2011年04月14日

イスラエル刑務所部門がアブ・シシを独房に移動

2011年04月13日

ガザ、(PIC)-- イスラエル刑務所部門 (IPS) が、パレスチナ人拘留者、ディラル・アブ・シシとムラード・アブ・リカブを独房に移動したと、水曜日、ガザの囚人省の情報局は語った。

エシェル刑務所当局が、およそ2カ月前、イスラエル諜報員らにウクライナから拉致されたガザ発電所の運用管理者、アブ・シシに、彼が独房拘留に移されると知らせたと、情報局は声明で述べた。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:ウクライナ紙が拉致のパレスチナ人に関するイスラエルの主張を退ける(04月09日)
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イスラエル軍用機がガザにあざけりの襲撃着手

2011年04月13日

ガザ、(PIC)--イスラエル軍用機は、水曜日、ガザ回廊の様々な領域への一連のあざけりの襲撃に着手した。

あざけりの襲撃は、数日前の19人を殺戮し、数十人を負傷させたイスラエルの虐殺後、ことさら民衆の間に恐怖を広げる。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

 停戦協定後も、このようにイスラエルは挑発を続ける。2008年から2009年にかけてのカストリード作戦、いわゆるガザ戦争後も、殆ど毎日、イスラエルはガザへの侵入、発砲を繰り返しパレスチナ人を殺し負傷させてきた。我慢できなくなって、パレスチナ軍事部門がロケット攻撃すると、あからさまに攻撃をエスカレートさせる。

 今朝、フジテレビで、震災支援のイスラエル医療団に対する外務省の対応に、南三陸町の住民が怒りを露にしたと報じていた。恐らく外務省は、イスラエル国防軍医療団を護ったのだ。イスラエルはハイチ地震でも軍医療団を派遣したが「臓器」を漁っていたとのニュースが流れた。もちろんイスラエルは否定したが、真偽のほどはともかく、外務省はニッポン発でそのようなニュースが流れるのを避けたかったに違いない。原発事故だけで充分「おどろおどろ」しいのだから。

先行記事:「イスラエルがガザを飛行禁止区域にするアラブ連盟要請批判」Middle East Monitor

2011年04月12日火曜日

イスラエル政府は、イスラエル軍用機が封鎖された領域を飛ぶのを妨げるため、ガザ回廊を飛行禁止区域とする要請で、国連安全保障理事会にアプローチするアラブ連盟の決定に侮蔑を表明した。アラブ連盟の動きは、僅か3日間で、パレスチナ人18人を殺戮し、数十人を負傷させたガザに対するイスラエル軍事行動のエスカレートへの応答だ。

(略)

     「アバサンで女と娘は推進式ロケットミサイルで殺戮された」International Solidarity Movement

2011年04月11日
International Solidarity Movement、ガザ


4月8日正午頃、砲弾4発が戦車から発砲された時、ハーンユーニス周辺南部の村々は、ぎくりとさせられた。それらの1発は、アブサン村にある家屋に命中した。ナジャ・ハルブ・クデイ (41) は、外でパンを作っており、彼女の娘、ネダル・イブラヒーム・クデイ (19) が彼女と共にいて、彼らのどちらも爆発で即死した。犠牲者の遺体は、イスラエル軍が、彼らの家に無慈悲に発砲したミサイルに含まれた鋭い発射体何十もで穴だらけにされた。

他の娘ふたり、フィダア (15) とニダア (12) は、病院に留まっている。ニダアは、重傷で生き残ろうと闘っている;彼女は、脳に破片弾があり、現在、手術を受けるためハーンユーニスのナセル病院から西岸に移送されるのを待っている。

(略)

ミサイルは、女や子どもたち、壁、扉、植物や樹々を穴だらけにする、何百個もの小さい推進式発射体を含む。すべてが貫かれる。椅子は血塗られていた。
このミサイルは、可能なかぎり多くの人びとを殺戮するよう、可能なかぎり多くの命を除くよう設計された兵器である。このため正当化はあり得ず、それを防衛と呼ぶのは可能でない。(略)

 新種のクラスター爆弾だろうか? もっともイスラエルはクラスター爆弾禁止条約を批准していないから、とりたてて新種である必要もないのだけれど... やはりガザを飛行禁止区域にすべき、リビアだけでは片手落ちでしょう。

アーカイヴ:一連の攻撃でガザで14人が殺され数十人負傷(04月09日)
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検問所が開かないならガザの生花200万本が朽ちる

2011年04月12日

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ガザ、(PIC)-- 生花や小果実組合の長たち、農業救援職員や農夫たちは、火曜日、野性の草花や小果実の海外市場への輸出のガザ検問所のイスラエルによる閉鎖の影響について議論するため会った。

生花200万本が冷蔵庫に保管され、海外市場に輸出されるのを待ち、加えて取り入れられなかった広大な区画の花が傷みつつある。

生花と小果実生産者の長老、マフムード・ハリールは、このビジネスの現在の不況の点から、次のシーズン、土地を耕作する可能性について考えるため会ったと語った。

ハリールは、ヨーロッパ市場に打撃を与えた国際的経済危機に加え、高温が花の栽培に大いに影響したことに言及した。

彼は、それらを直接ヨーロッパ市場に輸出し、農夫たちに日々の損失を引き起こすのを避けるため、ガザ検問所(複数)再開の必要性を強調した。

長老は、今年、生花3000万本が輸出されると思われていたが、ヨーロッパ市場に届いたのは1000万本だけだったと力説した。

原文:The Palestinian Information Center

 東京電力の原発事故は、東北・関東の、とりわけ福島の農夫たちにとっては、ガザ住民に対するイスラエルの封鎖に似ている。ガザ住民は、イスラエルが検問所を封鎖することにより、福島の農夫たちは、放射能汚染を宣告されることにより、生産品を売ることができない。政府の暫定基準なるものは原発事故が起こってしまった時の、いわば非常時の基準だから、その安全性を信用していないわたしも、福島を含み、関東の野菜を口にしたくない。それを「風評被害」とは言って欲しくない。売れないのは、生産品の放射能汚染の多少でなく、汚染されているからだ。「風評被害」という言葉は、汚染量の多少に問題を矮小化し、原発事故由来であることから逸らす。誰が言い出した言葉だろう。国が「出荷自粛」を求める以上、適正価格で買い取るべきなのだ、原子力を推進してきた責任主体として、それは義務だ。

 ガザもイスラエルによる劣化ウラン弾空爆で、かなりの農地が汚染された。生花ならいいかな、口にしないから少々の汚染があっても、わたしも買うことができる。
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パレスチナ自治政府は国家となる準備整うと国連語る

2011年04月12日

パレスチナ自治政府は、国家となるに足る政府機能を持っていると、国連中東和平問題特使は、火曜日に語った。

AFP - パレスチナ自治政府は現在、国家統治の準備が大きく整っていると、国連中東和平問題特使オフィスは、火曜日、報告で述べた。

「国連が最も携わった6つの領域で、政府機能は現在、国家の機能的統治に十分である」と、水曜日、ブリュッセルでのパレスチナ支援諸国会議に提出される報告は述べた。

しかし報告は、イスラエル占領が継続し、和平会談が動かないままでは、パレスチナ自治政府にとっていかなる追加的前進も難しいと警告した。

「潜在的パレスチナ国家設立の存在しうまくいく機能遂行への主要な制約は、主として占領の存続と、イスラエル-パレスチナ闘争での未解決問題に起因する」と報告は述べる。

(略)

全文:France 24
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