2011年07月21日

イスラエルが非-暴力を除外:ネタニアフの狂気の方式

Jonathan Cook - ナザレ

先週、イスラエルや被占領地のその入植地へのボイコット呼びかけを違法とするボイコット法案を可決した時、イスラエル議会に、最も有効なコメントをしたのは、アラブ議員だった。アフマド・ティビは尋ねた:「平和活動家やパレスチナ人が、占領に反対するためすることが許されるのは何か? あなた方が同意できる何かあるのか?」

(略:長い)

ベンヤミン・ネタニアフ政権により支持されたボイコット法は、2つの点でこの立法襲撃で転機を記す。

第一に、自由な発言の権利:いかなる民主的システムのかなめ石も破壊する。 新法は、強奪されたパレスチナの土地に住むユダヤ人入植者50万人のとどまるところを知らない支配力を打ち返すために、イスラエル人とパレスチナ人にとって、非-暴力の政治的プログラム - ボイコット - を提唱することを、違法とする。

(略)

等しく重要なのは、法が、刑事犯罪というよりむしろ新型民事犯罪を創出することだ。国家が、告訴を開始することはないだろう。代わりに、ボイコット法を実施する仕事は、入植者とその弁護士に外注されている。ボイコットを支持する誰もが、 - またしても比類なき - 彼らが実際に被った損害を証明する必要のない、入植者自身により賠償で訴えられ得る。

(略)

人権弁護士たちは、このような法は、民主主義世界の何処にもないと指摘する。議会の本来保守的法律顧問、Eyal Yinonでさえ、法の目的を「40年以上、イスラエルでの政治的討論の中心だった議論」を止めると評価した。しかし、イスラエル人の半数以上が、これを支持し、31パーセントのみが反対する。

ボイコット法を引き出した、妄想的、自己を哀れむ世界観は、支持された短いヴィデオ「広告」で、今月、巧妙に説明され、ことによると、イスラエルのハズバッラ、あるいはプロパガンダ省により資金提供された。相応しいことに、それは精神科医の診察室で起こる。

若い、精神的外傷を負う女が、有名なロールシャッハテストで隠されたイメージを解読する。(略:ヴィデオの説明は病めるイスラエルの説明に通じている、長い)

ヴィデオの女の狂った情緒を反映して、イスラエル首相、ベンヤミン・ネタニアフは、多数の小艦隊を「イスラエルの生存権を否定」し、その安全を脅かすと糾弾した。

(略)

ネタニアフのコメントは、妄想的に聞こえるが、ボイコット法のような措置や小艦隊へのヒステリックな過剰反応の狂気への方式があるかもしれない。

これらのイニシアティヴは、ティビが指摘するように、占領に非-暴力で反対する余地を残さない。受賞のインド作家、アルンダティ・ロイは、非-暴力は本質的に「一遍の劇場作品、聴衆を必要とする。聴衆がいないなら何ができよう?」と述べた。

ネタニアフとイスラエル右派は、この点を理解している。彼らは慎重に、反体制のイスラエル人、パレスチナ人、国際活動家たちが、彼らの抗議を上演しようと望むあらゆる演壇を解体している。彼らは、ボイコットの形態であれ連帯の訪問であれ、平和的で非-暴力の抵抗の繋がる組織を不可能にしている。開いて残されている唯一の道は、暴力である。

(略:長いので飽きてしまった)

全文:The Palestine Chronicle
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イスラエル国防軍士官:西岸入植地のイェシヴァは「ユダヤ・テロリズム」をかくまい閉鎖されなければならない

2011年07月17日

GOC中央司令部のアヴィ・ミズラヒは、イツハルのイェシヴァ(タルムード学院)指導者らの見解が、民主主義に調和しないと語る。
Anshel Pfeffer

GOC中央司令部のアヴィ・ミズラヒは、土曜日、論じられるべきテロの根源として機能するので、西岸入植地、イツハルのイェシヴァが閉鎖されなければならないと語った。

(略)

ミズラヒは、西岸のパレスチナ住人に対する入植者らの攻撃を、「ユダヤテロ」と性格付け、そのような事件の発生阻止で、保安部隊を支持するため、より多くのことをするよう裁判所に嘆願した。

(略)

全文:Haaretz.com
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マードックにとって悪いニュースはパレスチナにとって良いニュース

オマル・ラドワン
2011年07月20日水曜日

ルパート・マードックの発行会社、News International を非難する電話ハック・スキャンダルは、日々、大きくなり、鎮まる気配は全くない。イギリス政治への影響は、非常に静かとはいえ革命に例えられ、「イギリスの春」のことばが使われてきた。イギリス政府は、労働党・保守党どちらも、絶えず彼にへつらい、彼に合うよう政策を変える、ルパート・マードックと彼のメディア帝国の奴隷であった。首相になる前、トニー・ブレアは、マードックの支持を得る目的のためだけに、オーストラリアに旅した。(略)

これはしかしながら、氷山の一角に過ぎなかった。トニー・ブレアの元補佐官のひとりは、ブレアが、マードックに、彼への相談なしに変えることはないとする、ユーロ懐疑論強硬路線を約束する、政府のヨーロッパ政策に関する拒否権を与えたと主張する。(略)

(略)

スキャンダルは、イギリスのエリートとマードックメディア帝国との居ごこちのよい関係を白日の下に暴露した。これは、月曜日、2009年の電話ハック発覚を調査しなかった、首都警察副長官、ジョン・イェイツと共に、イギリス警察長官、ポール・スティーヴンソンが、News Internationalとの関係で辞任を余儀なくされた時に見られた。(略)

このスキャンダルの影響とマードックの恩寵からの落下は、世界中で感じられるだろう。パレスチナに関する限り、マードックにとって悪いニュースは、彼らにとって良いニュースであるしかない。マードックの深く抱かれたイスラエルへのシンパシーとパレスチナに向けた彼の敵意は、明確に見て取れる。彼のタブロイド新聞は、イスラームフォービアとパレスチナに対する憎悪をかき立てる実績を持つ。これは、ごく最近、ラーイド・サラ首長が、イギリスを訪問し、ねつ造の反-セミティスム(ユダヤ主義)容疑で逮捕されたとき見られた。The Sunは、彼を「憎悪の伝道者」と呼び、彼に対する中傷キャンペーンの先頭に立った。ラーイド・サラ首長逮捕の問題に関し、マードック報道陣とデヴィッド・キャメロンは、完全な合意にあった。両方が、イスラエルの汚い仕事をするため、無実の男を犠牲にするよう準備された。

(略:まだまだマードックの新聞がばらまいたパレスチナへの憎しみを煽る故意の誤報記事が続く、長い)

全文:Middle East Monitor

アーカイヴ:パレスチナ系イスラエル人指導者が英国で保釈(07月17日)

 ラーイド・サラ首長の保釈には、なるほど、マードックのタブロイド紙廃刊が必要だった? メディアの独占を許すことは民主主義の放棄に等しい。頑張れ、英国市民。
posted by mizya at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする