野党党首は、カディマが、領域からのいかなる撤退も一般国民投票に計ると条件づける、リクード法案に反対票を投じると語る。
Haaretz Service
ベンヤミン・ネタニアフ首相は、彼が自ら決定するにはあまりに軟弱で、今後の和平協定の一部として、土地を放棄するかしないかの決定を手渡そうとしていると、野党党首、ツィピ・リヴニは、月曜日、語った。
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全文:Haaretz.com
気まぐれのニュース解説:
占領地からの撤退は「二国家解決」、占領地併合はつまるところ「一国家解決」に行きつく。イスラエルのナショナリストたちは「神の与え給う土地」を囲い込みたいが、パレスチナ人を殺戮し追放しない限り、そこはユダヤ国家とはなり得ない。マジョリティーとなるだろうパレスチナ人のイニシアティヴを避けるならば、占領地から撤退し、そこにパレスチナ国家を認める他ない、とリヴニは考える。しかしナショナリズムに傾く国民は、極右、リクードを選択した。リヴニから見るなら「亡国」に向かっている。
ナショナリズムは常に破滅に向かうと、歴史が教えてくれる。まあいい、なくなって惜しい国などないのだから。