2011年05月31日

ハマース職員がマレーシア支援をガザに入れるようエジプトに促す

2011年05月30日

ガザ市 (Ma'an) -- ハマース高官、ムハマド・シェバーブは、月曜日、エジプトに、マレーシア船の支援物資をガザ回廊に入れるよう求めた。

マレーシア船は、イスラエル海上封鎖を破り、ガザ港に支援物資を運ぼうと試みた。しかしイスラエル軍は、船に向け警告弾を発砲し、エジプトのアリーシュ港の埠頭につくよう強いられた。

(略)

全文:Ma'an News Agency

先行記事:「PGPFはエジプトがガザ行きPVCパイプの陸路輸送を許すよう望む」BERNAMA
2011年05月28日

KUALA NERANG、5月28日 (Bernama) -- Perdana Global Peace財団 (PGPF) は、エジプト当局が、ガザ行き塩化ヴィニール管を、イスラエルを経由するのでなく、陸路輸送させるよう望むと表明した。

(略)

アーカイヴ:活動家たちがガザ支援をイスラエル経由で送るのを拒絶(05月28日)

 エジプトにしろイスラエルにしろ、塩化ヴィニール管を恐れているとは思えない。ポリの管なのだから。悪意とするなら相当なもの、狂ってる。疲れるよ、このような狂気に沈黙している「国際社会」とかいうやつに。
posted by mizya at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国企業がイスラエルへのエジプトガス供給再開を求める

東地中海ガス会社 (EMG) の米国投資家らが、エジプト政府に対し、イスラエルへのガス供給再開を確実にするよう、法的措置を取ったと、EMGの米国パートナー職員は、月曜日、Reutersに語った

Reuters
2011年05月30日月曜日

(本文翻訳省略:Reutersの記事は翻訳の情熱をそぐ)

全文:ahram online

アーカイヴ:イスラエルのエジプトガス問題(04月30日)

 アーカイヴの記事によれば、ホスニ・ムバラク政権下での契約で、割引価格に関する不正を調査中、まあ、この不正に米国投資家らも一枚噛んでる可能性は濃厚だ。通常、投資家らが告発するのは儲けを薄くする「割引価格」の方なのだから。
posted by mizya at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スペインが9月以前にパレスチナ国家承認

2011年05月30日

ラマッラ、2011年5月30日、(WAFA) - ファタハ中央委員会メンバー、ナビル・シャースは、月曜日、東エルサレム駐在スペイン総領事、Alfonso Portableが、9月以前にパレスチナ国家を承認する彼の国の意志を強調したと語った。

シャースは、Portableとの会談後、プレスリリースで、イスラエル首相、ベンヤミン・ネタニアフのアメリカ議会での演説後、パレスチナ国家の完全な承認を求めるパレスチナの戦略を説明したと述べた。

彼は、9月に独立パレスチナ国家の国際支援を獲得するためさらなる努力をすると強調した。

(略)

全文:WAFA

アーカイヴ:メドベージェフ:1988年同様、ロシアはまだ独立パレスチナを承認する(01月19日)
posted by mizya at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パレスチナは公正に渇く

2011年05月30日月曜日
Francesc Cabré Sánchez
Alternative Information Center (AIC)

イスラエルは、被占領パレスチナ領域の水源の殆どを支配し、この命に関わる液体へのパレスチナ人のアクセスを深刻に妨害する。「公正に渇く」キャンペーンは、この問題を世界的議題に載せようと目指す。

palestinian_water.jpg

ガザと西岸のパレスチナ人は、ふたつの領域に繋がりを欠くにも拘らず、問題を共有してきた。最も深刻なひとつが、水の必要を満たすことでの障害だ。パレスチナの建物の多くが、屋上に雨水を集めるタンクを持っているのは偶然の一致でない - これは生存に不可欠だ。

給水問題は、ユダヤ市民の利益のためにパレスチナ人を害し、国際法に違反するイスラエル政策により引き起こされる。アムネスティ・インタナショナルなどの組織の報告は、主としてイスラエル支配下にある領域での水資源の分配が、決して公正でなく、それがパレスチナ人の健康と環境に深刻な結果を生んでいると示す。

ヨーロッパ政府と市民たちに影響を及ぼし、この領域での慣例を変えるようイスラエルへの圧力を目的として、Oxfam、Save the Children、ユニセフを含む30組織ほどが集まった集団、緊急上下水衛生集団 (EWASH) が、3月22日、「公正に渇く」キャンペーンに乗り出した。「パレスチナ人は、需要を満たすに足る潜在的水を持っているのに、イスラエルが法律を遵守しないので、それにアクセスできない」と、キャンペーン報道担当、ズィヤード・ルナティは語った。

(略)

全文:The Alternative Information Center (AIC)

先行記事:「専門家:ガザの水の95%は飲めない」Gaza TV

2011年05月27日

ガザで木曜日に持たれたMizan人権センターによる主催のワークショップで、パレスチナの専門家たちは、ガザ回廊の地下水95%が、飲用に適さないと語った。

(略)

アーカイヴ:パレスチナの水危機は悪化する(2010年10月18日)
posted by mizya at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラエルがラファ再開非難

2011年05月29日

エルサレム (AFP) -- イスラエル大臣は、日曜日、テロリスト集団が検問所を通して兵器や人びとを自由に移動できると警告して、ガザとのラファ国境検問所を再開するエジプトの決定を非難した。

(略)

全文:Ma'an News Agency

関連記事:「ガザ国境検問所はヨーロッパ・オブザーバにとらわれずに存続するとハマース職員」Haaretz.com
2011年05月29日

集団のal-Aqsa Radioと話して、高官は、2007年以来沿岸飛び地を支配するハマースが、ガザのラファ検問所を管理できると立証したと語る。
DPA

ハマースは、エジプトとの新たに開かれた国境検問所を管理するために、国際的オブザーバを求めないだろうと、闘士集団高官は、600人ほどが新たに開かれた国境を利用した日曜日、語った。

ガズィ・ハマドは、パレスチナが、イスラエルとの2005年取引で規定された、議論ある検問所へのヨーロッパ・オブザーバの即時復帰は必要ないと見ていると語った。

1876911199.jpg
ガザ回廊南部、ラファ検問所でエジプト係官に父親のパスポートを提示するパレスチナ少年。2011年5月28日
Photo by: AP

「パレスチナは、ラファ検問所を管理する能力を立証した」と、事実上のハマース政権の副外務大臣でガザ国境当局のトップ、ハマドは語った。

(略)

 ハマースの武装部門が活動しなかったとはいわないが、イスラエル占領軍が殺戮してきたパレスチナ人の数があまりに多いので、相対的に、ハマースには武装部門さえないようにみえる。もともと学校や病院の設立、貧困者への支援からハマースは始まった。そのハマースを「テロリスト集団」に指定するのは、「ユダヤ人問題」をアジアに押し付けたい欧米に思惑あってのことだが、殺戮数を基準にするならイスラエルの方が比べるべくなく「テロリスト集団」だ。
 haaretzはイスラエル紙、Ma'anが転載するAFPはフランス通信社だ。
posted by mizya at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月30日

NGOがエルサレム旧市街の「商業災害」発表

2011年05月28日

images_News_2011_05_28_old-jerusalem-street_300_0.jpg

被占領エルサレム、(PIC)-- イスラエルが、過去数年で250店舗を閉鎖するため重税と他の圧力を使用した後、エルサレム社会・経済権利センター (JCSER) は、旧市街の商業・観光部門の「大惨事」と言明した。

JCSER所長、ズィヤド・アル-ハムーリは、旧市街のユダヤ化運動が盛んとなり、状況は悪化すると予測した。

「起こっていることは、(旧市街)市壁内と旧市街を取り囲む地域全体、地理的に旧市街に繋がる地区、特に、シルワン、ラス・アル-アムド、シェイフ・ジャッラを、ユダヤ人入植地の存在を助長するよう設計される。またその領域に、アル-ハリール門の近くに建てられたのと同様のショッピングセンターとホテルを建設する計画もある」と、ハムーリは語った。

自治体装置、収税吏、裁判所の命令執行に責任を負う部隊が、財産を没収し、その所有者たちを逮捕した時、エルサレムに繋がる道路中に広げられた検問所が、パレスチナ人や商人たちにとり罠になったと、彼は付け加えた。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

 クレタ島のクノッソス宮殿について書かれた『迷宮に死者は住む』は、1970年代、わたしがギリシアを旅する時に読んだ本だ。どこにいったのか見当たらない。「コンクリート・クレタ」の文字を見たのはその本でだったろうか。クノッソスはコンクリートだらけだった。アーサー・エヴァンズの想像の宮殿に仕立てるために。
 コンクリート・エルサレム、それがエルサレム旧市街、ユダヤ・コーターに見るわたしのイメージだ。シオニスト・ユダヤ人の想像のエルサレムだが、コンクリート・エルサレムはもちろん、もはや世界遺産ではあり得ない。そもそもゴルゴダの丘はキリストが処刑された当時、市街を囲む城壁の外だった。人口増加に伴い市街は拡張され、聖墳墓教会、ゴルゴダの丘も現在では旧市街の中だ。わたしたちの世界遺産を、彼らに破壊する権利はない。
 ところでヴンダーリヒの『迷宮に死者は住む』は、「王妃の間」が光の届かない地下にあることに注目する。「囚われ人としてここにいたのだろうか」と。ヴンダーリヒの結論は、宮殿ではなく死者を祀る葬祭殿というものだが、発見当時、エヴァンズは当時の英王室と重ねて想像を逞しくしたのだろうと論じる。
posted by mizya at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国連職員トップ:米国拒否権がパレスチナ国家投票を妨げるだろう

2011年05月27日

国連総会議長は、安全保障理事会の勧告なしで、パレスチナ国家が国連加盟国になり得る方法はないと記者会見で語る。
Associated Press

国連総会議長は、金曜日、パレスチナ国家が、安全保障理事会の勧告なしに国連加盟国になり得る方法はないと語った。

Joseph Deissは、記者会見で、合衆国か他の常任理事国が拒否権を行使するなら、総会は、パレスチナの加盟に投票できないだろうと語った。

パレスチナ国連傍聴使節は、即座のコメントをしなかった。

米国大統領、バラク・オバマは、先週末、192ヵ国国連本体でのパレスチナ加盟勧告決議に、米国が拒否権を行使するだろうとの強い兆候、パレスチナ国家を創出するだろう国連での投票はないと、語った。

法律専門家の中には、その阻害周辺から抜け出る方法があるかもしれないと言うものもいる。問題は、パレスチナが総会からもぎ取ることができるいかなる宣言も、主に象徴的行為なのか、イスラエルの占領に対する貴重な法的効力を彼らに与えるに足るほど強固かどうかだ。

安全保障理事会決議が拒否権行使される場合、パレスチナが国連加盟を達成する他の方法があるかどうか尋ねられ、Deissは答えた:「ノー、ノー」。

スイス連邦元大統領で、2002年の国連加盟をスイス有権者に承認するよう主導した元外務大臣、Deissは、国連加盟と国家としてのパレスチナ承認を区別した。

彼は、国連加盟の必要条件は、国連憲章で明確に述べられていると語った:国家は、憲章への支持宣言を申請書に書き込まなければならず、安全保障理事会15ヵ国は、次に、賛成9票と常任理事国による拒否権の不行使を要件とする勧告を作成しなければならない、そして次にのみ、総会は、2/3の大多数により承認されなければならない加盟に投票できる。

Deissは、パレスチナがまた、独立国家として、可能な限り多くの国により承認されるよう作業していると語った。

「これは、国家を得る一方法で、わたしは、国連存在前、主要な常道だったと考える」と、彼は語った。

今までのところ、ほとんど開発途上国の112ヵ国が、パレスチナを承認してきた。

パレスチナは、9月までに、総会の2/3以上 - 135ヵ国の承認があるだろうと予測する。

Deissは、1947年の総会決議181が、既に、イギリスの委任統治終了で、ひとつはアラブ、ひとつはユダヤの二国家創出に備えることを呼び戻した。彼は、パレスチナが加盟国多くの承認を得るなら、これは1947年決議と共に考慮に入れられなければならないと語った。

「総会は、イニシアティヴを取ることはできないが、安全保障理事会勧告が出されるなら直ちに、わたしたちの作業をする準備は整っている」と、Deissは語った。

国連は、国家で必ずしも創造的でないが、国連加盟国であることは少なくとも「国際的承認を与え、国連の目標のひとつは、加盟国の主権を保護することだから、保護をも与える」と彼は語った。

原文:Haaretz.com

アーカイヴ:パレスチナ国家支持者は国連で米国拒否権行使を回避できる(05月22日)
posted by mizya at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする