ジョゼフ・ダナ
アテネ - 木曜日、現地時間午後3時に行われた記者会見で、ガザへの米国船、「希望の豪胆」号主催者は、国際報道陣に彼らの船を公開した。他のイスラエル人ジャーナリスト同様、イスラエルのChannel10のニュースクルーを含む、ジャーナリストおよそ70人が出席した。主催者は、安全な展開と航海を船団にさせるよう、ギリシア政府に挑戦的に求めた。
元米国軍大佐、アン・ライトは米国船を代表して話し、船が航海に適していないというイスラエルの法定組織の非難に続き、ギリシア政府が船の視察を完遂するよう要求した。ライトは、船が航海に適しており「ギリシア政府はイスラエル政府と共謀し、わたしたちの船の航行を遅らせ止めようと試みる」と主張した。
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2011年ガザ行き小艦隊米国船参加者たち、アテネで、2011年6月 (photo: Mya Guarnieri)
米国船乗客のひとり、ピューリツァー賞受賞作家、アリス・ウォーカーは、記者会見で、手紙を読みあげた(船は、3,000通以上のアメリカ人からガザ住民への親書を運ぶ)。手紙のひとつは、微笑の大きなイラストで「微笑んで、世界はみなさんを愛する」とある。ウォーカーは、イスラエルの状況をアパルトヘイト下の南アフリカと比較し、「わたしたちの先祖は、パレスチナ民衆に連帯するのでなく、わたしたちが沈黙して佇んでいたと知ったなら心配するだろう」と語った。主催者は、報道陣が見るよう、手紙何千通もを、船の下甲板に広げる。
記者会見の前、船の主催者は、報道陣を船に招待し、船に危険な積荷があるとするいかなる申し立ても誤っていることを示すため、開かれ露出された。イスラエルのニュースクルーは、あらゆる狭い裂け目も撮影しながら、船を見て回った。
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アーカイヴ:米国:海路ガザに行くな(06月25日)