批判集中に直面する。
2010年11月05日

 合衆国は初めて、人権抑圧の罪名で国連人権理事会に直面した。

 スイス、ジュネーヴの協議会メンバーは、金曜日、米国政権に、グアンタナモ湾刑務所の閉鎖と、海外米国軍による申し立てられた拷問の調査を求め、批判の集中を浴びせた。

 米国人権記録に関する協議会の最初の論評は、4年間に関する、国連加盟192ヵ国すべての実績の段階的調査の一部だった。

 イラン代表団は、隠れたCIA作戦が「テロリズムと戦うとの口実で遂行された」とし、人権に違反すると米国を非難した。

 欧州諸国は、ワシントンが死刑を禁止すべきと語った。メキシコは、国境での不法移民取り締まりで、人種選別と致命的暴力の使用を停止するよう促した。

 ムスリム人口世界最多のインドネシアは、ワシントンに、宗教的寛容のより良い促進を求めた。

「権利のはなはだしい違反」

 協議会の批判を評し、ニューヨークを本拠とする集団、Human Rights Watch(人権監視)のAntonio Ginattaは語った:「米国職員たちは、死刑、不十分な刑務所の状態、若い犯罪者への仮釈放のない終身刑といった、人権にはなはだしく違反する現在の悪習を言い換えることで、しばしば縮減させられた。」

 アムネスティ・インタナショナルは、米国もまた、拷問の責任ある者たちに責任を負わせなければならないと語った。
「これら勧告は、合衆国の人権記録を再建する中心であらねばならない」と、それは声明で述べた。

(略:米国の「拷問などしたことない」などという「大法螺」を翻訳する気になれないから)

全文:AlJazeera

 キューバから出て行って欲しいと言われながら、年間50万円(確か、調べていないけれど、記憶では... )ほどの借地料を一方的に振り込んで、グアンタナモに居座っているのは、米国本土では違法となる「拷問」を続けたいからに他ならない。「拷問などしたことない」なら「出て行って欲しい」と言われながら居座る必要があろうか、米国にとっての敵国、キューバに。
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パレスチナ人の権利を支持するかどうかで国連は判断されるだろう

リチャード・フォーク
The Electronic Intifada,
2010年11月05日

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2010年10月22日、国連特別報告官、リチャード・フォークは、彼の任務の最終報告について記者会見を持った。(UN Photo)

以下は、1967年以来占領されたパレスチナ領域の人権状況に関する特別報告官、リチャード・フォークによりなされた、2010年10月20日、国連総会に向けた、口頭の発表である:

 これが、1967年以来占領されたパレスチナ領域の人権状況に関する特別報告官としてのわたしの任期で、総会に向けた最後の報告となるので、地位の職分を下ろす、権限を与えられた者が直面してきた特殊な困難のいくつかについて説明するのは適当と思える。これら困難の突出の殆どは、イスラエル政府の非協力に関わる。入国を試みた2008年12月14日、ベン・グリオン空港からの排除以来、イスラエルは、西岸、東エルサレム、ガザの被占領地を定期的に訪問する特別報告官のイスラエル入国許可不履行の繰り返しにより、国連加盟国として、その義務の遂行を拒絶してきた。このレベルの非協力は、任務目的でイスラエル入国を許可されたものの、占領を管理することで告発されたイスラエルの政治家や軍司令官へのアクセスは拒絶されたわたしの前任者、著名な南アフリカ共和国の国際弁護士、ジョン・ドゥガードの努力に関連づけられたものをはるかに超えている。この非協力の記録は、ゴールドストーン報告として広く知られる「ガザ戦闘真実調査任務」、あるいはより最近の、国連人権高等弁務官により任命された真実調査団との関連の、2010年5月31日の小艦隊事件を取り巻く申し立ての調査といった、関連する重要な国連業務に拡大されたと指摘されるべきである。これら実例のそれぞれで、イスラエルは、報告の調査結果と勧告に異議を唱え応じるよりむしろ、使者と賛助を中傷することにより、歪んだ政略に従事し、非協力のこの態度を強化した。

(略:リチャード・フォークの国連での最後の報告だから、きっと、翻訳されると思う。長いので、boycottilでのひとり仕事ではここまでが限度)

全文:The Electronic Intifada
posted by mizya at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする