2010年11月14日

イスラエル軍ヘリコプター・戦車がガザ南部のパレスチナ人家屋に砲弾を浴びせる

2010年11月11日

ハーン・ユーニス、(PIC)-- イスラエル軍ヘリコプターと戦車が、ガザ回廊南部、ハーン・ユーニスの東、Abasan Al-Jadidaのパレスチナ家屋に砲弾を浴びせたと、木曜日、地元筋は報告した。

 彼らは、その家屋に、回廊との国境に配備された戦車が多くの銃弾を浴びせたとき、ヘリコプターがミサイル3発を発射し、重機関銃砲火を開始したと、語った。

 情報筋は、死傷者が出たと語ったが、医療業務コーディネータ、アドハム・アブ・サルミヤは、PICに話して、死傷者の存在を否定した。

 彼はしかしながら、状況は危険であり、その家屋が継続的にイスラエルの標的となっているため、医療クルーは到達できないと語った。

原文:The Palestinian Information Center

 イスラエルによる、殺戮を伴う日常的空爆や砲撃は報じられず、ガザからの砂漠に落ちる「ロケット弾」発射ばかりが報じられる。「貧者の武器をおぞましいと思うなら、イスラエルに支援する兵器をパレスチナにも渡したらいい」と言ったのはマイケル・ムーア。
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自然極端論がネゲヴでのイスラエルの将来を脅かす

2010年11月11日

ベドゥイン支援組織と、ことさらネゲヴのベン-グリオン大学の学術人たちは、政治的理由によりネゲヴでのイスラエル入植地に反対を巻き起こしている。
Israel Harel

 1946年、断食が終わったヨム・キプール(贖罪の日)の夜、「11地点」として知られる入植地が、ネゲヴに設立された:ウリム、ベエリ、ガル-オン、ハツェリム、クファル・ダロム、ミシュマル・ハネゲヴ、ネヴァティム、ニリム、ケドゥマ、ショヴァル、テクマ。この作戦は、国連が土地分割に投票するほぼ1年前実施され、その目的は - 来るべき国家の指導者のひとり - Yosef Weitzのことばによる「彼らが我々を引き離すよう画策する領域での我々の地位を強化する」ことだった。作戦は、将来の首相、レヴィ・エシュコルにより主導された。

 64年後、イスラエルは、ネゲヴに公式な主権を持つ。しかし「彼らが我々を引き離すよう画策する領域」への入植の必要性は、1946年にあったと殆ど同様に大きい。

(略:生態系の破壊を理由に入植地建設に反対する連中が、ベドゥインの居住を槍玉に挙げたことがあるだろうか、といった論調、ベドゥインの生活と入植地建設における自然環境への負荷の違いを無視するもので、翻訳に耐えない)

全文:Haaretz.com

気まぐれのニュース解説(パレスチナ問題に馴染みない方々に):
 以下、1947年、国連によるパレスチナ分割決議の地図と、それ以前の歴史的パレスチナの地図を見比べるなら、パレスチナ南部、ネゲヴに、殆どユダヤ人所有の土地はなかったと判るだろう。果たして国連に、パレスチナの土地を、その所有者にことわりもなく別の誰かに分割する権利が与えられていたろうか。

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ユダヤ人入植者がベツレヘム南部で小さな少女ふたりと老婦攻撃

2010年11月11日

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ガザ、(PIC)-- 木曜日の朝、ベツレヘム市南部で、テコア入植地の武装ユダヤ人入植者が獰猛に投石し、小さな少女ふたり、10歳と11歳と老婦が負傷した。
 目撃者は、入植者が兵器で重武装し、アラブとムスリムをののしったと語った。

 他の地元筋は、イスラエル軍と国境警備の大きな人数が、同日、市のアル-ラウズィヤ集落に乱入、そこで学校の生徒たちと衝突したと報告した。
 侵入した軍が催涙弾とゴム(皮膜)弾を彼らに発砲、多くの生徒たちが、催涙ガスで息を詰まらせ、何人かが気を失った。

 イスラエル占領軍 (IOF) はまた、木曜日夜明け、ハリール(ヘブロン)市の東、アル-シユフ町になだれ込み、家からアフマド・ハライカと名指された大学生を拉致した。
 彼の家族は、パレスチナ情報センター (PIC) に、多くのイスラエル兵士らが家に侵入し、息子をどことも知れぬ場所に連れて行く前、くまなくあさり回ったと語った。
 家族は、息子がまた住んでもいるアブ・ディスのアル・クッズ大学でイスラム法を専攻しており、水曜日に、家族と共に週末を過ごすため帰っていたと付け加えた。
 IOFは、2005年の終わり、既にハライカを拉致しており、大学での学生活動に参加の容疑で、懲役22カ月を判決し、彼は、イスラエル刑務所にいる兄弟を持つ。

 ラマッラ市に近いビリン村はまた、水曜日、3日間で4回目となる、ある反-壁活動家拉致を目論むイスラエル軍による襲撃を受けたが、彼は家にいなかった。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

気まぐれのニュース解説(パレスチナ問題に馴染みない方々に):
 パレスチナ人の日常を記すこの記事に添えられた写真は、パレスチナ問題を知る人なら何度か見たことがある筈で、それほど世界中にあまねく出回っている。ユダヤ人入植者らによるパレスチナ人への暴力は頻発しているけれど、この場面に遭遇しただけで撮れる写真ではない、天が味方したと思うのだ。母子なのか、姉弟なのか、この女・子どもによるパレスチナ婦人への暴力、イスラエル兵士らや他のユダヤ系イスラエル人の同意を背にした、と言うよりは、つるんだ理不尽な振る舞いは、いかに暴力が日常化しているかを示す。
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米国がイスラエルへの追加4億ドル兵器増加

2010年11月11日

ベツレヘム - PNN - 合衆国は、2012年までに、イスラエルでの非常時備蓄に、4億ドル相当の軍事装備を追加する計画を承認した。 これは、備蓄物資の価格をトータルで12億ドルとするだろう。

 米国議会は、「国防ニュース」誌のBarbara Opall-Romeにより、今週前半報じられたように、先月後半、増加を承認した。イスラエルのためのそのような軍事支援のショーは、現在の和平会談で、自らを提示してきた公平な調停者としての米国の姿勢を害する。

 軍事装備は、米国軍により管理されるだろうが、イスラエル軍は、戦闘の場合、装備に関する支配を与えられるだろう。そのような使用は、米同盟国のための軍事備蓄を定める米国対外援助法の条項により許可される。

(略)

全文:Palestine News Network

関連記事(イスラエル・ヴァージョン):「米国が他の4億ドル相当の非常時用軍事装備をイスラエルに備蓄」Haaretz.com
2010年11月11日
posted by mizya at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする