2011年07月01日
アテネ
木曜日、ガザへの「自由小艦隊 2」 - 10隻の輸送船団、貨物船2隻、市民300人ほど - の米国船、「希望の豪胆」号の乗客たちは、ひっくり返ったアテネの縁の彼らのホテルから現れた。(略)しかし、劇的都市景観は、安全上の配慮のためそれまで秘密にされた、遠方のアテネの港への貸し切りバスに乗り込む時、殆ど乗客の注意を惹かなかった。
(略:長いので先を急いで)
米国の記者会見の前日、小艦隊のアイルランド船、MV Saoirseは、トルコに停泊中、破壊されたと発表した。 船のプロペラが、損害で2万ユーロ以上を被る、改ざんがなされた。そして、Irish Timesによれば、その2日前、ギリシア・ノルウェー・スウェーデンの主催者たち共同出資の船のプロペラもまた、アテネの港で、伝えられるところでは水中ダイバーにより破壊された。
(略)
イスラエル当局は、任務が「反-イスラエル国家関係離れ業」と主張する。それが問題であるなら、PR戦は、メディア戦争で優勢を維持した小艦隊主催者に、大規模に実際的出演をもたらした。(略)
(略:米国船に対する破壊の企てがなかったわけでなく、それは「耐航性」の問題として現れた)
ギリシア当局は、その苦情への応答にしろ、イスラエル政府の圧力故であれ、金曜日以来、米国船を厳密に調べてきた。元イスラエル空軍パイロットで、反-占領レフューザニック(兵役拒否者:訳注)、「希望の豪胆」号乗組員メンバーの活動家、ヨナタン・シャピラは、「この苦情が、耐航性に関するものでなく、船がアテネの港を出航するのを止める企てであることは明白だ」と論じた。木曜日、イスラエル空軍卒業式で話して、ネタニアフ首相は、ギリシア首相に、「小艦隊挑発」を妨げる助力を感謝した。
(略)
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アテネ都心のスタンレー・ホテルのエアコンのきいた会議室で、86歳のホロコースト生存者、ヘディ・エプスタインと、ピューリッツア賞受賞作家で活動家、アリス・ウォーカーは、イスラエル特攻隊が船に乗り込んできた時、彼らが使用を計画する非暴力戦術をリハーサルして、他の米国乗客と共に歌い、拍手した。
(略)
乗客の多くは、彼らが既に、任務:ガザ状態に関する関心を高める、主たる目的を達成したと考える。米国船乗客でワシントンDCシンクタンク、公正な外交政策の政策部長、ロバート・ネイマンは、 「実際のところ、わたしたちは既に勝ったということだ。国際報道機関は、封鎖とガザについて話している。イスラエル軍当局社会と残りのわたしたちが生きる社会の間の矛盾は、誰もが見るよう暴露された」と、語った。
(略:まだまだ長い)
全文:The Nation