ラマッラ (Ma’an) -- 西岸のパレスチナ政府は、月曜日、イスラエルに、和平交渉更新に向けた必要なステップとして、入植地拡張のすべてを終結するよう求めた。
サラーム・ファイヤド首相が議長を務める内閣は、宣言で述べた:「エルサレムを含むパレスチナ領域での入植地活動を完全に停止することが、占領を終結させ、パレスチナの人びとの正当な権利を保証する、真剣な政治プロセスの基本である」。
大臣たちはまた、パレスチナ難民の帰還権、自決権、そしてその首都として東エルサレムを含む1967年に占領された領域に独立国家を創設する権利を強調した。
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全文:Ma'an News Agency
至って正当な要求なのに、誰も聞こうとしない。
左から、「歴史的パレスチナ」、「1947年の国連分割決議」、「第一次中東戦争停戦ライン」、この地図のグリーンの部分にパレスチナを建国したい、と、パレスチナは言っている。全部強奪されたものだから、「歴史的パレスチナ」を要求する権利がパレスチナにはあるにも拘らず。そしてどうやら米国は、イスラエルに、わずかに残ったグリーン(パレスチナ)を強奪して構わないと言っているようだ、入植地凍結を二度と求めないとするならば。結局のところ、二国家解決の余地はますます奪われて、一国家解決しか選択肢がなくなった時、イスラエルは自滅に向かって歩みだすことになるだろう。