2010年12月20日

HRW:米国はイスラエル入植地「援助にリンクすべき」

2010年12月19日

エルサレム (AFP) -- 合衆国は、その毎年の大規模援助から、イスラエルが西岸入植地に与える助成金の合計と同額を差し引くことで、イスラエルにペナルティを科すべきであると、ヒューマン・ライツ・ウオッチは、日曜日、語った。

 166ページの報告で、集団は、近隣パレスチナ村のそれらと入植者らにより享受される業務を比較し、国際社会が西岸での「差別」で、イスラエルにペナルティを科すよう求めた。

「近くのユダヤ人入植者らが、これら国家提供の利益すべてを享受する一方、パレスチナ人は、電気、水、学校、道路へのアクセスを奪われ、単に人種、民族性、国籍故の系統的差別に直面する」と、HRW職員、キャロル・ボガートは語った。

「イスラエル入植地が繁茂する一方、隔てられて、というばかりでなく、平等でない、というばかりでなく -- 時に彼らの土地から、彼らの家から、押しやられ、押し出されて、イスラエル支配下のパレスチナ人は時間のゆがみに生きる」。

 集団は、国際社会に、強力な米同盟国、イスラエルへの支援打ち切りを含む、イスラエルの国際法侵害への共謀を避けるよう要請した。

「毎年、イスラエルへの援助に、27億5000万ドルを提供する合衆国は、2003年の調査で14億ドルと見積もられる、イスラエルが入植地の支援に費やす費用と同額のイスラエルへの資金供給を猶予すべきである」と報告は述べた。

「同様に、米国の非課税組織が、入植地を援助するため、相当な寄付金を提供するとの多数の報告に基づき、報告は、そのような税額控除が、国際法尊重を確実にする米国義務と一致するよう、立証することを米国に促す」と、付け加えた。

 被占領パレスチナ領土の入植地は、両陣営の間の和平協定を案出する取り組みで、最も分裂的問題のひとつである。

 およそ50万人のイスラエル人が、西岸と東エルサレム中の130以上の場所 -- 1967年中東戦争で、イスラエルにより占領された領域、将来の独立国家のため、パレスチナ人により返還要求された領域に住む。

原文:Ma'an News Agency

 また思い出してヤコヴ・ラブキン教授、「たとえば、あなたと私が、1枚のピザを分け合う交渉をしているとしましょう。交渉のまっ最中に、私はそのピザを食べ続けている。あなたの取り分は、ほとんど残らない。今は、ちょうどそんな状況です。」NHKのインタヴュに応えて。
 翻訳する気にならないから、boycottilに掲載したことはないと思うけれど、しばしばネタニアフが繰り返すので、繰り返しイスラエル紙の記事になる「入植地は、和平交渉の問題ではないし、問題になったことがなく、問題になることもないだろう」。イスラエルは問題にしたくないとしても、HRWは問題としている。
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オバマがイスラエルとトルコに結びつき修復に向け「すべてをする」よう促す

2010年12月19日

Hurriyetとのインタヴュで、米国大統領は、「意見を異にする時であれ」トルコとの関係はこれまで以上に重要と語る。
News Agencies and Haaretz Service

 米国大統領、バラク・オバマは、日曜日発行のトルコ新聞、Hurriyetのインタヴュで、トルコとイスラエルに「彼らの関係を修復する、最善を尽くす」よう促した。

 オバマは、トルコとの米国自身の結びつきを「これまでになく重要」と呼び、「わたしたちの共有する利益、わたしたち共通の価値観は... 意見を異にする時さえ、わたしたちの関係の支えである」と強調した。

 2国間の同盟関係は、去年6月、異論ある核計画で、イランへの国連制裁の新ラウンドに、トルコが反対投票して沈下した。トルコは、その取引を先へ押し進めたかったし、ブラジルは、核燃料交換でテヘランと業務してきた。

 かつての近い同盟国、イスラエルとのトルコの関係は、2冬前のガザ回廊へのイスラエル国防軍襲撃で始まった下降軌道の、更なるスパイラルが始まった時、それらの緊張は現れた。

 5月、イスラエル海軍特攻隊は、トルコ旗を揚げたガザ行き小艦隊を襲って、乗船していた活動家9人を殺戮した。これが、イスラエルと、まず事件を謝罪し、犠牲者たち家族への賠償を主張した、トルコとの結びつきを殆ど凍結させた。

 緊張はまだ改善していないが、今月初旬の破壊するカルメル火災でのトルコのイスラエル支援が、賠償が可能との何らかの徴候を与えた。

 それに引き続き、両者は小艦隊事件の解決を交渉し始めた。しかし先週、交渉は、活動家殺戮の謝罪のイスラエルの拒絶と、イスラエル兵士らに対する訴訟を控え、兵士らが自衛で行動したと宣言する約束をトルコが拒否し、行き詰まったと報じられた。

(略)

全文:Haaretz.com

 トルコとの同盟関係がそれほど重要なら、オバマは、イスラエルにトルコ船の襲撃を許すべきでなかった。襲撃させておいて、「同盟関係」が重要と繰り返しても無意味。米国が口にする「同盟関係の重要」など「戯言」と覚えておこう。
 ギリシア海軍が、殺戮無しに支援船に乗り込めると証明している、それも、ギリシア海域に入るのを待って。公海上で発砲しながら支援船に乗り込むなど、イスラエル海軍の訓練不足、モラルの欠如、海賊行為以外の何ものでもなかった。兵士らは実際、盗みを働いていたのだから。と、いうわけで、アーカイヴはギリシア特攻隊の描写のある記事。もちろんギリシア特攻隊は「盗み」など働かない。

アーカイヴ:「希望への道」人道コンヴォイがガザ到着(11月29日)
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62年間の追放後、老婦人のガザへの帰還かなう

2010年12月17日

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ガザ、(PIC)-- エジプト当局は、夫や子どもたちと別れ、ヨルダンで追放者として62年を過ごしたパレスチナ老婦人がガザ回廊に戻るのを許した。

 Ne'mah Mattar Khamees、80代は、1948年のイスラエルによる占領で、ヨルダンに国外追放された。夫、Ezzat Abu Kwaikと子どもたち6人がガザ回廊に留まり、彼女はアンマンにひとりで住んでいた。

 娘のひとりと息子のひとりは、彼女が彼らと会う機会もないまま死亡し、彼女は、慈善と隣人の支援で生きのびたアンマンにひとり暮らした。彼女は、様々な病気を被り、脊柱が挫傷している。

 彼女の隣人が、赤十字に警告し、赤十字はエジプト当局に連絡し、彼女がガザ回廊に入れるよう求めた。

 赤十字が、水曜日午前、カイロ空港でハミースに会い、エジプト赤三日月社が、アル-アリーシュまでハミースに同伴する救急車と医師を提供し、彼女は、木曜日午前、ラファ検問所に連れられ、そこで、子どものときから彼女の愛を否定された息子、アブデルラヒムと会った。

原文:The Palestinian Information Center

 老女ひとりの物語でない。イスラエル建国により、全パレスチナ人口の2/3が追放され難民となったのだから、どの家族も抱える苦難の物語のひとつ、である。
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