ウクライナ情報筋は、ウクライナで2月下旬、モサドが、ガザ唯一の発電所の技術者チーフを拉致したと報じた:
パレスチナ人技術者の妻は、イスラエル諜報機関、モサドを、彼女の夫拉致で非難した。ディラル・アブ・シシは、ウクライナ人の妻を彼女の自国に訪問している間、5日前、行方不明になった。
(略:アーカイヴ参照)
今、イスラエル情報筋は、ディラル・アブ・シーシ (正しいスペルに注意) が、尋問されているイスラエル刑務所に監禁されていると確認する。
わたしの情報筋は、彼が何で告発されるのか、まだわたしに告げていないが、拘留者が尋問されているなら、情報機密に関する問題と推定し得る。通常、彼らが、イスラエル外の、あるいは最近イスラエル外に出かけたパレスチナ人を逮捕する時、彼らは、禁止組織(通常ヒズボッラかハマースを意味する)との接触で告発する。この場合、彼らがそのような告発をでっちあげるのは可能だ。
しかし、アブ・シーシは異なる事件かもしれない。ガザ発電所の技術者チーフとして、彼は、どう作動するか、どう止めることができるか、発電所についてイスラエルが得たがっている多量の技術情報を知っているかもしれない。実際、イラン原子力施設への侵入で示されたスタックスネットの成功で、イスラエルは、カストリード作戦でやったように、それを破壊することなく、戦闘中、リモートプログラムでガザ発電所に侵入し、停止できることに明確な関心を抱くだろう。
あるいは彼らは、技師としてのスキルを利用する何らかのテロ陰謀に従事したといった物語をでっち上げるかもしれない。
これら報告が真実であるなら、モサドは、他の諸国の主権侵害を続けており、外国の地で外国の国民を拉致している。これは、ウクライナの主権だけでなく、イスラエルとモサドが責任を負わせられるべき、国際法の大規模侵害である。(略)
全文:
Tikun Olamアーカイヴ:
ウクライナでのパレスチナ人技術者拉致でイスラエルモサドが非難される(02月26日)
発電所の情報を得るためにしろ、テロ陰謀加担の罪を押しつけるにしろ、外国で拉致した人間を出国させる手数に見合うだけの利益とは思えない。スパイごっこにうつつを抜かすモサドの非効率、アブ・シーシ行方不明の最初の記事で、モサドの仕業と思わせる、そのような「悪名」高いことこそ怖れた方がいい。
posted by mizya at 20:54|
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