2011年07月20日

小艦隊日誌:特攻隊に囲まれてバケツの航行

2011年07月19日

ガザに向けギリシアから出航したガザ小艦隊最後の唯一の生き残りからアミラ・ハスが報じる。
Amira Hass, Anshel Pfeffer and Reuters

異なるサイズ、異なるタイプ、戦艦3隻と特攻隊船7隻が、昨日、岸から3海里の尊厳 - アル-カラメ(敬意)という小さなバケツを拿捕するため、緊急発進された。

「自由小艦隊」の乗組員3人とジャーナリスト3人と共に、市民10人のガザ港到達を妨げる:任務遂行のため、早朝、少なくとも兵士150人が海に送られた。

(略)

2998510556.jpg
特殊部隊が船を拿捕した後の活動家たち、2011年7月19日
Photo by: IDF spokesperson

ベンヤミン・ネタニアフ首相は、火曜日夜、イスラエル国防軍参謀長を呼び、フランスのヨット、尊厳 -アル-カラメの拿捕の成功で彼を祝福した。ネタニアフは、暴力もなく死傷者もなしで作戦を終わらた海軍兵士と他の部隊を称賛した。

(略)

フランスのヨットは、ガザ港に向けた航行の航路を変えるようにとのイスラエルの要求に従うのを拒絶して、火曜日、イスラエル海軍により拿捕された。

(略)

ガザ解放運動のグレタ・ベルリンは、尊厳 -アル-カラメが、ギリシアを離れることができるように、先立って、エジプト、アレキサンドリアを目的地として宣言し、次に、ルートをガザに変えたと語った。これは正当な行為だったと彼女は語った。

全文:Haaretz.com

 つまりイスラエル海軍は、マヴィ・マルマラのような大きな船に対しては余裕もなく機関銃を発砲するが、バケツのような小さなヨットには、余裕をもって対処できると示した、の、だろうか。
posted by mizya at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

尊厳/アル-カラマ号の活動家16人

2011年07月19日

ガザからちょうど60マイルでイスラエル軍に乗り込まれたフランスヨット、尊厳/アル-カラマは、自由小艦隊 IIの、カナダ、フランス、ギリシア、スウェーデン船の代表団を乗せていた。活動家たちとジャーナリスト3人と共に、乗組員2人、Yannick VoisinとHilaire Folacciを、尊厳/アル-カラマ乗船の総数人員、異なる6ヵ国の16人を運ぶ船に乗り組ませる。

乗船のフランス人活動家7人は:

名誉使節(元フランス議会議員)、Jean Claude Lefort、フランス共産党のメンバーで1988年から2007年までVal-de Marne地区の議会代表;現在フランス-パレスチナ連帯協会 (AFPS) 会長。

ヨーロッパ生態系委員会執行メンバー (The Greens) 、Jérôme Gleizes、ヨーロッパエコロジー多国籍委員会 (Ecologie – Les Verts) の代表で、「Ecorev」誌出版ディレクター。

Claude Léostic、AFPS(フランス-パレスチナ連帯協会)副会長で、「ガザへの船」フランス・キャンペーンと、小艦隊国際調整委員会フランス・キャンペーン、両方の代表。パレスチナ問題に向けた先立つ経験として、彼女は、パレスチナ入域を否定されることとなった、2002年、ラマッラのアラファト大統領住居で、彼が攻囲下にあった時の、インタナショナルズ(国際人)集団に加わった。2009年に、彼女はまた、エジプト当局にラファでガザ入域を止められた、ガザへの自由行進を調整した。

船長で政治家、Jo Le Guen、大西洋を何度も、2回は単独で帆走した、生態系協会「Keep it Blue(ブルーに保て)」の代表で、エコロジーとの関わりでよく知られている。

出版業者、Yamin Makri、パレスチナ民衆支援の「集団69」のメンバー、1983年、Beurs(フランスの北アフリカ住人)の行進主催者のひとり。

そして、Thomas Sommer-Houdeville、パレスチナ民衆保護国際市民キャンペーン (CCIPPP) の調整者で、「ガザへのフランス船」キャンペーン代表、月曜日夜、乗船を果たした。(略) 2003年、彼は、アメリカ占領をモニタする「占領監視」を共同設立するため、イラクで数カ月を過ごした。2006年、彼は、レバノンへの代表団に加わり、侵攻の間、イスラエルの攻撃をモニタした。2010年、彼はまた、数日間のイスラエル刑務所入りをもたらした、第1自由小艦隊に参加した。彼は、彼の経験を綴った書籍「小艦隊:国際連帯とガザ沿岸の海賊国家」を出版した。

彼らと共に:Stéphan Corriveau、カナダ船「タフリール」のコーディネータ。Dror Feiler、テルアヴィヴ生まれのユダヤ人で、スウェーデン国籍、「ガザへの船」スウェーデン・キャンペーンの代表で、「平和のためのヨーロッパユダヤ人」組織の会長でもある。(略)ギリシア人社会学者、Vangelis Pissiasは、第1自由小艦隊の主催者のひとりで、また昨年乗船していた「ガザ船-ギリシア」の代表である。(略)そして、Oummeya Naoufel Seddik、地中海両岸の市民権のためのチュニジア連盟 (FTCR) のメンバーで、チュニジア大統領、ベンアリの独裁と活動的に闘った。(略)

乗船のジャーナリストは、Ayyache DerradjiStéphane Guida、Al Jazeeraの通信員とカメラマン、同様に著名なイスラエル人ジャーナリスト、イスラエル新聞、Haaretzで報じるAmira Hass、彼女は、占領下で生きるパレスチナ人の状況について、何年にも渡り、印刷された数えきれない記事を持つ。(略)

全文:Palestine News Network
posted by mizya at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラエル海軍がガザ行きフランス船を拿捕し乗り込む

2011年07月19日

ベツレヘム (Ma'an) -- イスラエル海軍は、火曜日、ガザ回廊に近づいたフランス旗を掲げた「尊厳/アル-カラメ」船を拿捕し、乗り込んだ。

少なくともイスラエル軍用船3隻が、領域へのイスラエルの封鎖を破ろうとする、ガザに接近したヨットを取り囲んだと、主催者は火曜日、AFPに語った。

イスラエル海軍は、すべての外交ルートを「使い尽くした」が、船は要請を無視したと語った。海軍は次に、船の支配を奪い、アシュドッド港にひいて行っている。

拿捕に続き、乗客の健康が調べられ、食べ物と飲み物が勧められたと、軍隊声明は述べた。

(略)

「船は、少なくともイスラエル船3隻に囲まれており、午前9時6分以降、コミュニケーションすべてが妨害されている。わたしたちは、電話でもインターネットでも、彼らに連絡できない」と、主催者のひとり、Julien Rivoireは、パリから電話で語った。

「わたしたちは、フランス政府に、責任を果たし、乗客を保護し、イスラエルに暴力に頼らないよう要請するよう、求める」。

(略)

全文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:ガザ封鎖終結ヨーロッパ・キャンペーンがフランス船「尊厳」号の出航確認(07月06日)
posted by mizya at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする