Dolev Rahat, Alternative Information Center (AIC)
デモンストレータ16人が、イスラエルの占領に反対するこの週末のデモンストレーションで負傷した。ビリンで、バシム・アブラフメの死の2周年を記念するため、ことさら大きなデモンストレーションが持たれた。
先週ビリンで、パレスチナ民衆闘争に関する第6回国際会議が行われた。会議は、4月15日にガザで殺された国際連帯活動家、ヴィットリオ・アッリゴーニに捧げられた。会議は、イスラエルアパルトヘイトに対し闘うパレスチナ・イスラエル・国際活動家間の関係を強化する道を模索した。会議により促進されたイニシアティヴの中に、ガザ回廊沖でのイスラエルの暴力をモニターし、報告するインタナショナルズ(国際人)をスタッフとする船の開始がある。
ビリンの週一デモンストレーションは、村のデモンストレーションでの催涙ガスキャニスタによるバシム・アブラフメの殺害の2周年を記念した。デモンストレータは、バシムと、村のデモンストレーションで催涙ガスを吸い込んで殺された彼の姉妹、ジャワヘル、そしてマルワン・バルグーティの写真を掲げた。デモンストレーションは、国歌と、イスラエルの占領に反対する国民戦線連合の呼びかけで始まった。デモンストレータが壁に到達した時、兵士らは、催涙ガス、スタン弾、ゴム被覆金属弾丸、実弾、022弾を彼らに発砲し、加えてスカンク・ウォータも。デモンストレータは、壁の一部を引き倒し、軍ジープにパレスチナ旗を据えるのに成功した。ビリンを通る現在の壁のルートが、イスラエル高等裁判所により違法と考えられ、国家がその解体を義務付けられたと思い起こすことは重要だ。兵士らは、村に侵入し、住民家屋に催涙ガスを撃ち込んだ。パレスチナ通信社、Wafaは、デモンストレーションで、ジャーナリスト、国際活動家3人を含む15人が負傷したと報じた。村の住人の女ひとりは重傷を負った。弾丸による負傷者に加えて、他の多くが催涙ガスを吸って負傷した。(略)
全文:The Alternative Information Center
アーカイヴ:ビリン村のデモで(2009年04月18日)
:抗議者の死はイスラエル国防軍が最も危険な催涙ガスを使用している可能性を示す(01月04日)
週一回のデモンストレーションだから、毎週、イスラエル軍による発砲がパレスチナ市民を脅かしている。週一回のデモンストレーションを行うのはビリンばかりではない、ニリンでも、ナビサラでも、アル-マサラでも、他の村々でも、毎週反-壁デモンストレーションが行われ、毎週人びとが負傷している。バシムの死の2周年追悼にあたり、久方ぶりに反-壁集会の記事。