2011年05月23日

MV Finchはまだ立ち往生させられ、供給された水が尽きる

2011年05月22日

エル-アリーシュ、5月22日 (BERNAMA) -- 人道支援を運ぶ貨物船、MV(発動機船) Finchは現在、1週間、エジプト海域のエル-アリーシュ港の外で、立ち往生してきた。そして乗船するそれらは、積み荷が荷揚げされ、陸路、ガザに輸送されるかどうか、明日知るだろう。

乗船するBernamaの記者、ファイザル・ハッサンは、クアラルンプールのマレーシア国立通信社本部に、港湾当局が船に医療支援と清潔な水を送らなかったので、状況は危機的になっていると、SMS経由で知らせた。

「わたしたちの水供給は、いつでもすぐなくなるだろう」と彼は悲嘆にくれた。

ファイザルは、MV Finchに、アリーシュ港に入り停泊を許可するかどうかの決定が、ジャカルタでの、マレーシア外務大臣、Datuk Seri Anifah Amanと彼のエジプト対応者の間での会議に依存するだろうと語った。

(略)

全文:Bernama.com

 マレーシア外務大臣の「対応者」というからには、エジプト外務大臣、ナビル・エル-アラビーの筈、ガザ封鎖終結を優先事項としていたのだから、エジプト軍と対決してきっぱり解決して欲しい。これではムバラクと変わらないではないか。と、いうわけでアーカイヴは以下。

アーカイヴ:エジプト外務大臣:ガザ封鎖終結は優先事項(03月27日)
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ガザ支援船がエジプトから供給入手

2011年5月21日土曜日
ISABELLE LAI
isabellelai@thestar.com.my

ペタリンジャヤ:MV Finchの乗客と乗組員に新鮮な食料と水が提供された。

Perdana Global Peace財団報道官、シャムスル・アズハルは、供給が現在十分と語り、エジプト当局にその支援を感謝した。

「レイチェル・コリーの精神」号としてもまた知られる船は、エジプトのアリーシュ港に停泊されるのを待つ間、過去4日間、錨を下ろしていた。

「現在、すべてがいい。しかしながら、これら活動家の何人かは、海で初めてあまり何日も過ごし、彼らの精神はちょっと低調」と彼は語った。

船が港の待ち受け区域を離れるよう命じられたとの、木曜日のメディア報道について訊かれて、シャムスルは、多くの混乱があったと語った。

「彼らがわたしたちを停泊させなかったということでない。単に、彼らが従わなければならない幾つかの手順があるということだ」と彼は語り、カイロのマレーシア大使館が、エジプト当局と話すことにより補助していたと付け加えた。

(略)

全文:the star online

先行記事:「ガザ封鎖を破るため、フェイスブックとツイッターにこのメッセージを転送して」Global Research.ca

アップデート;モントリオール、5月19日
Global Researchは(北米)東部夏時間午前8時20分に船と接触。

アル-アリーシュのエジプト港湾当局は、水と食糧を約束した。しかし、水と食糧は提供されていない。決定がカイロとテルアヴィヴでなされると意味する、「わたしたちは指示を待っている」。

彼らはまた、船がアル-アリーシュ港の埠頭につくのを許容すると約束した。しかしこれらもまた、カイロから青信号を必要とする空約束だ。そして、カイロはテルアヴィヴの青信号を必要とする。

エジプト政府は、イスラエルのため仕事している。実際、イスラエルの封鎖は、アル-アリーシュからエジプト-ガザ国境まで、エジプト海岸線(土地とエジプト領海)に沿って広がる。(下の地図参照、ガザとの国境は------ で示される)


al_arish_egypt_map.gif

カイロ政府は、テルアヴィヴの事実上の代理人だ。エジプト民衆は、彼らの連帯とガザ封鎖を破る決意を表明してきた。カイロ政府は国際法を無視して行動する。

「レイチェル・コリーの精神」号は、「エジプトの封鎖」を破り、人道物資の輸送を陸路で確実にするため、アル-アリーシュ港に近づくと決めた。


(略)

 本当に「従うべき手順」の問題だけであったかどうか疑わしい。先行記事の運動呼びかけがあったから、「従うべき手順」の問題となった、と考えられる。やっぱり、エジプト旅行は時期尚早かもしれない。ムバラク政権と同様のことを続けるなら、現政権もムバラク政権と同様の運命を辿る。
「アラブの春」を眺めながら「ニッポンの春」は来るのだろうかと考えてみる。民主党政権がよくやっているとは思わない(官僚の思惑に惑わされるな)、が、自民党政権だったなら、もっと酷いことになっただろうと断言できる。東京電力から政治献金を受けていたのは自民党だ。民主党から「政権」を奪い、税金を投入して東京電力を救いたい「腹」が丸見えだ。
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HRWがイスラエルに「ナクバの日」の死の調査要求

RON FRIEDMAN
2011年05月21日

ヒューマン・ライツ・ウオッチは、イスラエル国防軍の実弾使用を非難する;国境の抗議者たちが武装していた、あるいは軍に発砲したとする証拠は全くないと語る。

NGO、ヒューマン・ライツ・ウオッチは、金曜日、イスラエルと国連に「5月15日の軍による抗議者たちの殺害に関する、迅速、徹底的、独立の犯罪捜査」を行うよう呼びかけた。

(略)

全文:The Jerusalem Post

アーカイヴ:アムネスティがナクバの日の死の調査を求める(05月21日)
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イスラエル国防軍はイタマル殺人者を死刑にしたい

2011年05月20日金曜日
Dimi Reider

Haaretzは今朝、軍事検察当局が、イタマル入植地のフォーゲル家族の殺人容疑者ふたりの起訴状の準備を終え、死刑宣告を求めるつもりと報じた。Chaim Levinsonは述べる:

軍は、3月の西岸入植地、イタマルのフォーゲル一家家族5人の殺人者に、どうやら死刑を求めるらしい。これは、1990年代半ば以来、死刑を求める最初となるだろう。

そうした要求は、死刑がイスラエルで現実に執行された唯一のケースが、1962年のナチ戦争犯罪者、アドルフ・アイヒマンのものだったので、おそらく単に象徴だろう。死刑宣告は、国家の初期、時折、テロリストに対して出されたが、常に減刑された。


現在拘置の容疑者ふたりが、本当に殺人者と仮定すれば、そして、彼らが有罪と宣告されると仮定すれば - どちらもしかし確実でない - 3点が考慮されるべきだ:

(略:「容疑者ふたりが、本当に殺人者と仮定すれば」の考察なので)

全文:+972

アーカイヴ:イタマルの殺し屋は見つかったのか?(04月20日)
     :イタマル「解明」まだ不明確(04月20日)
     :社説:短絡な応答(03月22日)
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イスラエルが死海の土地14万ドナム没収計画

2011年05月21日

被占領エルサレム、(PIC)-- イスラエル占領当局は、新プロジェクトが、ユダヤ人入植者らの利益のため使用されるよう、後退した死海の土地、14万ドナム没収を目指すと宣言した。

イスラエル政府資産職員は、その支配を手にし国家資産と宣言するため、死海に沿った土地、土地のいくつかは水の下の、12の請願を提出した。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:イスラエルが「ヨルダン渓谷資源搾取」(05月15日)
     :Ahava死海製品のボイコット効果あり(2009年12月08日)
     :イスラエルが死海沿岸を国家の土地と宣言:Peace Now(2009年07月22日)
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