2011年03月11日

イスラエルが過去2カ月でエルサレムの子ども80人以上を拘束

2011年03月05日土曜日

人権センターは、イスラエル占領当局が、過去2カ月で、エルサレムの子ども80人以上を拘束してきたと明らかにした。エルサレム社会経済研究センターの調査・記録ユニットは、「これら子どもと未成年者の殆どは、旧市街同様、エルサレム郊外、シルワン、エル-アムード、エイササウィーヤ、シュアファト(難民)キャンプ」と断言する。彼らは逮捕と拘留にあわせられると主張される。これら未成年者40人以上は、シルワンのみからくる。

センターは、イスラエルが、彼らを逮捕する、彼らの家から追放する、パレスチナ人家屋と地区に頻繁な襲撃をすることに加え、悩ませ、エルサレムの未成年者に自宅軟禁を課してきたと強調した。

最新報告は、秘密ユニットが、シルワンの子ども9人を拉致し、彼らを、殴打、拷問、威嚇に曝したと言及する。 彼らはまた「尋問と拘留の間、虐待され」、彼らの釈放で「自宅軟禁に置かれた」。

子どもたちは「イスラエル兵士や(武装した違法)入植者らに石を投げた」として拘留された。報告は、ユダヤ入植者らやそのガードらが、ことさらシルワンで、子どもや未成年者拘留に一役買っていると付け加えた。

原文:Middle East Monitor

関連記事:「『彼らはどうしてぼくを犯罪者にできるの? ぼく10歳だよ』ムスリーム・オーデの苦況」Wadi Hilweh Information Center - Silwan
2011年03月06日日曜日

シルワン、エルサレム (SILWANIC) -- 10歳のムスリーム・オーデは、今日、3月6日、イスラエル警察により、調査のためエルサレム警察署に呼び出された。オーデは、今年2月28日、他のパレスチナの子ども4人と共に、シルワンのアル-ブスタン地区の家の近くで拉致された。

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ムスリームは、警察署に到着する前でさえ、イスラエル係官らに激しく殴打され、その日捕われた少年5人の最悪を被った。殴打は、彼の顔と手に、蛮行の明確な標を刻印した。警察署に到着した際、ムスリームは肉体的に酷く気分が悪く、何度も吐くのを止めることができず、西エルサレムのHadassah Ein Karem病院に運ばれることになった。医師は、子どもが、頭蓋骨骨折と身体のいたるところ、厳しい打ち身を被っていると見いだした。

警察は、その同僚によるムスリームを破壊する蛮行のため、尋問を続けることができなかったので、彼らは調査のため、今、再び、彼を呼び出した。彼は、ムスリームがこの罪で逮捕される7回目となる - 投石で告発されている。

(略)

イスラエルヴァージョン:「パレスチナ少年が警察が彼を殴打したと主張」Ynet news.com

東エルサレムで投石で捕らえられた11歳の少年は、頭と腹に外傷を負う

Omri Efraim
2011年03月03日
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2011年03月10日

イスラエルが最も評判よくない国家の中にランクされた

BBCのためなされた世界的世論調査でイスラエルより下にランクされたのはたった3ヵ国 - パキスタン、北朝鮮、イラン

Ynet
2011年03月07日

異なる27ヵ国で、BBCのためGlobescanにより行われた調査によると、イスラエルは、世界で最も評判よくない国のひとつだ。

2010年12月から今年2月まで、世界中の様々な国に対する態度を評価するよう設計された調査で、2万8000人以上が調査対象となった。

調査された21%だけがイスラエルに肯定的意見を表明、一方、49%が、ユダヤ国家に対する否定的態度を示した。惨めとはいえ、親-イスラエルがたった19%だった去年から、数の改善がみられる。

(略)

全文:Ynet news.com

アーカイヴ:世界世論調査:積極的輝きでイスラエルを見るのは19%のみ(2010年04月24日)

 アーカイヴは1年前の調査結果、このような記事を毎年掲載するところをみると、調査結果が気になるらしい。まともな国と広告だけしてみても、世界の目は節穴ではない。広告するだけでは足りない、実際まともな国になることが必要なのだと、もう学んでもいい頃だと思う。
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イスラエルがエルサレムの通り名をヘブライ語に変える

2011年03月08日

被占領エルサレム、(PIC)-- 社会的・経済的権利のためのエルサレムセンター、調査・記録部は、パレスチナ聖都のイスラエル市議会が、最近、旧市街の路地と通りのいくつかをアラブ名からヘブライ名に置き換え始めたと語った。

調査・記録部は、市議会のイスラエル公務員が、エルサレム旧市街、バブ・アル-ジャディード通りのパレスチナ人家屋の壁に、その通り名をDer Bacillusとする標識を据え付けたと付け加えた。

調査・記録部は、このイスラエルの行為は、個人的資産への襲撃であり、エルサレムの歴史の著しい歪曲と考えられると強調した。

原文:The Palestinian Information Center

 国連公用語のひとつ、アラビア語を使用するのは4億人ほど、翻って、古代ヘブライ語からつくり出されたイスラエル語を使用するのは600万人ほど、困るね、アラビア語のアルファベットなら読めるけれど、イスラエル語はマイナー過ぎて、アルファベットだけでさえ学ぶ気にもなれない。
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イスラエル国防軍兵士ら、『ジェニン、ジェニン』監督が名誉棄損訴訟で最高裁判所対決

2011年03月07日

下級裁判所は、戦時行動の性格描写のため、映画制作者、モハメド・バクリに対して起こされた中傷訴訟が、実態を欠くと認めた。
Tomer Zarchin

2002年のジェニンでの戦闘に参加したイスラエル国防軍兵士グループは、今朝、最高裁判所で、論議呼ぶドキュメンタリー『ジェニン、ジェニン』を監督した映画制作者、モハメド・バクリを、相手とするだろう。

(略)

Mazuzは上告に参加する

2007年、兵士5人が、モハメド・バクリに、賠償金、250万シェケルを要求して、名誉棄損訴訟を起こした。原告自身が映画に現れず、彼らの名前に言及されもしないことに注意が集まる。

(略)

全文:Haaretz.com

アーカイヴ:国は『ジェニン、ジェニン』映画監督を名誉毀損で起訴しない(2010年01月10日)

 国連調査団がジェニンに入ることをイスラエルは拒絶したのだから、イスラエルにとって知られてまずいことがジェニンで遂行されたことは確かだ、と、世界は考えている、イスラエルの兵士らはともかく...
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1948年に破壊されたパレスチナ村の新建設に対する仮差し止め命令

2011年03月08日火曜日
Tania Kepler
the Alternative Information Center (AIC)

イスラエル裁判所は、1948年、その住民が追放され追い出された、歴史的パレスチナ村、リフタ遺跡の高級な区画販売に、仮差し止め命令を出した。

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イスラエル裁判官、Yigal Marzelは、月曜日 (3月7日) 、イスラエル土地行政に、歴史的パレスチナ村、リフタに建設するための区画賃貸入札結果の公表凍結を命じる仮差し止め命令を出した。

(略:アーカイヴ参照)

リフタ救済の請願は、日曜日、リフタ(住民)家系、Bnei Lifta協会、人権のラビたち、ジャフラ協会を含むエルサレム活動家たちを代理する弁護士、サミ・アルシドにより提出された。

(略)

1948年のイスラエル建国以前、パレスチナ人3,000人以上がリフタに住んでいたが、1948年戦争で村は住民を減らし、部分的に破壊された。それ以来、イスラエル軍により完全には破壊されなかった500ヵ村のうちの僅かな村のひとつである。

(略)

多くの組織、ことさらBIMKOM、Zochrot、FASTは、村が、パレスチナ人とイスラエル人の間の和解の象徴として、ユネスコにより遺産遺跡としてリストに加えられるよう運動し、代替計画を、彼らは土地住宅調査センターとまとめてきた。

2005年、パレスチナの「正義のための建築家・(都市)計画家たち」は、Times紙に、世界中の建築家・都市計画家、彼らの多くが、元来のパレスチナ住民のためリフタ救済を支援する学術人を含む高名な人物、350人以上が署名した広告を載せた。

(略)

全文:The Alternative Information Center

アーカイヴ:イスラエルが見捨てられたパレスチナ村を高級住宅プロジェクトに変える動き(01月23日)

 ここに掲載した写真は原文が掲載するものと違う(アーカイヴ掲載写真と同じだし)。リフタの写真はここ、写真ばかりではない画像を含め100枚ほど集められている。これら写真を何枚か見るだけで、京都の町家同様、これが保存されなければならない貴重なものと判るだろう。リフタをなくすことになれば、わたしたち世界市民は、アジアの貴重な文化をひとつ失ったことになるし、ユネスコは、消滅しかねない文化救済を仕損なったことになる。
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2011年03月09日

国家:違法入植地構造物の30%だけが破壊される

ピース・ナウ陳情への応答で、国家検察官事務所は、高等裁判所に、年末までに、私有地に建設された違法西岸構造物破壊の作業をするだろう告げる

Aviad Glickman
2011年03月07日

国家検察官事務所は、月曜日、西岸入植地の構造物6棟の破壊を要求する、ピース・ナウ陳情への返答を高等司法裁判所に提出した。

ピース・ナウへの国家の返答は、「年末までに、私有地に建設された違法構造物を取り除く」命令を与えたと述べる。

過去3年間に渡り、ユダヤ人入植地と前哨基地で建設された違法構造物、1,569棟の30%だけは破壊されたと、国家の返答が述べる一方、13%未満が、パレスチナの村々で破壊された。

(略)

全文:Ynet news.com

アーカイヴ:報告:イスラエルが前哨基地何十もを合法化(03月02日)
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ロジャー・ウォターズがイスラエル・ボイコット支持を表明

2011年03月06日

元ピンクフロイド代表者は、仲間のアーティストたちに、イスラエルが占領を終らせ、完全な平等をイスラエル・アラブ人に与え、パレスチナ難民すべてが彼らの家に帰るのを許すまで、無言の圧迫に加わるよう促す。
Haaretz Service

 偶像的ロックバンド「ピンクフロイド」の創立メンバーでヴォーカリスト、ベーシストのロジャー・ウォターズは、イスラエルへの文化的ボイコットの彼の支持を表明した。

 イギリス人ミュージシャンは、パレスチナ人権提唱者たちのキャンセルの求めを無視し、2005年、イスラエルで演奏した。イスラエルにいる間、ウォターズは、エルサレムとベツレヘムを訪問した。彼が「見るもおぞましい建造物」と呼んだ、西岸の論議を呼ぶ分離フェンスに彼は連れて行かれた。

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ピンクフロイド共同設立者、ロジャー・ウォターズがメキシコシティーで演奏、2010年12月18日。
Photo by: Reuters

 ウォターズは、西岸のツアーに、すこぶる影響を及ぼされたと語った。ピンクフロイドの最も人気ある歌のひとつの歌詞「想像力無い支配はいらない」と壁に走り書きし、テルアヴィヴでの彼の演奏をキャンセルした。代わりにイギリス人スターは、ユダヤ人とアラブ人により設立された協調の村、ネヴェ・シャロームでコンサートを開催した。

 ウォターズが書いた、イスラエルへの文化的ボイコットの支持を告知する書簡で、彼の「見解、包囲されたガザのパレスチナ人、被占領西岸のパレスチナ人に、イスラエルが揮う忌まわしく過酷な支配は、イスラエルにある彼らの家に帰る難民の権利の否定と連結し、世界中の公正な人びとが、礼儀正しい非暴力抵抗で、パレスチナ人支持を要求する」と述べた。

 国際法により要求されると彼が主張する3つの基本的人権をイスラエルが満たすまで、不買・脱資・制裁 (BDS) キャンペーンに加わると語り、彼は書簡を締めくくった。

 彼は、イスラエルに、西岸の占領を終わらせ、分離フェンスを解体し、イスラエルのアラブ市民の権利を認めて彼らに完全な平等を与え、パレスチナ難民すべての帰還を許すよう求めた。

 ウォターズは、彼の書簡で、彼が反-セム主義でなく、パレスチナ人への連帯は、すべての人びとが基本的人権に値するという彼の信念によると強調した。

 先週、アメリカの伝説的フォーク音楽家、ピート・シーガーは、経済的手段でイスラエルに圧力をかけ制裁する国際的運動 - 不買・脱資・制裁キャンペーンに公式に加わった。

 アメリカフォークミュージックの父のひとり、シーガー、92歳は、政治と平和の老練な活動家だ。 1950年代、彼は、マッカーシスト・ハウス非米活動委員会により尋問され、2年前、米国大統領、バラク・オバマの就任コンサートで演奏した。

 世界中のアーティスト、学術人、名士たちが、イスラエルの文化的ボイコットを支持し、参加した。

(略)

全文:Haareta.com
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