2011年05月21日

多国籍企業が被占領パレスチナの土地を採掘する

Adri Nieuwhof
The Electronic Intifada
2011年05月17日


whoprofits

HeidelbergCementとCemex、ドイツとメキシコのふたつの建築資材産業は、それぞれ、被占領西岸での砕石作業に関わる。The Electronic Intifadaは、荷物を積載したトラックが違法な採石場を離れ、イスラエルに移動するのを示す、証拠資料を手に入れた。

国際法は、被占領の西岸、ガザ回廊、シリア領、ゴラン高原の天然資源の、利益のためのイスラエルの搾取を禁止する。

一方、西岸のイスラエル運営の採石場 - HeidelbergCementとCemexの子会社により運営される、ナハル・ラバとヤティル採石場を含む - は、イスラエルの建設資材の殆ど4分の1を供給する。

HeidelbergCementの子会社、ハンソン・イスラエルは、グリーンライン - イスラエルの国際的に認められる被占領西岸との境界 - の近くの西岸のナハル・ラバ採石場と、イスラエルのパレスチナ村、クファル・カシムを運営する。

Cemexは、その子会社、ReadyMix Industriesを通してヤティル採石場の50パーセントを所有する。ヤティル採石場は、西岸のヘブロンの丘南部のイスラエル入植地、Teneh Omarimの隣に位置する。

(略)

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人権調査官により撮られた写真は、ヤティル採石場から資材を積んだトラックがMeitar検問所経由でイスラエルに入るのを記録する、 2011年5月1日。(Dror Etkes)

(略)

全文:The Electronic Intifada
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新書籍がパレスチナ自治政府への援助がいかにイスラエルのポケットに収まるか示す

デヴィッド・クローニン
The Electronic Intifada
2011年05月18日

10年ほど前、記録がパレスチナで破られた。新たなインティファーダの突発に応じて、外国の政府は、西岸とガザへの彼らの財政貢献を劇的に増加させた。2002年までに、被占領パレスチナ領域は、第二次世界大戦以来、持続する一人当たりベースで開発・人道援助の最大の受取人になっていた。

パレスチナは、近年毎年最大10億ドル与えられ感謝しているのか? 今年早く、わたしがエルサレムとラマッラで交わした会話から、答えはノーと見えるだろう。「わたしたちは、あなたのお金が欲しいのじゃない;連帯が欲しい」と、女のひとりはわたしに語った。他は、対外援助がいかに占領に「包帯するか」、症状のいくつかを緩和するが、核心問題を膿むまま残すと話した。

パレスチナの政治的経済支援で、Sahar Taghdisi-radは、被抑圧者に向けられた支援がいかにしてしばしば抑圧者のポケットに収まることになるのか例証する。「闘争と暴力の文脈で支援が与えられる時、その文脈の一部となる;これ故に、ほとんどのドナーが要求したがっているにも拘らず、闘争への効果は中立のままでない」と、彼女は書く (87) 。

(略:面白いけど長過ぎて)

全文:The Electronic Intifada

 ニッポンの支援についてはこちら:「平和と繁栄の回廊」が占領政策、とりわけ違法入植地存続を促進する危険等について

 例年なら、アトリエを取り囲むアベリアやテイカカズラの剪定を、45リットルのゴミ袋に、1日5袋か6袋ほど満たすのだけれど、被曝を抑えるため今年は、3袋を1日の仕事量の目安としている。ここ、群馬県南部、関東平野の外れで、テイカカズラは花盛り、でも、ハチがいない。チェルノブイリからハチが消えたように... 群馬からも...消えたのか...
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レバノンの日曜日のナクバ行進の感動の拡張フィルム

maureen
2011年05月18日水曜日

‪يوم النكبة ‬ مارون الراس، ‪ حدود لبنان-فلسطين from Andrew Bossone on Vimeo.



レバノンでの日曜日のナクバ行進の19分の新ヴィデオは、その日の感動的シーンを示す。

レバノン南部へのバスに乗って、人びとはその顔にゆるやかな微笑を浮かべ談笑する。道に沿い、女は解放された南部の戦車の前でポーズする。他のものは旅行者に正しい方向を指し示す「パレスチナ、2キロメートル」と示す道路標識の前で写真を撮る。

(略)

若者たちは、彼らの故国を見ようと嬉々として国境に走る - 彼らの多くにとって、彼らが自身の眼でパレスチナを見るのは初めてだ。レバノン軍兵士たちは、彼らの何人かを追いかけ掴んで、彼らを妨げようとする。

(略)

Moe Ali Nayelが、EIの彼の記事で行進について言及した、マルセル・ハリーフェとジュリア・バトゥラスの「Wayn al-Malayeen」のサウンドトラックで伴われる - ヴィデオは、砲火によっても阻止できなかった、若者が国境に向かって石を投げるのを示す。旗とクーフィーエが有刺鉄線フェンスに掛けられ、そして男たちの集団は、国境沿いで祈り、一方他の場面は、医療関係者が負傷者の看護するのを示す。

全文:The Electronic Intifada

 祖国に未だ立つことができない彼らにとって、彼らの手が触れた石が、祖国にあると考えることは幸福に違いない。
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アムネスティがナクバの日の死の調査を求める

2011年05月18日水曜日

エルサレム (Ma'an) -- 日曜日の抗議行動で13人が殺戮された、パレスチナ人とシリア人ドゥルーズに対するイスラエル軍の武力行使に、「完全、公平、独立した調査」が開始されなければならないと、国際人権集団、アムネスティ・インタナショナルは語った。

現在イスラエルとなった、彼らの家々、村々からの1948年の追放を記念していて、パレスチナ難民10人が殺され、他のシリア人ドゥルーズふたりも、帰還権を要求する抗議でゴラン高原を隔てる境界を突破し、イスラエルの発砲により殺され、そして、ガザで殺されたパレスチナ人ひとりは、イスラエル国家創設に伴った戦いで殺されたものたちを記念する抗議行動に加わって殺された。

調査の要請の中でアムネスティは、パレスチナ人ナクバ - 1948年の「大災厄」 - を記すイヴェントを、「『暴動』や、違法にイスラエルに『潜入』する試みとして、そしていくつかの抗議で、デモンストレータがイスラエル部隊に石を投げた」とするその性格づけでイスラエルを批判し、イスラエル当局が「抗議者はイスラエル部隊に発砲したと主張した」いかなる報告も存在しないと特に言及した。

軍隊は「抗議者たちに対し、実弾、ゴム皮膜金属弾、砲弾、催涙ガス弾を発砲することにより」イヴェントに応答し、「兵士らや他の生命に脅威とならない個人を殺戮し不具にする過度の暴力」のひとつとして、応答を性格づけた組織を深刻な懸念に駆り立てる。

原文:Ma'an News Agency

関連記事:「イスラエルは非武装抗議参加者に発砲することで国際法を破った」Middle East Monitor

2011年05月17日火曜日

イスラエルの法律専門家は、週末に非武装抗議者たちに発砲することにより、国の兵士らが「国際法を破った」と語った。(略:アムネスティ記事参照)

ヘルツィリア多分野センターの国際法専門家、Daphne Richmond-Barak博士によれば、民間人への発砲は国際法違反で、ひとたび事件の詳細が明らかにされるなら、イスラエルは、その行動の説明を要求されるだろう。彼女のコメントはエルサレムポストで引用された。

(略)
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