Saed Bannoura - IMEMC News
(イスラエルにより絶えず否定された)パレスチナが長年表明してきた懸念を立証し、副首相、Dan Meridorは、Ha'aretz新聞とのインタヴュで、西岸の内側に建設された壁を、イスラエル国家の公式の国境として使用することを、イスラエルは計画していると語った。
1948年の建国以来、イスラエルは、国境を布告したことがなく、絶えずその領土をパレスチナの土地に拡張してきた。イスラエルが、過去8年間にわたり西岸に建設してきた併合壁は、パレスチナ領域を通って曲がりくねり、土地を巨大な幅で併合し、丘の頂上のすべてと水資源の90%を含む。
(略:実は壁を国境とするというのは詭弁で、入植地も、ヨルダン渓谷も、制空権もと、続く。つまり現在の占領状態を維持するということのようだ)
全文:International Middle East Media Center
イスラエルが壁建設を発表したときから、パレスチナばかりでなく、国際社会も「懸念」を表明してはきたが、結局、壁建設を停止させるための有効な手を打てないできた。壁により、農夫が農地から、あるいは水から、子どもたちが学校から、家族が共同体から切り離され、イスラエルは、壁をつくりながら、壁にゲートを設け「往来」できるようにすると必死で確約した筈だけれど、壁ができると「往来」もままならないと証明された。そんな国だと、国際社会は知っていたのに。